オンキヨー、高音質化を図ったコンパクトオーディオシステムのリミテッドモデルを発売
オンキヨー(株)は、CD/FMチューナーアンプ「CR-D1」ならびにスピーカーシステム「D-112E」のリミテッドモデルとして、「CR-D1LTD」、「D-112ELTD」の2製品を9月1日より発売する。
■CD/FMチューナーアンプ CR-D1LTD 73,500円(税込)
2006年7月に発売されたCR-D1(関連記事)をベースに、さらなる音質向上を図ったリミテッドモデル。CDプレーヤー、FMチューナー、デジタルアンプを一体化した、幅20.5cmのコンパクトなモデルだ。
定格出力は40W+40W。CR-D1同様、フラッグシップアンプでも採用する「VL Digital」技術を搭載し、A/D変調時に発生するノイズを上下が対称な波形で互いに相殺することで、正確なパルス幅変調を実現している。
リミテッドモデルでは新たに、リブを設けて強度を向上したアルミニウムパネルを側板に採用したほか、1.2mm厚のスチール素材を天板に使用。さらに、底板には二重構造を採用し剛性を高めている。また、肉厚のアルミ削り出しによるボリュームつまみ、ラバーコーティング仕様のCDトレイなど、音質に影響する振動を抑える設計が各所に盛り込まれている。
その他、新規開発のカスタムコンデンサや金メッキ仕様のRCAピン端子/フロントミニ端子、リアパネルに強固に固定できるようネジを3本使用した新設計の金メッキ仕様のスピーカーターミナルなど、細部にわたりブラッシュアップが施されている。
■スピーカーシステム D-112ELTD 60,900円/ペア(税込)
2006年4月に発売された小型スピーカーD-112Eのリミテッドエディションモデル。前記CR-D1LTDとの組み合わせ推奨スピーカーとして開発された。
ウーファーユニットは、A-OMFモノコック振動板を採用。従来、別パーツで装着されるセンターキャップを廃し、変曲点のない椀形状に一体成型することで、軽量化と剛性の向上を実現し、分割振動を抑えることに成功している。
トゥイーターは、外径30mm/内径18mmのリング型振動板を直径25mmのボイスコイルで駆動することで、振動板中央部を駆動ポイントとする「バランスドライブ構造」を採用。この構造により20kHz周辺においてもスムーズに駆動できるようになり、分割振動を大きく低減しているという。
また、低音増強技術として「AERO ACOUSTIC DRIVE」を採用。バスレフダクトをスリット状にすることで、一般的な丸い穴のダクトで問題になりやすい音質に影響する低音の「こもり」やノイズの放出を防ぎ、高品位な低音再生を実現しているという。また本機は、ダクト部をキャビネットから分離する二分割構造により、お互いの振動の影響を抑え、ノイズ放射をさらに低減している。
キャビネット内容積は4.2リットルから4.5リットルに拡大。バスレフダクトの開口部の高さを拡げ、「よりパワフルで余裕のある低音のエネルギー感」を目指したチューニングを施しているという。フロントバッフルと側板は厚みを増やし、キャビネットの不要な振動の抑制を図っている。さらに、振動板を支えるダンパーには新形状のダンパーを採用し、柔軟性を高めて微小信号への応答性を向上し、ヴォーカル帯域の表現力を高めているという。
【問い合わせ先】
オンキヨー株式会社
コールセンター
TEL/050-3161-9555
(Phile-web編集部)
■CD/FMチューナーアンプ CR-D1LTD 73,500円(税込)
2006年7月に発売されたCR-D1(関連記事)をベースに、さらなる音質向上を図ったリミテッドモデル。CDプレーヤー、FMチューナー、デジタルアンプを一体化した、幅20.5cmのコンパクトなモデルだ。
定格出力は40W+40W。CR-D1同様、フラッグシップアンプでも採用する「VL Digital」技術を搭載し、A/D変調時に発生するノイズを上下が対称な波形で互いに相殺することで、正確なパルス幅変調を実現している。
リミテッドモデルでは新たに、リブを設けて強度を向上したアルミニウムパネルを側板に採用したほか、1.2mm厚のスチール素材を天板に使用。さらに、底板には二重構造を採用し剛性を高めている。また、肉厚のアルミ削り出しによるボリュームつまみ、ラバーコーティング仕様のCDトレイなど、音質に影響する振動を抑える設計が各所に盛り込まれている。
■スピーカーシステム D-112ELTD 60,900円/ペア(税込)
2006年4月に発売された小型スピーカーD-112Eのリミテッドエディションモデル。前記CR-D1LTDとの組み合わせ推奨スピーカーとして開発された。
ウーファーユニットは、A-OMFモノコック振動板を採用。従来、別パーツで装着されるセンターキャップを廃し、変曲点のない椀形状に一体成型することで、軽量化と剛性の向上を実現し、分割振動を抑えることに成功している。
トゥイーターは、外径30mm/内径18mmのリング型振動板を直径25mmのボイスコイルで駆動することで、振動板中央部を駆動ポイントとする「バランスドライブ構造」を採用。この構造により20kHz周辺においてもスムーズに駆動できるようになり、分割振動を大きく低減しているという。
また、低音増強技術として「AERO ACOUSTIC DRIVE」を採用。バスレフダクトをスリット状にすることで、一般的な丸い穴のダクトで問題になりやすい音質に影響する低音の「こもり」やノイズの放出を防ぎ、高品位な低音再生を実現しているという。また本機は、ダクト部をキャビネットから分離する二分割構造により、お互いの振動の影響を抑え、ノイズ放射をさらに低減している。
キャビネット内容積は4.2リットルから4.5リットルに拡大。バスレフダクトの開口部の高さを拡げ、「よりパワフルで余裕のある低音のエネルギー感」を目指したチューニングを施しているという。フロントバッフルと側板は厚みを増やし、キャビネットの不要な振動の抑制を図っている。さらに、振動板を支えるダンパーには新形状のダンパーを採用し、柔軟性を高めて微小信号への応答性を向上し、ヴォーカル帯域の表現力を高めているという。
【問い合わせ先】
オンキヨー株式会社
コールセンター
TEL/050-3161-9555
(Phile-web編集部)
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