<TIAS2007>GOLDMUND新モデルが登場 − アクシスはTHIEL「CS 3.7」など出展
ここでは、ステラヴォックス/ゼファンと、ガラス棟に同ショウ最大のスペースのブースを構えるアクシスの展示内容をご紹介しよう。
●ステラヴォックス/ゼファン
ステラヴォックスは、超高級ブランドの製品を数多く展示。試聴コーナーも数カ所に用意されている。まず、スイスGOLDMUND製品では、CDプレーヤー「EIDOS 18CD-G」「MIMESIS SR CD3-G」、プリメインアンプ「MIMESIS 330L」、モノラルパワーアンプ「TELOS 150L」などに注目。これらはいずれも100万円以下で、同ブランドとしては比較的購入しやすい価格帯の製品だ。なお、モデル名末尾に「G」「L」が付いていることからも分かるとおり、これらは既存モデルをブラッシュアップした新世代機となっている。
スピーカーでは、南アフリカ「VIVID AUDIO」の有機的なデザインの製品が異彩を放つほか、スイス「Pawel Acoustics」社の製品もプッシュ。ブックシェルフ(スタンド付属)ながらペア168万円と高価格な「ELEKTRA」や、参考出品として「ARAVELLA」が展示された。このほか、おなじみのブランド「ACOUSTIC ZEN」の製品も見ることができた。
KABからは、新たにフォノイコライザー「EQS MK 12」が登場。SP盤から現代盤まで、11種類のイコライジングカーブが設定されており、RIAAカーブ以外で録音されたアナログ盤でも、正確なトーンバランスで再生することが可能。ハイカレント電源を別筐体とし、本体にはスティールシャーシを採用してシールドを強化。このほか高品位デバイスを採用することで、音質向上を図っている。価格は45万円(税別)。
超高級アナログターンテーブルブランドとして名高いロルフ・ケルヒからは、実に670万円というプライスタグが付けられたモデル「Reference Double Drive」が展示され、その価格はもちろん、筐体の巨大さも注目を浴びていた。
ステラヴォックスと一体になっているゼファンブースでは、参考出品ながら、VIOLAのA級モノラルパワーアンプ「LEGACY」に注目したい。出力は100Wという。また、GERMAN PHYSIKSのユニークなスピーカー「Trobadour 80」も、その特異な外観に注目が集まっていた。価格は290万円/ペア(税別)。
さらに、新星ブランド「AUDIO MACHINA」からは、2作目となる「The PURE System」が登場。3年ぶりの新製品で、世界最高の強度を誇るエンクロージャーを採用しているとのことで、ミッドレンジ・スーパートゥイーター部とサブウーファー部からなる2ピース・モジュラー構造となている。価格は420万円(税別)。
●アクシス
ガラス棟5Fのアクシスブースは、同ショウの中で最大の面積を確保。広大なブース内に、ACOUSTIC ENERGY、AcousticPlan、Ayre、FM Acoustics、KRELL、lumenwhite、THIEL、WADIA、WEISSなど、同社取り扱いブランドの新製品をゆったりと展示していた。
KRELLはEvolutionシリーズを中心に展示。WADIAでは、SACD/CDプレーヤー「581/581i」が注目株だ、同製品は天板を外したモデルも用意され、内部構造を確認することができた。
また、AyreはCDプレーヤー「CX-7e」やプリメインアンプ「AX-7e」などを中心に展示。さらに、FM Acousticは展示モデルは少なかったものの、パワーアンプ「FM411 MKII」などを見ることができた。
THIELでは、新モデル「CS3.7」が、その特異な外観で注目を集めていた。キャビネットヘッドはアルミニウム成型で、制振効果や音の回折除去に効果をもたらすという。また、フロントバッフルはパイオニアのEXシリーズのように傾斜が付けられ、ウーファーとミッド/ハイ間の時間整合が図られている。
トゥイーターとミッドレンジユニットは同軸配置。ミッドレンジのダイヤフラムはフラットな形状で、これも回折効果を防ぐための工夫という。また、ウーファーにも神経上の軽量な振動板が用いられ、マグネットやスタビライザーなども工夫することで、歪みを通常のものの1/10程度に抑えているという。
取材時の試聴デモでは、ショウ直前に届いたばかりという、KRELLのスピーカー第2弾モデル「Modulari DUO」の音出しが披露されていた。
(Phile-web編集部)
●ステラヴォックス/ゼファン
ステラヴォックスは、超高級ブランドの製品を数多く展示。試聴コーナーも数カ所に用意されている。まず、スイスGOLDMUND製品では、CDプレーヤー「EIDOS 18CD-G」「MIMESIS SR CD3-G」、プリメインアンプ「MIMESIS 330L」、モノラルパワーアンプ「TELOS 150L」などに注目。これらはいずれも100万円以下で、同ブランドとしては比較的購入しやすい価格帯の製品だ。なお、モデル名末尾に「G」「L」が付いていることからも分かるとおり、これらは既存モデルをブラッシュアップした新世代機となっている。
スピーカーでは、南アフリカ「VIVID AUDIO」の有機的なデザインの製品が異彩を放つほか、スイス「Pawel Acoustics」社の製品もプッシュ。ブックシェルフ(スタンド付属)ながらペア168万円と高価格な「ELEKTRA」や、参考出品として「ARAVELLA」が展示された。このほか、おなじみのブランド「ACOUSTIC ZEN」の製品も見ることができた。
KABからは、新たにフォノイコライザー「EQS MK 12」が登場。SP盤から現代盤まで、11種類のイコライジングカーブが設定されており、RIAAカーブ以外で録音されたアナログ盤でも、正確なトーンバランスで再生することが可能。ハイカレント電源を別筐体とし、本体にはスティールシャーシを採用してシールドを強化。このほか高品位デバイスを採用することで、音質向上を図っている。価格は45万円(税別)。
超高級アナログターンテーブルブランドとして名高いロルフ・ケルヒからは、実に670万円というプライスタグが付けられたモデル「Reference Double Drive」が展示され、その価格はもちろん、筐体の巨大さも注目を浴びていた。
ステラヴォックスと一体になっているゼファンブースでは、参考出品ながら、VIOLAのA級モノラルパワーアンプ「LEGACY」に注目したい。出力は100Wという。また、GERMAN PHYSIKSのユニークなスピーカー「Trobadour 80」も、その特異な外観に注目が集まっていた。価格は290万円/ペア(税別)。
さらに、新星ブランド「AUDIO MACHINA」からは、2作目となる「The PURE System」が登場。3年ぶりの新製品で、世界最高の強度を誇るエンクロージャーを採用しているとのことで、ミッドレンジ・スーパートゥイーター部とサブウーファー部からなる2ピース・モジュラー構造となている。価格は420万円(税別)。
●アクシス
ガラス棟5Fのアクシスブースは、同ショウの中で最大の面積を確保。広大なブース内に、ACOUSTIC ENERGY、AcousticPlan、Ayre、FM Acoustics、KRELL、lumenwhite、THIEL、WADIA、WEISSなど、同社取り扱いブランドの新製品をゆったりと展示していた。
KRELLはEvolutionシリーズを中心に展示。WADIAでは、SACD/CDプレーヤー「581/581i」が注目株だ、同製品は天板を外したモデルも用意され、内部構造を確認することができた。
また、AyreはCDプレーヤー「CX-7e」やプリメインアンプ「AX-7e」などを中心に展示。さらに、FM Acousticは展示モデルは少なかったものの、パワーアンプ「FM411 MKII」などを見ることができた。
THIELでは、新モデル「CS3.7」が、その特異な外観で注目を集めていた。キャビネットヘッドはアルミニウム成型で、制振効果や音の回折除去に効果をもたらすという。また、フロントバッフルはパイオニアのEXシリーズのように傾斜が付けられ、ウーファーとミッド/ハイ間の時間整合が図られている。
トゥイーターとミッドレンジユニットは同軸配置。ミッドレンジのダイヤフラムはフラットな形状で、これも回折効果を防ぐための工夫という。また、ウーファーにも神経上の軽量な振動板が用いられ、マグネットやスタビライザーなども工夫することで、歪みを通常のものの1/10程度に抑えているという。
取材時の試聴デモでは、ショウ直前に届いたばかりという、KRELLのスピーカー第2弾モデル「Modulari DUO」の音出しが披露されていた。
(Phile-web編集部)
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