菅野沖彦氏の“録音の歴史”をまとめた「菅野レコーディングバイブル」が発売中
菅野氏の録音を三期に分けてその流れを分析した読み物に加え、氏が録音を手掛けたLP/テープ/CD/SACDを年代順に並べたディスコグラフィー、氏が主宰したレーベル「オーディオ・ラボ」のレコードリストなどの貴重な資料も掲載。特に優れたディスクを選出し、録音という観点からその音質や音楽性を評価する試聴レポート“菅野録音ベスト・オブ・ベスト”も掲載している。
さらにセレクションディスク(CD/SACDハイブリッド)も付属しており、菅野氏の録音を実際にその耳で体験することができる。是非お手に取ってみてはいかがだろうか。
■付属ディスク収録曲
1.ボタームンド〜シュタルケル:パガニーニの主題による変奏曲(1970)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
2.J.S.バッハ:オルガン・コラール「人よ汝の罪の大いなるを嘆け」(1971)
アマデウス・ウェーバージンケ(オルガン)
3.J.S.バッハ〜シロティ:前奏曲ロ短調(1972)
宮沢明子(ピアノ)
4.ショパン:夜想曲(作品9)第1番(1973)
宮沢明子(ピアノ)
5.武満徹:エクリプス(1970)
横山勝也(尺八)、鶴田錦史(琵琶)
6.エル・チョクロ(1970)
高橋忠雄(指揮)、グラン・オルケスタ・ティピカ・ケンウッド
7.嘘は罪(1974)
世良譲&ヒズ・フレンド
8.ミーン・トゥ・ミー(1974)
世良譲&ヒズ・フレンド
9.ホワット・イズ・ゼア・トゥ・セイ〜ハロー・ドーリー(1973)
マーサ三宅
10.ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミー(1978)
増田一郎クインテット
11.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(1978)
増田一郎クインテット
12.クライ(1980)
西条孝之介
13.アイ・リメンバー・クリフォード(1981)
西直樹、高橋達也
(Phile-web編集部)