【営業部長の2008年<ピュアオーディオ編>】オーディオリファレンス 木口巌氏

公開日 2008/05/07 19:42
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勉強会や試聴会を通じ
製品の特長を確実に伝えていく



(有)オーディオリファレンス 代表取締役社長 木口巌氏
「当社を初めて10年、RFを含め、オーディオ業界に携わって35年になります。この間約十年周期で変化が訪れたような気がします。APラボ(元オーディオプリズム)のバイロン・コレットによると、アメリカではホームシアターが停滞し、デジタルの2チャンネルも限定されたマーケットになり、かわって、アナログ機器が人気を集めているようです。デジタルのフォーマット変化が激しすぎるためでしょう」と語るのは、オーディオリファレンスの木口氏。ハイエンドを見続けてきただけに、発言に重みがある。

「リターナー層でも手の出せる価格帯のものの動きがいいですね。当社ですとオニキスのプリメインと、CDプレーヤーは確実にその層に評価され始め、現在バックオーダーを抱えています。それと評価されているのはダッサン。このブランドと、5.1チャンネルアンプD-9は注目されています。販売店でのSACDマルチのイベントをすると、皆さん未体験の方が多く、感動されますし、実際にセールスにつながっています。今後はアナログターンテーブル・ブランドの導入や、オニキスの次の製品を予定しています。販促策としては、地道に販売店の試聴会を続けることと、売り場担当者に体験していただき、その製品のいい部分、悪い部分を理解していただくような、勉強会や試聴会をやっていくことです」と語っている。

(Senka21編集部)

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