アキュフェーズ、セパレートアンプのベーシックモデル「C-2110/P-4100」を発売
アキュフェーズ(株)は、セパレートアンプのベーシックモデルに位置づけられるプリアンプ「C-2110」、ステレオパワーアンプ「P-4100」を6月下旬より順次発売する。
■プリアンプ「C-2110」 6月下旬発売/¥472,500(税込)
本機は2004年発売のプリアンプ「C-2000」の後継機となるモデル。上位機にあたる「C-2810」「C-2410」に投入された同社の独自技術が惜しみなく投入されている。
「AAVA方式ボリューム・コントロール」では、増幅部と音量調整機能を一体化させ、機械的な接点が存在しない構成を採ることにより、音量調整時における周波数特性の変化や左右の音量誤差が発生しないという特徴のほか、優れたSN比、超低歪率の実現、または左右で極小のクロストークというメリットを得ることができる。またAVAAを信頼性の高い電子部品類で構成することにより、機械的な消耗がなく、その性質や音質を長期に渡り維持することができる点も特徴となる。
電源トランスやフィルター・コンデンサーなどの電源部は左右独立構成とし、ライン入力、バランス出力、AAVAなどの回路を構成するユニットアンプはボード内で左右に分離させ、マザーボード上に配置し固定させている。モノ・コンストラクションの採用により、アンプ相互間の電気・物理的な干渉を徹底的に防いでいる。
プリアンプの標準ゲインは18dBとしているが、本機では全体のゲインを12/18/24dBの3種から選ぶことができ、フロントパネルに切り替えスイッチを配置している。
入出力やファンクションなどの切り替え位置にはリレーを設置。最短でストレートな信号経路構成とし、さらにリレーを電子的にコントロールするロジック・リレーコントロール方式を採用することで、高音質と優れた長期安定性を確保している。
フロントパネルにはPHASEボタンを設け、各入力ポジションに対応した位相設定を可能にしている。また接続ケーブルを変えることなく、簡単に他のプリアンプを活用できるEXT PRE機能や、レコーダーを接続して録音・再生が楽しめるようレコーダー・スイッチも装備する。
本体には音質を重視した2段ダーリントン・シングルエンド・プッシュプルのヘッドホン専用アンプを搭載。出力はメインボリュームで可変することができる。またリアパネルには2枚のオプションボード増設用のスロットを搭載し、デジタル入力ボード「DAC-20」、アナログディスク入力ボード「AD-20」、ライン入力ボード「LINE-10」など、3種類のボードを用途に応じて設置できる。
入力はRCAを6系統、バランスを2系統搭載し、出力はRCAを2系統、バランスを1系統、レコーダーを1系統としている。
■パワーアンプ「P-4100」 7月上旬発売/¥493,500(税込)
同社のパワーアンプ「P-7100」「M-6000」に搭載された同社の独自技術を受け継ぐステレオパワーアンプのベーシックモデル。
出力段はPc 220Wのトランジスターをチャンネルあたり3ペア使用したパラレル・プッシュプル駆動とし、アンプ出力の低インピーダンス化を実現。高音質化と安定した動作を確保するため、筐体の外部左右に設けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、1Ωの超低インピーダンス負荷で500W/chを達成している。またチャンネルあたり360W/2Ω、180W/4Ω、90W/8Ωと、負荷インピーダンスに対してリニアなパワーを実現したことで、超低インピーダンスのスピーカーやインピーダンスのうねりが激しいスピーカーも安定してドライブすることができる。
アンプ全体の構成には、最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用。入力信号経路をフルバランス伝送とし、高能率スピーカーを使用する際、残留ノイズの低減に真価を発揮するゲイン・コントロールが可能になっている。
パワーアンプ部には独自の「MCS+(Multiple Circuit Summing-up)」回路を採用し、低ノイズ化を実現。また高域の位相特性に優れ、高い安定度と周波数特性を両立させたカレント・フィードバック増幅回路を搭載している。
リアパネルのモード切替スイッチにより、デュアルモノ/ステレオ/ブリッジ接続の切り替えが簡単に行える。デュアル・モノポジション時にはLチャンネルの入力信号を両スピーカー端子から出力でき、低・中高域用スピーカー専用のバイアンプ駆動用として使用することができる。ステレオ再生時は本機が2台必要となる。
電源部は約950VAの大電力容量を持つ高効率トロイダル・トランスを採用。熱伝導に優れ、防振効果の高い充填材を用いてケースに固定することで、外部への影響を遮断している。また47,000μFの大容量・高音質なアルミ電解コンデンサーが2基搭載されている。
スピーカー端子はYラグやバナナプラグが挿入可能な大型端子を2系統搭載。フロントパネルにはアナログ式の大型パワーメーターを装備している。メーターの動作と照明はON/OFFが可能だ。
【問い合わせ先】
アキュフェーズ(株)
TEL/045-901-2771
(Phile-web編集部)
■プリアンプ「C-2110」 6月下旬発売/¥472,500(税込)
本機は2004年発売のプリアンプ「C-2000」の後継機となるモデル。上位機にあたる「C-2810」「C-2410」に投入された同社の独自技術が惜しみなく投入されている。
「AAVA方式ボリューム・コントロール」では、増幅部と音量調整機能を一体化させ、機械的な接点が存在しない構成を採ることにより、音量調整時における周波数特性の変化や左右の音量誤差が発生しないという特徴のほか、優れたSN比、超低歪率の実現、または左右で極小のクロストークというメリットを得ることができる。またAVAAを信頼性の高い電子部品類で構成することにより、機械的な消耗がなく、その性質や音質を長期に渡り維持することができる点も特徴となる。
電源トランスやフィルター・コンデンサーなどの電源部は左右独立構成とし、ライン入力、バランス出力、AAVAなどの回路を構成するユニットアンプはボード内で左右に分離させ、マザーボード上に配置し固定させている。モノ・コンストラクションの採用により、アンプ相互間の電気・物理的な干渉を徹底的に防いでいる。
プリアンプの標準ゲインは18dBとしているが、本機では全体のゲインを12/18/24dBの3種から選ぶことができ、フロントパネルに切り替えスイッチを配置している。
入出力やファンクションなどの切り替え位置にはリレーを設置。最短でストレートな信号経路構成とし、さらにリレーを電子的にコントロールするロジック・リレーコントロール方式を採用することで、高音質と優れた長期安定性を確保している。
フロントパネルにはPHASEボタンを設け、各入力ポジションに対応した位相設定を可能にしている。また接続ケーブルを変えることなく、簡単に他のプリアンプを活用できるEXT PRE機能や、レコーダーを接続して録音・再生が楽しめるようレコーダー・スイッチも装備する。
本体には音質を重視した2段ダーリントン・シングルエンド・プッシュプルのヘッドホン専用アンプを搭載。出力はメインボリュームで可変することができる。またリアパネルには2枚のオプションボード増設用のスロットを搭載し、デジタル入力ボード「DAC-20」、アナログディスク入力ボード「AD-20」、ライン入力ボード「LINE-10」など、3種類のボードを用途に応じて設置できる。
入力はRCAを6系統、バランスを2系統搭載し、出力はRCAを2系統、バランスを1系統、レコーダーを1系統としている。
■パワーアンプ「P-4100」 7月上旬発売/¥493,500(税込)
同社のパワーアンプ「P-7100」「M-6000」に搭載された同社の独自技術を受け継ぐステレオパワーアンプのベーシックモデル。
出力段はPc 220Wのトランジスターをチャンネルあたり3ペア使用したパラレル・プッシュプル駆動とし、アンプ出力の低インピーダンス化を実現。高音質化と安定した動作を確保するため、筐体の外部左右に設けた大型ヒートシンクにより放熱効果を高め、1Ωの超低インピーダンス負荷で500W/chを達成している。またチャンネルあたり360W/2Ω、180W/4Ω、90W/8Ωと、負荷インピーダンスに対してリニアなパワーを実現したことで、超低インピーダンスのスピーカーやインピーダンスのうねりが激しいスピーカーも安定してドライブすることができる。
アンプ全体の構成には、最新のインスツルメンテーション・アンプ方式を採用。入力信号経路をフルバランス伝送とし、高能率スピーカーを使用する際、残留ノイズの低減に真価を発揮するゲイン・コントロールが可能になっている。
パワーアンプ部には独自の「MCS+(Multiple Circuit Summing-up)」回路を採用し、低ノイズ化を実現。また高域の位相特性に優れ、高い安定度と周波数特性を両立させたカレント・フィードバック増幅回路を搭載している。
リアパネルのモード切替スイッチにより、デュアルモノ/ステレオ/ブリッジ接続の切り替えが簡単に行える。デュアル・モノポジション時にはLチャンネルの入力信号を両スピーカー端子から出力でき、低・中高域用スピーカー専用のバイアンプ駆動用として使用することができる。ステレオ再生時は本機が2台必要となる。
電源部は約950VAの大電力容量を持つ高効率トロイダル・トランスを採用。熱伝導に優れ、防振効果の高い充填材を用いてケースに固定することで、外部への影響を遮断している。また47,000μFの大容量・高音質なアルミ電解コンデンサーが2基搭載されている。
スピーカー端子はYラグやバナナプラグが挿入可能な大型端子を2系統搭載。フロントパネルにはアナログ式の大型パワーメーターを装備している。メーターの動作と照明はON/OFFが可能だ。
【問い合わせ先】
アキュフェーズ(株)
TEL/045-901-2771
(Phile-web編集部)
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