<ハイエンド2008:ハイファイジャパン>モニターオーディオ「Platinum」とアコースティックアーツ新フラグシップの最強タッグ
ハイ・ファイ・ジャパンのブースでは、英MONITOR AUDIOのフラグシップスピーカー“Platinum”シリーズと、独ACCUSTIC ARTSの新フラグシップ「Reference-Line」の組み合わせによる試聴が楽しめる。
■MONITOR AUDIO“Platinum”に新センタースピーカー/Radius HDシリーズも出展
メインのデモンストレーション・ステージを飾るのは、フラグシップスピーカー“Platinum”シリーズのフロアスタンド「PL300」とブックシェルフ「PL100」。今回は後述するACCUSTIC ARTSの「Reference-Line」新製品との組み合わせによるサウンドが楽しめる。
“Platinum”シリーズに新しく加わる製品として、今回初めてコンパクトなセンタースピーカー「PL150C」が公開された。こちらは既発売の「PL350C」を一回りコンパクトにし、PL100と同じドライバーを搭載した2ウェイ・3ドライバー構成のセンタースピーカー。「C-CAM高周波トランスデューサー」と165mmの「RDT(Rigid Diaphragm Technology)バスドライバー」を2基搭載し、45Hz〜100kHzの周波数帯域をカバーしている。能率は89dB。
全キャビネットには木製ベニヤのマルチラミネート(多重積層)構造を採用し、ひとつの断片シェルを形成。定在波の抑制や高剛性を実現している。また内部の剛性を高めるための技術として、ピンホールを設けた仕切りを開発・搭載。キャビネットの前面と背面パネルにピンホールパネルを介して直結された鋼鉄ボルトを採用し、無駄な共鳴を調整している。内部減衰のための材料としてBitumasticを使い、内部全壁面に貼り付けている。
外寸の比較については「PL350C」の800W×288H×368Dmmに対して、PL150Cは583W×225H×291Dmm。傾斜角度が調整可能な2本足の専用スタンド「PL150C Stand」も用意される。
また先日発表のあった「Radius HD」(関連ニュース)もブラックバージョンのラインナップを出展。今回音出しはPlatinumシリーズをメインに行っている。
■ACCUSTIC ARTSの「Reference-Line」シリーズ
独のハイエンドブランド、ACCUSTIC ARTSからも注目の新製品が登場した。CDトランスポートの“Reference-Line”「DRIVE II」と、DAコンバーター“Reference-Line”「TUBE-DAC II SE」、パワーアンプ「AMP I-Mk2」だ。それぞれ国内での発売は10月21日を予定している。
“Reference-Line”「DRIVE II」はトップローディング・デザインを採用。ドライブメカはPhilips CD-Pro 2LFを搭載し、ドライブメカを収納するダイキャストハウジングはサブシャーシ構造としている。独自開発のクランパーも備え、安定した再生性能を実現している。電源部には独自デザインのフィルターを搭載し、クリーンな電源を供給。電源電圧の正確な位相を実現する極性切り替えスイッチを背面に搭載する。またドライブメカ/電源/デジタル回路/ディスプレイを完全分離構造にし、万全のシールド対策を施している。デジタル出力はXLR/RCA/BNC各タイプの接続端子を搭載。価格は税込1,942,500円。
“Reference-Line”「TUBE-DAC II SE」は真空管ハイブリッドタイプのDAコンバーター。ハイブリッド構造とすることで、高いインピーダンスと広い帯域幅、低歪みと自然なスペクトルを実現しているという。真空管は12AX7/ECC83/7025に対応する。トランスポートから入力されたオーディオ信号は、独自の2×32bit技術によりL/R各チャンネルに振り分けて処理を行う。マイクロプロセッサー部には32bitデジタルフィルターや、ステレオ各チャンネルに32bit信号を生成し送り出す「26パラレル・ワーキング・マルチプライング・プロセッサー」、高精度クリスタルオシレーターを搭載している。 フロントパネル、およびカバーは厚手の10mmアルミニウム板を採用。強固な筐体構造を実現している。価格は税込1,837,500円。
「AMP I-Mk2」は2Ωまでのスピーカー負荷に対応できるステレオパワーアンプ。出力は4Ω時で210W×2、8Ω時で140W×2。8個の選別された高品質MOS-FET出力トランジスターや電磁シールドケースに収納された600VAのトロイダル電源トランスを搭載する。入力はXLR/RCAをスイッチで切り替えて対応可能。価格は税込で1,155,000円。
(Phile-web編集部)
■MONITOR AUDIO“Platinum”に新センタースピーカー/Radius HDシリーズも出展
メインのデモンストレーション・ステージを飾るのは、フラグシップスピーカー“Platinum”シリーズのフロアスタンド「PL300」とブックシェルフ「PL100」。今回は後述するACCUSTIC ARTSの「Reference-Line」新製品との組み合わせによるサウンドが楽しめる。
“Platinum”シリーズに新しく加わる製品として、今回初めてコンパクトなセンタースピーカー「PL150C」が公開された。こちらは既発売の「PL350C」を一回りコンパクトにし、PL100と同じドライバーを搭載した2ウェイ・3ドライバー構成のセンタースピーカー。「C-CAM高周波トランスデューサー」と165mmの「RDT(Rigid Diaphragm Technology)バスドライバー」を2基搭載し、45Hz〜100kHzの周波数帯域をカバーしている。能率は89dB。
全キャビネットには木製ベニヤのマルチラミネート(多重積層)構造を採用し、ひとつの断片シェルを形成。定在波の抑制や高剛性を実現している。また内部の剛性を高めるための技術として、ピンホールを設けた仕切りを開発・搭載。キャビネットの前面と背面パネルにピンホールパネルを介して直結された鋼鉄ボルトを採用し、無駄な共鳴を調整している。内部減衰のための材料としてBitumasticを使い、内部全壁面に貼り付けている。
外寸の比較については「PL350C」の800W×288H×368Dmmに対して、PL150Cは583W×225H×291Dmm。傾斜角度が調整可能な2本足の専用スタンド「PL150C Stand」も用意される。
また先日発表のあった「Radius HD」(関連ニュース)もブラックバージョンのラインナップを出展。今回音出しはPlatinumシリーズをメインに行っている。
■ACCUSTIC ARTSの「Reference-Line」シリーズ
独のハイエンドブランド、ACCUSTIC ARTSからも注目の新製品が登場した。CDトランスポートの“Reference-Line”「DRIVE II」と、DAコンバーター“Reference-Line”「TUBE-DAC II SE」、パワーアンプ「AMP I-Mk2」だ。それぞれ国内での発売は10月21日を予定している。
“Reference-Line”「DRIVE II」はトップローディング・デザインを採用。ドライブメカはPhilips CD-Pro 2LFを搭載し、ドライブメカを収納するダイキャストハウジングはサブシャーシ構造としている。独自開発のクランパーも備え、安定した再生性能を実現している。電源部には独自デザインのフィルターを搭載し、クリーンな電源を供給。電源電圧の正確な位相を実現する極性切り替えスイッチを背面に搭載する。またドライブメカ/電源/デジタル回路/ディスプレイを完全分離構造にし、万全のシールド対策を施している。デジタル出力はXLR/RCA/BNC各タイプの接続端子を搭載。価格は税込1,942,500円。
“Reference-Line”「TUBE-DAC II SE」は真空管ハイブリッドタイプのDAコンバーター。ハイブリッド構造とすることで、高いインピーダンスと広い帯域幅、低歪みと自然なスペクトルを実現しているという。真空管は12AX7/ECC83/7025に対応する。トランスポートから入力されたオーディオ信号は、独自の2×32bit技術によりL/R各チャンネルに振り分けて処理を行う。マイクロプロセッサー部には32bitデジタルフィルターや、ステレオ各チャンネルに32bit信号を生成し送り出す「26パラレル・ワーキング・マルチプライング・プロセッサー」、高精度クリスタルオシレーターを搭載している。 フロントパネル、およびカバーは厚手の10mmアルミニウム板を採用。強固な筐体構造を実現している。価格は税込1,837,500円。
「AMP I-Mk2」は2Ωまでのスピーカー負荷に対応できるステレオパワーアンプ。出力は4Ω時で210W×2、8Ω時で140W×2。8個の選別された高品質MOS-FET出力トランジスターや電磁シールドケースに収納された600VAのトロイダル電源トランスを搭載する。入力はXLR/RCAをスイッチで切り替えて対応可能。価格は税込で1,155,000円。
(Phile-web編集部)