十字型の空気絶縁構造を採用
アクロリンク、空気絶縁構造のスピーカーケーブル2モデルを新発売
アクロジャパンでは、ACROLINK(アクロリンク)ブランドの新製品スピーカーケーブルとして、空気絶縁構造を採用した6N-S3000と6N-S5000の2モデルを3月20日より新発売する。
6N-S3000と6N-S5000の共通する特徴は、振動を相殺するため、導体外周に振動モードの異なる被覆(絶縁体)材を何層かの多重に形成しているが、さらに、新たに高純度ポリエチレンによる第1層の被覆を十字形に成形し、次の第2層絶縁体との間にエアー層を形成。「空気」を絶縁素材(誘導体)として採用している点にある。
空気は固有の振動モードを持たず、介在素材・誘電体としても“物質”ではないので極限的なキャパシタンスの低減化を実現。振動を抑制するための素材としてではなく、ほかの振動モードを付加しない素材として空気絶縁構造を採用することで、アクロリンク製品群の中でも新しいカテゴリーを拓く内容となっている。
「6N-S3000」の導体はストレスフリー6NCuの0.26φ素線37本を使用、高純度にホット側、コールド側それぞれ逆巻(ストランド巻)に撚ってそれぞれを最適な距離に設定。PE中空パイプを沿わせることなどにより、線間キャパシタンスを極小化して歪みを大幅に減少させている。
一方、「6N-S5000」の導体は、ストレスフリー6NCuの0.26φ素線を100本高密度撚り。さらにホット側とコールド側を逆に撚るストランド巻きとし、ホット側とコールド側の間隔を最良の距離ととしながらキャパシタンスを下げて、線間ノイズや歪みを大幅に低減。全周波数帯域でフラットでハイスピードかつパワフルな伝送を実現している。
さらに中心導体の外側に中空PEパイプ介在を設置、アクロリンクの特長となるタングステン配合のポリオレフィンの内シースとともに長期使用の形状維持を確保、外周部には高密度錫メッキ軟銅線の交織編組によるシールド層を配して外部ノイズの混入を抑制する。
端子は、6N-S3000と6N-S5000ともに上級モデルの6N-S7000と同じ独自開発による高品質端子を装着。バナナ端子は、日本国内製造の高密度圧延行程による高品位リン青銅を削り出し加工し、ダブルバフ加工を施して鏡面仕上げとし、5μダイレクト銀メッキ下地の上で0.5μのパラジウムメッキ仕上げ。スペード端子は、6N銅ムク材より削り出し、バナナ端子と同様のメッキ行程で仕上げている。
いずれも基本パッケージは2mの2本セットで、必要な長さへの特注加工も可能。また端子はバナナタイプとスペードタイプの2種類が揃えられている。
なお、この新製品ケーブルの音質紹介記事が『季刊・オーディオアクセサリー132号』(最新号)に掲載されているので、こちらも御参考にしていただきたい。
6N-S3000と6N-S5000の共通する特徴は、振動を相殺するため、導体外周に振動モードの異なる被覆(絶縁体)材を何層かの多重に形成しているが、さらに、新たに高純度ポリエチレンによる第1層の被覆を十字形に成形し、次の第2層絶縁体との間にエアー層を形成。「空気」を絶縁素材(誘導体)として採用している点にある。
空気は固有の振動モードを持たず、介在素材・誘電体としても“物質”ではないので極限的なキャパシタンスの低減化を実現。振動を抑制するための素材としてではなく、ほかの振動モードを付加しない素材として空気絶縁構造を採用することで、アクロリンク製品群の中でも新しいカテゴリーを拓く内容となっている。
「6N-S3000」の導体はストレスフリー6NCuの0.26φ素線37本を使用、高純度にホット側、コールド側それぞれ逆巻(ストランド巻)に撚ってそれぞれを最適な距離に設定。PE中空パイプを沿わせることなどにより、線間キャパシタンスを極小化して歪みを大幅に減少させている。
一方、「6N-S5000」の導体は、ストレスフリー6NCuの0.26φ素線を100本高密度撚り。さらにホット側とコールド側を逆に撚るストランド巻きとし、ホット側とコールド側の間隔を最良の距離ととしながらキャパシタンスを下げて、線間ノイズや歪みを大幅に低減。全周波数帯域でフラットでハイスピードかつパワフルな伝送を実現している。
さらに中心導体の外側に中空PEパイプ介在を設置、アクロリンクの特長となるタングステン配合のポリオレフィンの内シースとともに長期使用の形状維持を確保、外周部には高密度錫メッキ軟銅線の交織編組によるシールド層を配して外部ノイズの混入を抑制する。
端子は、6N-S3000と6N-S5000ともに上級モデルの6N-S7000と同じ独自開発による高品質端子を装着。バナナ端子は、日本国内製造の高密度圧延行程による高品位リン青銅を削り出し加工し、ダブルバフ加工を施して鏡面仕上げとし、5μダイレクト銀メッキ下地の上で0.5μのパラジウムメッキ仕上げ。スペード端子は、6N銅ムク材より削り出し、バナナ端子と同様のメッキ行程で仕上げている。
いずれも基本パッケージは2mの2本セットで、必要な長さへの特注加工も可能。また端子はバナナタイプとスペードタイプの2種類が揃えられている。
なお、この新製品ケーブルの音質紹介記事が『季刊・オーディオアクセサリー132号』(最新号)に掲載されているので、こちらも御参考にしていただきたい。
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