新開発のαピエゾ・システムで制振強化を図った「Monza LP Stabilizer」など

フルテック、レコードスタビライザーなどアナログアクセサリー3アイテムを発売

公開日 2009/04/16 19:46 Phile-web編集部
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フルテック(株)は、アナログアクセサリー3アイテムを5月11日より発売する。

■レコードスタビライザー「Monza LP Stabilizer」¥49,980(税込)

Monza LP Stabilizer

非磁性体ステンレスブロックとカーボンファイバーの2段構造

削りだしの非磁性体ステンレスブロックと、カーボンファイバーの2段構造を採用。ディスクだけでなくターンテーブルの振動も効果的に吸収することができるという。

レコードの密着面にはαピエゾシステムシートに同心円状の16溝スリットを施したものを採用。αピエゾ・システム(仮称)はフルテックの新たな制振技術で、ある種のセラミックなどに力を加わることで電荷が発生するピエゾ効果(圧電効果)を応用したもの。電荷はカーボン材で吸収し、振動を熱として放出することができる。

αピエゾシステムシートに同心円状の16溝スリットを施している

また、軸受部には摩擦抵抗を低減させる特殊樹脂材を採用。αピエゾ・システムと合わせてレコードの振動やカートリッジからの共振を防止することが可能な、制振効果にこだわったスタビライザーとなっている。


■シェルリードワイヤー「La Source101」¥29,820(税込)
           「La Source102」¥26,250(税込)

La Source101

La Source102

La Source102はインテグレートタイプのトーンアーム専用のリードワイヤーとなる。両モデルともリード線導体には0.16ミリの純銀α導体を7本撚ったものを採用。コンタクトピンはロジウムメッキを施した無垢の燐青銅としている。先端部には4ポイントの接触面を可能にする特殊形状を採用し、接続の安定性を向上させることができるという。


■マイナーチェンジされた電源コネクター「FI-32シリーズ」

マイナーチェンジされたFI-32M

同じくマイナーチェンジされたFI-32

2005年に発売された電源プラグFI-32M(R)と、インレットプラグFI-32(R)をマイナーチェンジ。音質の向上を図るべく、ハウジング構造を変更する。

内部変更の内容

内部のクランパーをステンレスベースの特殊金属に変更。特殊金属製クランパーがスタビライザー効果を発揮し、振動による音への影響を防ぐという。

マイナーチェンジモデルは5月7日注文分から出荷を開始。外観はブラックスケルトンからグリーンスケルトンに変更される。なお、マイナーチェンジによる価格変更はないとのことだ。

【問い合わせ先】
フルテック(株)
TEL/03-5437-0281

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