音元出版ブースイベントレポート

<ハイエンド2009春>杉山氏が高音質音楽配信の魅力や実力を徹底解説

公開日 2009/05/24 15:10 Phile-web編集部
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ハイエンドショウトウキョウ2009最終日、12時30分からの音元出版ブースではデジタルハリウッド大学 学長の杉山知之氏を講師に迎えて「デジタルソースを楽しむ 〜iPod &ストリーム編」と題したイベントが行われた。

杉山知之氏

同イベントは、季刊・オーディオアクセサリー誌で「コンピュウサウンド」という連載も持つ杉山氏が、音楽配信サービスやネットワークを利用した音楽などについて解説するというもの。最新のデジタルソースを実際に試聴しながら、杉山氏がそのメリットなどを語った。

杉山氏の解説に多数の来場者が熱心に耳を傾けていた

講演の様子

試聴デモでは、システムにWadia「170iTransport」やRATOC「RAL-AMP01」などを使用。ネットワーク接続に対応するSONNETEERのオーディオ・センター「Morpheus」やAYREのUSB-DAC「QB-9」、そしてLINNの「DSシリーズ」も用意された。

試聴デモに使用されたシステム

杉山氏は「ピュアオーディオファンの皆さんの中には音楽配信などの音質に懐疑的な方も多いかもしれない。確かに以前はひどいものもあったが、最近はパソコンの精度なども向上してきた関係で良いものも増えてきている」と音楽配信の現状を説明する。

そして「これまではCDのデータをいかに忠実に取り出すかという部分に腐心してきたが、今後はエンジニアが最終決定を下した高音質なマスターデータに直接触れられるようになる」と高音質音楽配信の魅力などを解説。「パソコンでもこれだけの音が出ることをお分かり頂けたのではないか」と、デモで実例を示しながら語る杉山氏の解説に来場者も興味深そうにうなずく姿が見られた。

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