オリジナルマスターをDSDマスタリング

エソテリック、グラモフォンの名盤をSACD化 −カラヤンの「浄夜」とクライバーの“ブラ4”

公開日 2009/06/10 18:03 Phile-web編集部
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エソテリック(株)は、ドイツ・グラモフォンの名盤を同社レーベルよりSACDハイブリッドソフトとして発売。オーディオ販売店などで8月末より販売を行う。

■カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
シェーンベルク「浄夜」
ヴェーベルン「パッサカリア」
ベルク「3つの管弦楽曲」

品番:ESSG-90017
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:¥3,300(税込)

■カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブラームス「交響曲第4番」

品番:ESSG-90018
仕様:Super Audio CDハイブリッド
価格:¥3,300(税込)

カルロス・クライバー/ブラームス:交響曲第四番(ESSG-90018)

カラヤン/ベルリン・フィル シェーンベルク「浄夜」(ESSG-90017)

いずれもLP時代から名盤の誉れ高い演奏。SACD化のマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーター共に、エソテリックブランドの最高級機材を投入したほか、同社のMEXCELケーブルを使用。同社では「これらにより、オリジナル・アナログ・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化した」とコメントしている。ジャケットは紙製デジパック・パッケージ仕様となっている。

カラヤンのディスクは新ウィーン楽派の作曲家シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクの楽曲を収録。収録曲は収録会場が異なり、ベルクはイエス・キリスト協会で、シェーンベルク/ヴェーベルンはフィルハーモニーザールで録音されている。本ディスクではこの録音会場の差異を聴き取ることができるという。

クライバーのブラームスは、録音数の少ない彼が行った初めてのデジタル録音。そのマスターにDSDマスタリングを施したことで、細部まで流麗で明晰な響きを味わうことができるという。

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