シルクとアラミド繊維をハイブリッド成形した新素材

オンキヨー、新開発A-Silk OMF振動板搭載のブックシェルフ「D-412EX」を発売

公開日 2009/08/25 18:53 Phile-web編集部
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オンキヨーは、新開発の振動板を搭載した2ウェイ・ブックシェルフスピーカー「D-412EX」を9月11日に発売する。またスピーカースタンドも同日に発売する。

・スピーカーシステム 「D-412EX」 ¥126,000(税込・ペア)


D-412EX
「D-412EX」はウーファーユニットに新開発「A-Silk OMF」振動板を搭載したのが特徴のスピーカーシステム。A-Silk OMFは、天然素材ならではのナチュラルな特性を活かせるシルクと強靭性、柔軟性を兼ね揃えたアラミド繊維をハイブリット形成した新素材。A-Silk OMFの採用により、強くしなやかな振動板の開発が実現したとしている。

そのほかウーファーには、直径100mm、厚さ19mmの大型マグネットや制振構造による肉厚アルミダイキャスト製フレーム、ボイスコイルにロス無く磁力を与えられるT型ポールピースなどを採用。A-Silk OMF振動板の特性を最大限に活かす設計を施している。また中央部に装備したアルミ製イコライザーは、周波数特性の乱れを防ぎ、サウンドの滑らかさやスピード感をより引き出すような設計を行っているという。

トゥイーターにはリング型の振動板を採用。振動板の外端と内端の中間点にボイスコイルを配置するバランスドライブ構造とすることで、最高100kHzの周波数特性を獲得している。また振動板表面にチタンコーティングを施して高硬度化を図っている。

定格インピーダンスは4Ω、最大入力は200W、定格感度レベルは85dB/W/m。

バスレフポートは一般的な円筒ダクトではなく矩形ダクト構造の「AERO ACOUSTIC DRIVE」を採用。さらにダクト部をキャビネットと別パーツにするアドバンス仕様とすることでさらなる振動の抑制を実現させたという。

ネットワーク回路は各ユニット間の信号の干渉を防ぐため、ネットワーク回路を分離するアイソレート・マウント方式を採用。微小な音声信号のマスキングもさらに抑制させている。またネットワーク回路のコイルに磁気歪の発生源になる鉄芯を避けて空芯タイプを仕様するなど細部のパーツも厳選した。

スピーカーターミナル部は導電性に優れる金メッキの真鍮削り出しタイプを採用。バイワイヤリングにも対応する。

・スピーカースタンド 「AS-12EX」 ¥31,500(税込・ペア)


AS-12EX
ブックシェルフスピーカー用のスピーカースタンド「AS-12EX」は、スタンド自身の揺れの共振周波数を可聴帯域以下とし、インパルス波形の反作用を効果的に吸収するという新しい設計理論を取り入れて設計された。サイズは幅400×高さ579×奥行き357mmで、重さは1本5.5kg。床面との接点は3点支持構造を採用する。

【問い合わせ先】
オンキヨーコールセンター
TEL/050-3161-9555

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