ハイエンドショウ2009レポート

<音元ブース>井上氏が最新チューニングアイテムを紹介

公開日 2009/10/13 10:10 Phile-web編集部
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ハイエンドショウトウキョウ2009最終日の音元出版ブースは、10時30分から井上千岳氏を講師に迎えての「最新技術を取り入れたチューニングアイテム&最新アンプ試聴」で幕を開けた。

井上千岳氏

同イベントは、アクセサリーやケーブル、ルームチューニング材の効果を解説するというもの。昭和電線の吸音材「クワイセントパネル」、ACOUSTIC REVIVEのエアーフローティングボード「RAF-48」、FURUTECHのラインケーブル「Line fluxシリーズ」といった製品に加え、市販のCDに後から高音質化処理を施すSQIのEXC-CD処理サービスの効果を体験できるデモが行われた。

デモに使用されたシステム

イベントの様子

デモには、ディナウディオのスピーカー「Confidence C1」、オーディオデザインのプリアンプ「DCP-EF105ATT」とパワーアンプ「DCPW-100」、そしてALTESの新製品プリアンプ「EXCESIOALE ZETA」とパワーアンプ「EXCESIOLE neo type S」などといったシステムを用意。用意されたチューニングアイテムを使用しない状態と使用した状態との聴き比べを行った。

イベントでは、音出しの前に井上氏が製品の特徴を解説。試聴を行った後に再び井上氏が製品の効果や感想についてコメント。例えば「クワイセントパネル」のデモでは、「今日のような広い会場でもこれほどの効果が出るとは私も思っていなかった」と、井上氏自身が改めて製品の実力に驚く一幕も見られた。

また、井上氏は「昔は“床からの振動をシャットアウトする”という考え方だったが、現在は“機器自体の振動をいかに逃がすか”というふうに考え方が変わってきた」と、アナログが主流だった時代と現在の違いを解説。インシュレーターなどをいかに使いこなすかという井上氏の言葉に、朝一番から多数詰めかけた来場者も深くうなずいていた。

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