CESで頑張る日本ブランド(2)

【CES】フルテック、日本でも発売予定のアクセサリーやアンプを大量出展

公開日 2010/01/10 12:03 オーディオアクセサリー編集部:樫出浩雅
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今年も「ベネチアン」にあるハイパフォーマンスオーディオブースに出展しているフルテック。たくさんのアイテムが展示され、まるでおもちゃ箱のような楽しさがある。

中には、これから日本で登場する重要なアイテムもあるので、以下に写真とキャプションで紹介していきたい。

電源フィルター「Flux-50Filter」。ノイズ除去の効果があり、海外ではすでに発売され好評を博しているもの。日本では近日発売予定。予価¥79,800

電源タップ「e-TP339」。シングル2口、ダブル1口の、計4口の電源タップ。これでアンプと再生機器がまかなえる。カバー部にはカーボンファイバーを使用し、ボディはアルミの削り出し。予価¥273,000


DAコンバーター「GT40」。ハイエンドショウでも展示されていたもので、USB入力も装備。フォノイコライザーが内蔵され、ヘッドホン端子も装備。今春発売予定。予価¥39,800

デジタルアンプ「LE MANS 60W」。60W×2の出力を持つ小型アンプ。96kHz/24bit対応のDACも内蔵。USB入力、XLR端子装備。価格・発売は未定だが、12万円程度とのこと


メガネ端子インレットプラグ「FI-8N」。待望のオーディオグレードモデル。ロジウムタイプと金メッキタイプが用意される。日本ではPSEの認可が取れ次第、発売となる予定

バインディングポスト「FT808」。ラチェットタイプのスピーカー端子。均一に締め付けされ、壊れる心配がなく、外すときは簡単にできる、という画期的なもの。もちろんカーボンファイバーが使用されている


フルテックではヨーロッパなど、各国に対応したオーディオグレードコンセントを世界に先駆けて開発を行い、販売を開始している。写真はイギリス仕様のもの

なお、日本向け以外にも、ヨーロッパ向けのオーディオ用の電源コンセントとタップなども開発しており、この中には初の試みとなるものもあるという。その開発意欲はさすがというところだろう。

また、電源コネクターなどは他社にも採用されており、今回CESに出展していた海外ケーブルメーカーの中にも、実際に採用しているところが数社あったことを報告しておこう。

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