CESと同時開催

【CES】T.H.E. SHOWレポート:日本ブランドが海外オーディオファンにも話題に

公開日 2010/01/14 18:34 オーディオアクセサリー編集部:樫出浩雅
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1月7日〜11日の間、ラスベガスのCESと同時期に行われたのが、ザ・ホームエンタテインメント・ショウと銘打たれた「T.H.E. SHOW」。CES会場の2件隣のホテル「フラミンゴ」の地階と4階にて開催された。遅くなってしまったが、ここに簡単にレポートしておきたい。

今年から会場を移し、ロケーションも良いことから出展も多く、客足もまずまずだったようだ。CESの「ベネチアン」と比べ、ライブがあったり、生録があったり、アナログレコードなどソフト販売コーナーがあったりと、伝統的な“オーディオショウ”の家庭的な雰囲気があることが特徴といえるだろう。

T.H.E. SHOWは日本にもエージェントを持つことから、日本ブランドや日本ブランドの海外代理店などが出展。国内でもおなじめのブランドの製品も数多く見受けられ、それぞれ注目を浴びていた。

主なブランドとしては、ViV Laboratory、マックトン、ZYX、Kiso Acoustic、クボテック、オーディオ・ノート、WAVACなどのブランドが出展を行っていた。

各ブースの詳細については、以下の写真とキャプションをご覧いただきたいが、それぞれ日本ブランドの個性を強く打ち出すことに成功していたのではないかと思う。中でもKiso Acousticブースでは、今回は2chだけでなくマルチチャンネルのデモンストレーションを行い、人気を博していたのが印象的だった。

サイバテックブースでは、マックトンの真空管アンプ(ちなみにプリアンプXX-3000は新製品)、Abis、ZYXのカートリッジなどのシステムにより、ViV Laboratoryのevanuiμとevanui PRIMA、そしてMLCのキャビネットにfeastrexのユニットを組み込んだスピーカー類をアナログレコードを中心としてデモンストレーションし、それぞれ高いサウンドを構築し奏でていた

オーディオ・ノートブースでは、登場したばかりの弩級アナログプレーヤーGINGAが大きな注目を集めていた


Kiso Acousticブースでは小型ハイエンドスピーカーHB-1をソニーのSACDプレーヤーとマルチchアンプで駆動し、2ch、3ch、5chをデモンストレーションしていた

同じくKiso Acousticブース。サイズを遥かに超えたレンジと高いパフォーマンス、そして美しい仕上げに多くの来場者が驚嘆していた


クボテックのブースでは、最新の小型スピーカー群をアナログレコードを使いデモンストレーション

ダールジールブースでは、弩級パワーアンプNHB-458を使用し、evolution acousticの大型スピーカーMMtwoを駆動し、迫力のサウンドを展開


アナログレコードなど高音質ソフトの販売コーナーの充実もT.H.E. SHOWの魅力

日本ブランド以外では、ダールジールのアンプやコンセンサスオーディオのスピーカーを擁したブースのサウンドが、高いパフォーマンスを聴かせてくれていた。

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