オーディオラックやオーディオボードなども多数出展
【ハイエンドショウ】スフォルツァートのデジタルトラポ「DST」に注目/六本木工学研「CIARE」のスピーカーユニット
本日より開幕したハイエンドショウトウキョウ2010。本項ではDTルームから、スフォルツァートやボルトアンペアなど注目のブースをレポートしよう。
■スフォルツァート
スフォルツァートのブースでは、デジタルトランスポート「DST(Digital Stream Transport)」が参考出展されている。こちらは言わばデジタルミュージックプレーヤー。NASから音楽データを読み出し、外部DACに受け渡す役割をするものだ。再生可能な音楽ファイルはWAV/AIFF/FLAC/Apple Losslessで、WMA Losslessにも対応準備中とのこと。また対応サンプリング周波数は最高192kHz/24bit。2倍・4倍のアップサンプリングも可能だ。アルミブロック削りだし筐体を使用しており、電源部は別筐体構造。TAOC製の専用インシュレーターが付属する。
背面端子にはXLR端子2系統、RCA端子1系統、LAN端子1系統のほか、DVI端子を設けているのが特徴。今後同社が発売予定の専用DAC「DSR(Digital Stream Renderer)」と接続し、クロックデータと音楽データを別々に伝送しジッターフリー再生を実現できるようになる予定だという。DLNAにも、準拠はしていないが対応は可能とのこと。また、Wordsync入力/出力機能を搭載。外部機器のクロックに合わせることもできるし、本機のクロックで外部機器を統制することも可能になっている。
操作はPCソフトのほか、iPhoneアプリ(PlugPlayerなど)でも行える。今後、アルファシステムズが秋にリリースするコントロールアプリで本機を動かせるようになる予定とのことだ。
気になる発売時期だが、「次回のハイエンドショウが開催される頃には店頭に並んでいるようにしたい」とのことで、価格も未定。
■ボルトアンペア
ボルトアンペアのブースでは、ステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-T」を出展。こちらは不要なノイズをフィルタリングするもので、プロ向け市場や楽器店などで展開しているという。
また参考品として、「GPC-T」のトランスとコイルを留めるネジをポリカーボネート製にしたものを展示している。これまでネジには鉄を使用していたが、磁性体のためS/Nに影響を及ぼしてしまっていたとのこと、そのため、非磁性体のネジとしてポリカーボネートを試用したという。今後さまざまな応用を検討していきたいとのことだ。
■ナイコム
ナイコムのブースでは、GRADOのヘッドホンとUSB-DDコンバーター「hiFace」を組み合わせての試聴スタイルを体験できる。USBと同軸デジタル端子を備えた「M2TECH」は、PCとピュアオーディオ機器をつなぐものとして非常に注目を集めているとのことだ。
■六本木工学研究所
六本木工学研究所のブースでは、同社が新たに取扱を開始したイタリアのブランド「CIARE」のスピーカーユニット6種類が展示されていた。こちらは6月頭くらいの発売を予定している。
同社がオススメするのが、コンプレッションドライバーの「PU380-TX」。「ホーントゥイーターを持っている方には是非使ってみてほしい」とのことだ。
■佐藤商事
佐藤商事は、フレキシブルに高さ調節ができるオーディオラック"Compo Rack”シリーズを出展している。赤松集積材の45mm1枚板を使用しておりガッシリした印象のラックだ。大きな機材をラックにしまいたいとき、中板を外す方式のラックだと、高さ方向のスペースが無駄になってしまうことがあったが、本製品はベースとなるパーツ3種類、上乗せパーツを3種類用意。収めたい機器の高さによって、フレキシブルにパーツを選んで組み合わせることができるのが魅力だという。また、奥行きも短くしているので設置性も高いとのこと。
なお参考出展として、レコードラックがお目見えしていた。こちらはアナログレコードを100枚収納可能なラック。奥に空間を設けることで空気を循環させ、盤面のカビを防ぐことができるという。販売については、今回のショウでユーザーの反応を直接見て検討したいと語っていた。
■ネットスタッフ
ネットスタッフのブースでは、今年2月に発売したアナログベース"Lite"を出展している。こちらはゴム系のバネによって余分な振動を抑えるというもの。上位モデルの「AN-0604a」と比較すると、高さの変更ができないなどの制約はあるものの、価格は半分になっており、気軽に試せるのが魅力という。「制振性能も上位モデルに近い」(同社説明員)とのこと。ラインナップは15kg以下の機器に対応した「AN-0504g」と、30kg以下の機器に対応した「AN-0504g/H」の2種類。「アナログプレーヤーはもちろん、レコーダーなどのビジュアル機器にもぜひ試してみて欲しい製品」だという。
■スフォルツァート
スフォルツァートのブースでは、デジタルトランスポート「DST(Digital Stream Transport)」が参考出展されている。こちらは言わばデジタルミュージックプレーヤー。NASから音楽データを読み出し、外部DACに受け渡す役割をするものだ。再生可能な音楽ファイルはWAV/AIFF/FLAC/Apple Losslessで、WMA Losslessにも対応準備中とのこと。また対応サンプリング周波数は最高192kHz/24bit。2倍・4倍のアップサンプリングも可能だ。アルミブロック削りだし筐体を使用しており、電源部は別筐体構造。TAOC製の専用インシュレーターが付属する。
背面端子にはXLR端子2系統、RCA端子1系統、LAN端子1系統のほか、DVI端子を設けているのが特徴。今後同社が発売予定の専用DAC「DSR(Digital Stream Renderer)」と接続し、クロックデータと音楽データを別々に伝送しジッターフリー再生を実現できるようになる予定だという。DLNAにも、準拠はしていないが対応は可能とのこと。また、Wordsync入力/出力機能を搭載。外部機器のクロックに合わせることもできるし、本機のクロックで外部機器を統制することも可能になっている。
操作はPCソフトのほか、iPhoneアプリ(PlugPlayerなど)でも行える。今後、アルファシステムズが秋にリリースするコントロールアプリで本機を動かせるようになる予定とのことだ。
気になる発売時期だが、「次回のハイエンドショウが開催される頃には店頭に並んでいるようにしたい」とのことで、価格も未定。
■ボルトアンペア
ボルトアンペアのブースでは、ステップアップトランス内蔵電源整合器「GPC-T」を出展。こちらは不要なノイズをフィルタリングするもので、プロ向け市場や楽器店などで展開しているという。
また参考品として、「GPC-T」のトランスとコイルを留めるネジをポリカーボネート製にしたものを展示している。これまでネジには鉄を使用していたが、磁性体のためS/Nに影響を及ぼしてしまっていたとのこと、そのため、非磁性体のネジとしてポリカーボネートを試用したという。今後さまざまな応用を検討していきたいとのことだ。
■ナイコム
ナイコムのブースでは、GRADOのヘッドホンとUSB-DDコンバーター「hiFace」を組み合わせての試聴スタイルを体験できる。USBと同軸デジタル端子を備えた「M2TECH」は、PCとピュアオーディオ機器をつなぐものとして非常に注目を集めているとのことだ。
■六本木工学研究所
六本木工学研究所のブースでは、同社が新たに取扱を開始したイタリアのブランド「CIARE」のスピーカーユニット6種類が展示されていた。こちらは6月頭くらいの発売を予定している。
同社がオススメするのが、コンプレッションドライバーの「PU380-TX」。「ホーントゥイーターを持っている方には是非使ってみてほしい」とのことだ。
■佐藤商事
佐藤商事は、フレキシブルに高さ調節ができるオーディオラック"Compo Rack”シリーズを出展している。赤松集積材の45mm1枚板を使用しておりガッシリした印象のラックだ。大きな機材をラックにしまいたいとき、中板を外す方式のラックだと、高さ方向のスペースが無駄になってしまうことがあったが、本製品はベースとなるパーツ3種類、上乗せパーツを3種類用意。収めたい機器の高さによって、フレキシブルにパーツを選んで組み合わせることができるのが魅力だという。また、奥行きも短くしているので設置性も高いとのこと。
なお参考出展として、レコードラックがお目見えしていた。こちらはアナログレコードを100枚収納可能なラック。奥に空間を設けることで空気を循環させ、盤面のカビを防ぐことができるという。販売については、今回のショウでユーザーの反応を直接見て検討したいと語っていた。
■ネットスタッフ
ネットスタッフのブースでは、今年2月に発売したアナログベース"Lite"を出展している。こちらはゴム系のバネによって余分な振動を抑えるというもの。上位モデルの「AN-0604a」と比較すると、高さの変更ができないなどの制約はあるものの、価格は半分になっており、気軽に試せるのが魅力という。「制振性能も上位モデルに近い」(同社説明員)とのこと。ラインナップは15kg以下の機器に対応した「AN-0504g」と、30kg以下の機器に対応した「AN-0504g/H」の2種類。「アナログプレーヤーはもちろん、レコーダーなどのビジュアル機器にもぜひ試してみて欲しい製品」だという。