話題のデジタルプロセッサーの新機種が登場
クリズラボ、DEQXの最上級機からプリ機能を省いた姉妹モデルを発売
Kurizz-Labo(クリズラボ)では、オーストラリア製のDEQX(デックス)という名称のデジタルプロセッサーを輸入販売している。その最新モデル「HDP-Express」を8月より発売を開始した。価格は42万円(税込)。
DEQXは、オーディオシステムと部屋の弱点を補正し、理想の特性と音を実現させる新しいオーディオ機器。プリアンプ、3ウェイ・チャンネルデバイダー、DAコンバーター、イコライザー、スピーカー&ルームアコースティック補正などの豊富な機能を備え、これまでは構築に膨大な手間を必要としてきたマルチアンプ方式も、簡単に実現できる先進的な夢のマシーンとなっている。
導入したオーディオマニアたちの間には情報交換のコミュニティができるなど、新たな横のつながりを生み、オーディオ趣味の活性化に貢献している点でも注目すべき製品といえるだろう。
今回新発売されたHDP-Expressは、最高級プリアンプ&プロセッサーのHDP-3(税込64万2000円、100V/200V切り替えアナログ式シリーズ電源を搭載し、デジタル/アナログ2種類の出力ボードをオプションで同時に搭載可能)からプリアンプ機能を省き、手持ちのプリアンプを生かしたシステム構築ができる姉妹機。
DEQXは、例えばスピーカーシステムの再生特性や部屋の音響特性に凹凸があり、意図した音質が得にくい場合、個々のスピーカーユニットの特性や部屋の状況などを、マイクで信号を拾いながらパソコンで分析。それを理想的な特性に自動的に補正させることで、録音されているソースにより近い音での再生を可能にしてくれる。また、波形を見ながら細かく調整して、好みの音質傾向にシフトさせることもできるようになっている。いわば、従来不可能だったことを可能にする、サウンドイノベーションシステムである。
測定と調整・基本設定時にはパソコンを接続し、オーディオ動作時はパソコンは不要、単体で動作させることができる。自分で測定と調整・設定を行う場合は、別売の標準マイクと設定ソフト(4万円、税込)がいる。なお、パソコンが苦手な方については、Kurizz-Laboの栗原氏による出前セッティングも実施されている。
栗原氏は、NHKのミキシングエンジニアとして30年、趣味のオーディオ暦40年という経歴を持つ音のプロフェッショナル。現在、軽井沢にKurizz-Laboを構え、DEQXシステムの魅力をコンシューマーオーディオに広めるべく活動をされている。軽井沢の試聴室では、愛聴盤を持ち込んでDEQXの有無比較などを体験することもできる(予約必要)ので、興味のある方はウェブサイトをぜひご覧いただき、連絡をしてみてはいかがだろう。
なお、8月21日に発売の『季刊・オーディオアクセサリー138』最新号にて、Kurizz-Labを訪ねるレポート記事を掲載している。理想のオーディオを実現するDEQXの厳しい要求を支えるアンプとして、栗原氏が白羽の矢を立てた出水電器のアンプ、ALLION。そこから、パワーアンプS-200の製品開発が始動となった開発ストーリーも記述されている。こちらも、ぜひご覧いただきたい
●9月25日(土)にDEQXとALLIONの実演イベントを実施!
東京蒲田にあるALLION(出水電器)の西蒲田事務所にて、Kurizz-Labo栗原氏を招いてのDEQXデモンストレーション&試聴会(参加無料)が9月25日(土)に開催される。DEQX調整の公開を16:00から実施、18:00から新製品のお披露目と試聴会となる。DEQXが、オーディオシステムと部屋の音響特性を補正して理想の音に改善する効果を、目と耳で実際に確認することができるという興味深いものだ。参加する方は、(有)出水電器へ予約が必要。詳細は当ページのニュース及びALLIONのウェブにて告知されるので、お楽しみに。
●DEQXについて
DEQX社は、放送や映画業界の定番制作ツールとなっているDigital Audio Workstation(DAW)で世界No.1の実績を持つフェアライト社(オーストラリア)の創業者の一人、キム・ライリー氏が2003年5月に創設。高速な信号処理が可能なDSP(Digital Signal Processor)と、それを使いこなす高度なソフトウェア技術と、スピーカの特性改善に特化した優れたアルゴリズム(問題を解決するための手順)の開発、測定用マイクロホンを使った高精度な音響測定を一般家庭でも手軽に実施できる仕組みなど、Fairlight社で培った、プロ用デジタルオーディオ機器開発のノウハウを注ぎ込んだ、新ジャンルのオーディオ製品として完成させ、2005年に製品を発売した。
●取り扱い
Kurizz-Labo(クリズラボ)
長野県北佐久郡軽井沢町追分1583-10
TEL&FAX/0267-45-6166
DEQXは、オーディオシステムと部屋の弱点を補正し、理想の特性と音を実現させる新しいオーディオ機器。プリアンプ、3ウェイ・チャンネルデバイダー、DAコンバーター、イコライザー、スピーカー&ルームアコースティック補正などの豊富な機能を備え、これまでは構築に膨大な手間を必要としてきたマルチアンプ方式も、簡単に実現できる先進的な夢のマシーンとなっている。
導入したオーディオマニアたちの間には情報交換のコミュニティができるなど、新たな横のつながりを生み、オーディオ趣味の活性化に貢献している点でも注目すべき製品といえるだろう。
今回新発売されたHDP-Expressは、最高級プリアンプ&プロセッサーのHDP-3(税込64万2000円、100V/200V切り替えアナログ式シリーズ電源を搭載し、デジタル/アナログ2種類の出力ボードをオプションで同時に搭載可能)からプリアンプ機能を省き、手持ちのプリアンプを生かしたシステム構築ができる姉妹機。
DEQXは、例えばスピーカーシステムの再生特性や部屋の音響特性に凹凸があり、意図した音質が得にくい場合、個々のスピーカーユニットの特性や部屋の状況などを、マイクで信号を拾いながらパソコンで分析。それを理想的な特性に自動的に補正させることで、録音されているソースにより近い音での再生を可能にしてくれる。また、波形を見ながら細かく調整して、好みの音質傾向にシフトさせることもできるようになっている。いわば、従来不可能だったことを可能にする、サウンドイノベーションシステムである。
測定と調整・基本設定時にはパソコンを接続し、オーディオ動作時はパソコンは不要、単体で動作させることができる。自分で測定と調整・設定を行う場合は、別売の標準マイクと設定ソフト(4万円、税込)がいる。なお、パソコンが苦手な方については、Kurizz-Laboの栗原氏による出前セッティングも実施されている。
栗原氏は、NHKのミキシングエンジニアとして30年、趣味のオーディオ暦40年という経歴を持つ音のプロフェッショナル。現在、軽井沢にKurizz-Laboを構え、DEQXシステムの魅力をコンシューマーオーディオに広めるべく活動をされている。軽井沢の試聴室では、愛聴盤を持ち込んでDEQXの有無比較などを体験することもできる(予約必要)ので、興味のある方はウェブサイトをぜひご覧いただき、連絡をしてみてはいかがだろう。
なお、8月21日に発売の『季刊・オーディオアクセサリー138』最新号にて、Kurizz-Labを訪ねるレポート記事を掲載している。理想のオーディオを実現するDEQXの厳しい要求を支えるアンプとして、栗原氏が白羽の矢を立てた出水電器のアンプ、ALLION。そこから、パワーアンプS-200の製品開発が始動となった開発ストーリーも記述されている。こちらも、ぜひご覧いただきたい
●9月25日(土)にDEQXとALLIONの実演イベントを実施!
東京蒲田にあるALLION(出水電器)の西蒲田事務所にて、Kurizz-Labo栗原氏を招いてのDEQXデモンストレーション&試聴会(参加無料)が9月25日(土)に開催される。DEQX調整の公開を16:00から実施、18:00から新製品のお披露目と試聴会となる。DEQXが、オーディオシステムと部屋の音響特性を補正して理想の音に改善する効果を、目と耳で実際に確認することができるという興味深いものだ。参加する方は、(有)出水電器へ予約が必要。詳細は当ページのニュース及びALLIONのウェブにて告知されるので、お楽しみに。
●DEQXについて
DEQX社は、放送や映画業界の定番制作ツールとなっているDigital Audio Workstation(DAW)で世界No.1の実績を持つフェアライト社(オーストラリア)の創業者の一人、キム・ライリー氏が2003年5月に創設。高速な信号処理が可能なDSP(Digital Signal Processor)と、それを使いこなす高度なソフトウェア技術と、スピーカの特性改善に特化した優れたアルゴリズム(問題を解決するための手順)の開発、測定用マイクロホンを使った高精度な音響測定を一般家庭でも手軽に実施できる仕組みなど、Fairlight社で培った、プロ用デジタルオーディオ機器開発のノウハウを注ぎ込んだ、新ジャンルのオーディオ製品として完成させ、2005年に製品を発売した。
●取り扱い
Kurizz-Labo(クリズラボ)
長野県北佐久郡軽井沢町追分1583-10
TEL&FAX/0267-45-6166
関連リンク