ジェフ・ロゥランド「model 625」も来月中までに発売へ
【TIAS】ELAC新スピーカー「310IB」披露/フォステクスGX250とG2000を聴き比べ
昨日より開幕している「インターナショナルオーディオショウ」。本項ではユキムやフォステクスなどのブースの模様をお伝えしよう。
■フォステクスカンパニー
フォステクス カンパニーは、11月中旬に発売されるフロアスタンディング型スピーカー「GX250」とアクティブサブウーファー「CW250A」2製品を大きく訴求している。
「GX250」は3ウェイバスレフ型のフロアスタンディングスピーカー。「GXシリーズのトップモデルとしてGシリーズとGXシリーズを繋ぎ、真のハイファイオーディオが持つ感動の世界づくりに貢献するため開発した」というモデルだ。
GX250の魅力は「元気のある音」だという。「スピーカーユニットの出力が大きいので、ボリュームをかなり上げて元気な音を再生できる。勿論ボリュームを下げてもバランス良く再生可能。クラシックからロックまで幅広いジャンルを楽しめるモデルだ」(同社説明員)。
ブースには「G2000」も用意されており、聴き比べも可能。説明員は「それぞれ良いところが違うので、音を比較するのも面白いのではないか」と語っていた。
■ユキム
ユキムブースには、先日発売がアナウンスされたELACのスピーカー新モデル「310 IB」をはじめ、注目の新製品が多数登場している。
スイス・THALES TONARMのトーンアーム「SIMPLICITY」は、リニアトラッキングを追求した製品。アナダイズ・ブロンズ加工で表面処理された2本のアームは比率を帰ることでそれぞれの共振周波数を打ち消すよう調整されている。本製品は89万2,500円(税込)で、年内の発売が予定されている。
10月1日に発売されたORUPHEUSのSACDプレーヤー「Privilege SACD」(税込378万円)も早速デモが行われた。こちらは100kgのアルミブロックから削り出された筐体を採用。部品間が最短になるよう内部配線設計が行われているほか、全てのエレクトロニクスをマスタークロック「Orpheus CV3」で同期。DSD/PCMコンバーター・モジュールにも、ORPHEUSオリジナルである「Orphee CV3」を採用している。DACにはアナログデバイセズ社「AD1955」を2基搭載した。また、USB端子も2系統備えており、1系統はPCと直接つないで使うことが可能。もう1系統はアップデート用となっている。
ORUPHEUSからは“SYNFONIA”シリーズ初となるフォノイコライザーアンプ「SYNFONIA PPA」が登場した。価格は84万円(税込)。幅広いカートリッジに対応するため、入力インピーダンス切り換え(100Ω/47kΩ)やゲイン切り換え(40db/60dB)を機能を備えている。またRCA入力1系統、RCA出力、XLR出力を各1系統用意している。
■太陽インターナショナル
太陽インターナショナルは今年9月に誕生した会社で、以前は大場商事のオーディオ事業部としてジェフ・ロゥランド製品などの輸入・卸売を行っていた。
今回同社ブースには、ジェフ・ロゥランドの新製品となるステレオパワーアンプ「model 625」が登場した。今年6月に、今秋の発売を予定していることがアナウンスされていた(関連ニュース)。
「model 625」は予価189万円(税込)で、今月〜来月中の発売の見込み。出力は300W/chで、電源電圧は100VAC。出力トランジスターはバイポーラトランジスタを片チャンネル12個採用。出力回路構成はコンプリメンタリ回路を3ペア2組ブリッジ構成としている。入力ライントランスはミューメタルコア 高性能ライントランス。ボディは約200kgのアルミ塊から数時間かけて切削加工した継ぎ目のないシャーシとしている。
また、先週入ってきたばかりというAVALONのスピーカー「Transcendent」も展示されている。こちらも今月〜来月中の発売予定。メイプル/ウォルナット/チェリーの「スタンダードウッド仕上げ」と、ウォルナットバール、マーテルバールの「プレミアムウッド仕上げ」を用意しており、予価は前者が194万2,500円(ペア・税込)、後者が257万2,500円(ペア・税込)となる。
そのほか、展示はされていなかったが、新製品として近日中の発売を予定しているNAGRAの真空管アンプ「300i」(予価税込233万1,000円)と「300p」(予価税込194万2,500円)も紹介された。
いずれも出力20W+20Wで、4/8/16Ωのスピーカーと使用可能。フローティングバランス入力とRCA入力を、300iは4系統、300pは1系統搭載している。また特に300iはボリューム、バランスがリモコン操作可能になっている。
■ハイエンド
ハイエンドは、昨日届いたばかりというEMM Labsのプリアンプ「PRE2」を使ったデモを行っている。本機は2010年中の発売を予定しており、価格は未定。外観はアルミ削り出しシャーシで、シルバーとブラックを用意している。
XLR入力を2系統、RCA入力を4系統搭載。100%非干渉のデュアルバランスドディスクリートオーディオ回路を採用している。
■フォステクスカンパニー
フォステクス カンパニーは、11月中旬に発売されるフロアスタンディング型スピーカー「GX250」とアクティブサブウーファー「CW250A」2製品を大きく訴求している。
「GX250」は3ウェイバスレフ型のフロアスタンディングスピーカー。「GXシリーズのトップモデルとしてGシリーズとGXシリーズを繋ぎ、真のハイファイオーディオが持つ感動の世界づくりに貢献するため開発した」というモデルだ。
GX250の魅力は「元気のある音」だという。「スピーカーユニットの出力が大きいので、ボリュームをかなり上げて元気な音を再生できる。勿論ボリュームを下げてもバランス良く再生可能。クラシックからロックまで幅広いジャンルを楽しめるモデルだ」(同社説明員)。
ブースには「G2000」も用意されており、聴き比べも可能。説明員は「それぞれ良いところが違うので、音を比較するのも面白いのではないか」と語っていた。
■ユキム
ユキムブースには、先日発売がアナウンスされたELACのスピーカー新モデル「310 IB」をはじめ、注目の新製品が多数登場している。
スイス・THALES TONARMのトーンアーム「SIMPLICITY」は、リニアトラッキングを追求した製品。アナダイズ・ブロンズ加工で表面処理された2本のアームは比率を帰ることでそれぞれの共振周波数を打ち消すよう調整されている。本製品は89万2,500円(税込)で、年内の発売が予定されている。
10月1日に発売されたORUPHEUSのSACDプレーヤー「Privilege SACD」(税込378万円)も早速デモが行われた。こちらは100kgのアルミブロックから削り出された筐体を採用。部品間が最短になるよう内部配線設計が行われているほか、全てのエレクトロニクスをマスタークロック「Orpheus CV3」で同期。DSD/PCMコンバーター・モジュールにも、ORPHEUSオリジナルである「Orphee CV3」を採用している。DACにはアナログデバイセズ社「AD1955」を2基搭載した。また、USB端子も2系統備えており、1系統はPCと直接つないで使うことが可能。もう1系統はアップデート用となっている。
ORUPHEUSからは“SYNFONIA”シリーズ初となるフォノイコライザーアンプ「SYNFONIA PPA」が登場した。価格は84万円(税込)。幅広いカートリッジに対応するため、入力インピーダンス切り換え(100Ω/47kΩ)やゲイン切り換え(40db
■太陽インターナショナル
太陽インターナショナルは今年9月に誕生した会社で、以前は大場商事のオーディオ事業部としてジェフ・ロゥランド製品などの輸入・卸売を行っていた。
今回同社ブースには、ジェフ・ロゥランドの新製品となるステレオパワーアンプ「model 625」が登場した。今年6月に、今秋の発売を予定していることがアナウンスされていた(関連ニュース)。
「model 625」は予価189万円(税込)で、今月〜来月中の発売の見込み。出力は300W/chで、電源電圧は100VAC。出力トランジスターはバイポーラトランジスタを片チャンネル12個採用。出力回路構成はコンプリメンタリ回路を3ペア2組ブリッジ構成としている。入力ライントランスはミューメタルコア 高性能ライントランス。ボディは約200kgのアルミ塊から数時間かけて切削加工した継ぎ目のないシャーシとしている。
また、先週入ってきたばかりというAVALONのスピーカー「Transcendent」も展示されている。こちらも今月〜来月中の発売予定。メイプル/ウォルナット/チェリーの「スタンダードウッド仕上げ」と、ウォルナットバール、マーテルバールの「プレミアムウッド仕上げ」を用意しており、予価は前者が194万2,500円(ペア・税込)、後者が257万2,500円(ペア・税込)となる。
そのほか、展示はされていなかったが、新製品として近日中の発売を予定しているNAGRAの真空管アンプ「300i」(予価税込233万1,000円)と「300p」(予価税込194万2,500円)も紹介された。
いずれも出力20W+20Wで、4/8/16Ωのスピーカーと使用可能。フローティングバランス入力とRCA入力を、300iは4系統、300pは1系統搭載している。また特に300iはボリューム、バランスがリモコン操作可能になっている。
■ハイエンド
ハイエンドは、昨日届いたばかりというEMM Labsのプリアンプ「PRE2」を使ったデモを行っている。本機は2010年中の発売を予定しており、価格は未定。外観はアルミ削り出しシャーシで、シルバーとブラックを用意している。
XLR入力を2系統、RCA入力を4系統搭載。100%非干渉のデュアルバランスドディスクリートオーディオ回路を採用している。