<ハイエンドショウ>試聴会イベントレポート

クライナ、スピーカースタンド「Stage」の試聴会で「ダイアモンド・フォーメーション」の効果を確認

公開日 2011/05/16 18:33 オーディオアクセサリー編集部
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5月13日から3日間にわたって開催された「ハイエンドショウトウキョウ 2011スプリング」。14日(土)の「アクセサリーDAY」、14:40からの時間帯では、オーディオ評論家の林 正儀氏を講師に、「KRYNAの画期的なスピーカースタンド、Stageの効果を確認」と題した試聴会イベントが開催された。


製品としては世界初となる、菱形配置のフット「ダイアモンド・フォーメーション」の説明をする西村公伸教授(左)と林 正儀氏

スピーカースタンド「Stage(舞台)」+「T-PROP」、「Stage(舞台)」、通常配置のスタンドを比較
今回の試聴会では、KRYNAによるアクセサリー製品の画期的な構造やアイデアに対して、音質的にはもちろん、科学的な分析も行ってその効果の裏付けを実証している、近畿大学工学部 機械工学科教授 工学博士の西村公伸教授を迎えて行われた。

来場の方々に聴いていただいたのは、新構造「ダイアモンド・フォーメーション」を採用した話題のスピーカースタンド「Stage(舞台)」。安定した重量バランスのピラミッド構造など「7つの特徴」を備え、従来の概念を超える理想的な振動対策とセッティングを実現するスピーカースタンドとして話題になっている。

分かりやすい説明をして下さった近畿大学工学部 機械工学科教授 工学博士の西村公伸教授

底板の、この配置こそが「ダイアモンド・フォーメーション」

試聴では、「ダイアモンド・フォーメーション」の効果を確かめるべく、スピーカースタンドを3台用意。通常のフット配置にしたスピーカースタンドと、「ダイアモンド・フォーメーション」のフット配置にしたスタンドの比較試聴が実施された。林 正儀氏と西村教授による解説を交えながら、その効果と仕組みの違いと実際の音質の違いを確かめた。使用されたスピーカーシステムは、音抜けの良くフラットな特徴を持つクライナオリジナルのK102。


林氏が持つのは、新製品「AudioSpice」(3,150円、セット)

スピーカースタンド「Stage(舞台)」。写真はS60-2022T(¥93,450/ペア)

万能フット、「T-PROP(ツイスト・プロップ)」(¥3,990 / 1個、¥11,025 / 3個、¥14,700 / 4個)
さらに、フット部にさらに理想的な支持を実現させる、クライナのスパイクと受け皿を一体構造にしたアクセサリー「T-PROP」を装着したスタンドも用意。「ダイアモンド・フォーメーション」+「T-PROP」の効果も確認した。

また「T-PROP」の効果確認では、5月21日に発売される『季刊・オーディオアクセサリー141号』でも速報レポートを掲載している、インシュレーターに加えるスパイス的な新製品アクセサリー「AudioSpice」も披露され、実際にその特殊液体を「T-PROP」のなかに注入。その効果を確認して、試聴会は締めくくられた。予定時間をオーバーしたが、あっという間に過ぎる楽しい試聴会となった。

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