ハーマン、JBLの車載用スピーカーユニット“MSシリーズ”を発売

公開日 2011/07/11 18:57 ファイル・ウェブ編集部
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ハーマンインターナショナル(株)は、同社が取り扱うJBLオートモーティブのスピーカー/サブウーファーなど車載用ユニット“MSシリーズ”を7月20日に発売する。詳細は下記の通り。

■コンポーネントシステム
・「MS-52C」¥42,000(税込)/5インチ
・「MS-62C」¥44,100(税込)/6インチ

MS-52C(左)、MS-62C(右)

ウーファーユニットにアルミダイキャストフレームとファイバーグラスラミネート・コーン紙を使用し、不要な共振を抑制。トゥイーターは「インバーテッド・ピュアチタン・ドームツィーター」を採用しており、付属のパッシブ・クロスオーバー・ネットワークにて、0度/180度でトゥイーターの位相変換が可能となる。また、0dB/-3dB/-6dBの3段階で高域出力レベル調整が行える。そのほか、平面埋込み/仰角9度/仰角40度が選択できる3種類のトゥイーター取付けブラケットを付属している。

5インチのMS-52Cは、質量2,280gで、埋め込み寸法57mm。周波数特性が70Hz〜20kHzで、インピーダンスが4Ω、最大許容入力は320Wとなる。6インチのMS-62Cは、質量2,900gで、埋め込み寸法60mm。周波数特性が60Hz〜20kHzで、インピーダンスが4Ω、最大許容入力は320Wとなる。


■サブウーファー
・「MS-10SD2」¥29,400(税込)/10インチ
・「MS-12SD2」¥34,650(税込)/12インチ

MS-10SD2(左)、MS-12SD2(右)

MS-10SD2は2.5インチ径、MS-10SD2は2インチ径のデュアルボイスコイルを採用。なお、使用時はふたつの端子を直列に結線し4Ωにすることを推奨している。並列結線の場合、インピーダンスが非常に低くなるためパワーアンプを破損する恐れがあるという。そのほか、本体にはアルミダイキャストフレームと高剛性ポリプロピレン・コーン紙を採用。密閉/バスレフ両タイプのスピーカーボックスに対応可能となる。

10インチのMS-10SD2は、周波数特性40Hz〜400Hzで最大許容入力は1,200W。対応するスピーカーボックスは密閉型22l/バスレフ型32lで、ポート径/長さが75mm/250mmのもの。12インチのMS-12SD2は、周波数特性30Hz〜400Hzで最大許容入力は1,800W。対応するスピーカーボックスは密閉型27l/バスレフ型48lで、ポート径/長さが100mm/220mmのもの。


■パワーアンプ
・「MS-A1004」¥54,600(税込)/4chフルレンジ
・「MS-A5001」¥52,500(税込)/モノラル

MS-A1004(左)、MS-A5001(右)

デジタルシグナルプロセッサーを内蔵し、マルチチャンネル・システムを構築できる。97ポイントにわたるクロスオーバー周波数設定値を駆使して、MS-A1004はフレキシブルに2ウェイマルチシステムをセットアップする。低域専用のMS-A5001は『ローパス・フィルター』と『ハイパス・フィルター』の設定が可能。これにより、手持ちのウーファーユニットをバンドパスユニットとして使用することもできる。クロスオーバー設定値は機種毎に最適ポイントを抽出している。

また、3つのコントロールツマミで全プロセッサーの設定が可能で、設定状況は大型ディスプレイに表示される。スピーカーレベル(ハイレベル)の音声シグナルも入力でき、車両純正ヘッドユニットを活かしたまま、マルチシステムを構築することができる。音声シグナルの入力を感知して、自動的にパワーアンプの電源をオンにする「オートリモート・ターンオン」機能や、入力した音声シグナルと同帯域の音声シグナルをOutput端子から出力できる「パススルーオーディオ出力」機能も備えている。

MS-A1004は、定格出力100W×4(4/2Ω)で、周波数特性は10Hz〜27kHz。MS-A5001は定格出力500W(4/2Ω)で、周波数特性は20Hz〜27Hz。

【問い合わせ】
ハーマンインターナショナル
TEL/050-5561-1560

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