タイムロード、USB入力192/24対応を実現したCHORDのDAC「QBD76HD」を発表

（株）タイムロードは、同社が取り扱うCHORD Electronics社の新製品となるDAコンバーター「Quarter Back DAC76HD（QBD76HD）」の受注を7月15日より開始する。外観仕上げ標準仕様モデルの価格は714,000円（税込）。

本機は2008年に国内発売となった「QBD76」をベースに、USB経由のオーディオ信号入力を192kHz/24bitまで対応させたHDバージョンとして登場する。QBD76に搭載されていたBluetooth機能が省略され、代わりに搭載されるHDデータ専用のバルク転送方式を採用したUSB2.0ポートが192kHzデータの入力をカバーする。HD対応の専用USBケーブルも付属する。

既存の48kHz対応のUSB（B型）端子1系統は引き続き搭載される。その他のデジタル入力はAES/EBU×2、BNC同軸×2、TOSリンク×2を搭載。本体にはUSBドライバーソフトも付属する。

なお、タイムロードでは既存モデルである「QBD76」を対象としたアップグレードサービスについても7月15日から提供を開始する。アップグレード費用は税込63,000円となり、作業はタイムロードで実機を預かり受けて実施されるかたちとなる。アップグレード後はQBD76に元から搭載されているBluetooth機能は使用不可となり、元の仕様に戻せなくなるので申し込み前に確認が必要だ。

また「QBD76HD」の発売後も、既存モデルの「QBD76」は併売されるかたちとなり、7月15日以降の販売価格はこれまでの714,000円（税込）から651,000円（税込）に変更される（外観仕上げ標準仕様モデルの価格参考）。

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