NC機能や専用アプリ利用、NFCペアリングにも対応
パロット、タッチ操作対応Bluetoothヘッドホン「Zik」を正式発表 − 7月発売、税込39,900円
フランスのメーカーParrot(パロット)は、タッチ操作対応や着脱センサー、専用アプリでのオーディオ調整など、多数のフィーチャーを盛り込んだBluetooth2.1対応ワイヤレスヘッドホン「Zik」を7月より発売する。価格は39,900円(税込)。
本製品は「春のヘッドホン祭2012」に参考出展されていたが(関連ニュース)、本日正式発表されたかたちだ。発表会で製品のプレゼンテーションを行ったパロット社 マルチメディア担当・プロダクトマネージャーのテオドール・シーン氏は「現在あるヘッドホンのなかで、最も革新的な製品」と自信を見せた。
同社初のワイヤレスヘッドホンで、デザインは世界的デザイナーのフィリップ・スタルク氏が手掛けた。ネオジウム製ドライバーを搭載し、周波数特性は10Hz〜20kHz。インピーダンスは32Ωとなる。本体にはリチウムイオンバッテリーを搭載。USB経由での3時間の充電で、6時間(下記の全機能を使用した場合)の連続使用が可能。ノイズキャンセリング機能のみの利用では18時間使うことができる。
■タッチパネルやセンサーを使った操作に対応
人間工学に基づいたデザインを採用。右のイヤーカップの表面全体がタッチパネルになっており、そちらで操作を行える。音楽を聴いている際は、前後に指を動かすと曲送り/曲戻し、上下に動かすとボリュームを上げ下げできる。また、イヤーパッド部に着脱センサーを備え、Zikを耳から離すと、自動的に音楽が一時停止に。もう一度装着すると、再スタートする。
ハンズフリー通話時は、電話が掛かってきた際タッチパネルを2回タップすると着話、2秒間押し続けると着話拒否ができる。また、イヤーパッド部の骨伝導センサーにより、あごの骨の振動を検知・分析。ハウジング部のマイクで拾った音声と、この骨伝導センサーでの分析により、うるさい場所でも話し声をしっかり拾うことができるという。
■“98%雑音除去可能”なノイズキャンセル機能
パロット社の特許技術を使ったアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。通常のアクティブノイズキャンセリングはハウジングの外側と内側に1つずつ、計2つのマイクを搭載しているが、Zikは4つ搭載。外側のマイクで周囲の雑音をとらえ、別の2つのマイクで低周波の残響を分析。それと逆の音響波を発してノイズキャンセルを行う。98%の雑音を排除することができるとのことだ。
ノイズキャンセル機能をオフにした場合は、普通のヘッドホンをして使うことが可能だ。
■DSPを使った“コンサートホール・アルゴリズム”搭載。専用アプリ操作にも対応
音質面では、DSPを使った“コンサートホール・アルゴリズム”を搭載し、左右のユニットから出る音を調整し、広がり感があり長時間聴いても聴き疲れしない音にするという。専用アプリ「Parrot Audio Suite」(無料)を使って、空間の環境選択(Concert hall/Jazz club/Living room/Silent roomの4つから選べる)や、音の広がり感を調整することができる。
「Parrot Audio Suite」ではその他にも、ノイズキャンセル機能のON/OFFや、イコライザーなどの機能を備えている。当初はiOS版のみだが、後日Android版もリリースされる予定とのことだ。
■近距離無線技術NFCを使ったペアリングにも対応
スマートフォンとのペアリングは、一般的なBluetooth機器とのペアリング手順と同じで行われるが、本機は近距離無線技術NFC(near field communication)によるペアリングにも対応しているのが特徴のひとつ。Galaxy S IIなどNFC対応端末を、本機の左側のイヤーカップにタッチするだけでペアリングが完了する。
本製品は「春のヘッドホン祭2012」に参考出展されていたが(関連ニュース)、本日正式発表されたかたちだ。発表会で製品のプレゼンテーションを行ったパロット社 マルチメディア担当・プロダクトマネージャーのテオドール・シーン氏は「現在あるヘッドホンのなかで、最も革新的な製品」と自信を見せた。
同社初のワイヤレスヘッドホンで、デザインは世界的デザイナーのフィリップ・スタルク氏が手掛けた。ネオジウム製ドライバーを搭載し、周波数特性は10Hz〜20kHz。インピーダンスは32Ωとなる。本体にはリチウムイオンバッテリーを搭載。USB経由での3時間の充電で、6時間(下記の全機能を使用した場合)の連続使用が可能。ノイズキャンセリング機能のみの利用では18時間使うことができる。
■タッチパネルやセンサーを使った操作に対応
人間工学に基づいたデザインを採用。右のイヤーカップの表面全体がタッチパネルになっており、そちらで操作を行える。音楽を聴いている際は、前後に指を動かすと曲送り/曲戻し、上下に動かすとボリュームを上げ下げできる。また、イヤーパッド部に着脱センサーを備え、Zikを耳から離すと、自動的に音楽が一時停止に。もう一度装着すると、再スタートする。
ハンズフリー通話時は、電話が掛かってきた際タッチパネルを2回タップすると着話、2秒間押し続けると着話拒否ができる。また、イヤーパッド部の骨伝導センサーにより、あごの骨の振動を検知・分析。ハウジング部のマイクで拾った音声と、この骨伝導センサーでの分析により、うるさい場所でも話し声をしっかり拾うことができるという。
■“98%雑音除去可能”なノイズキャンセル機能
パロット社の特許技術を使ったアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。通常のアクティブノイズキャンセリングはハウジングの外側と内側に1つずつ、計2つのマイクを搭載しているが、Zikは4つ搭載。外側のマイクで周囲の雑音をとらえ、別の2つのマイクで低周波の残響を分析。それと逆の音響波を発してノイズキャンセルを行う。98%の雑音を排除することができるとのことだ。
ノイズキャンセル機能をオフにした場合は、普通のヘッドホンをして使うことが可能だ。
■DSPを使った“コンサートホール・アルゴリズム”搭載。専用アプリ操作にも対応
音質面では、DSPを使った“コンサートホール・アルゴリズム”を搭載し、左右のユニットから出る音を調整し、広がり感があり長時間聴いても聴き疲れしない音にするという。専用アプリ「Parrot Audio Suite」(無料)を使って、空間の環境選択(Concert hall/Jazz club/Living room/Silent roomの4つから選べる)や、音の広がり感を調整することができる。
「Parrot Audio Suite」ではその他にも、ノイズキャンセル機能のON/OFFや、イコライザーなどの機能を備えている。当初はiOS版のみだが、後日Android版もリリースされる予定とのことだ。
■近距離無線技術NFCを使ったペアリングにも対応
スマートフォンとのペアリングは、一般的なBluetooth機器とのペアリング手順と同じで行われるが、本機は近距離無線技術NFC(near field communication)によるペアリングにも対応しているのが特徴のひとつ。Galaxy S IIなどNFC対応端末を、本機の左側のイヤーカップにタッチするだけでペアリングが完了する。
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