携帯タイプと据え置き型に加えACアダプター用アイテムも
中村製作所、DAP用小型アイソレーショントランスなど4製品を発表
(株)中村製作所は、DAP用の小型アイソレーショントランス“AClear Porta”(アクリアポータ)「NIP-01」など4製品を発表した。
今週末に開催される「秋のヘッドフォン祭」に参考出展する製品を、一足早く一部メディアなどに公開した格好。いずれも現時点では詳細な発売時期や価格は未定だが「11月くらいには発売できるのではないか」(同社スタッフ)とのことだった。
■DAPと一緒に携帯できる小型モデル“AClear Porta”「NIP-01」
DAPとヘッドホン/イヤホンとの間に接続して使用する製品。同社ではポータブルプレーヤー用パッシブ型ヘッドホンコンディショナーと呼んでいる。価格はオープンだが9,800円前後での実売が予想されるという。
直径23mm×57Hmm、質量約40gという小型軽量な円筒形ボディに、小型トランスをL/Rそれぞれ用に1個ずつの計2個搭載。このトランスはDAPからの小さな音楽信号だけで動作するよう、「通常の電源トランスなどに比べて、はるかに高精度の部品と高度な製造技術によって製造している」という。
このトランスにより、DAPからの音楽信号に混入した高周波デジタルノイズを除去するというもの。駆動に電源が不要である点も大きな特徴のひとつ。適合インピーダンスは12〜64Ωで、周波数特性が40Hz〜50kHz(-3dB)。
外装ケースは高級化粧品と同等の高純度アルミ(99.9%以上)と浸透インクを使用したダブルアルマイト処理を行っている。また、カラーバリエーションとしてブラック、ピンク、シルバーグレイ、ブルー、クロームの5色を用意している。
■据え置き型のヘッドホン用アイソレーショントランスには新製品2モデル
同社が“Premium Pure Hedaphone Conditioner”と呼ぶ据え置き型タイプには、「NIP-04」と「NIP-03」という2モデルを発表。価格は「NIP-04」が20万円程度、「NIP-03」が5万円程度になる見込みだという。
両機共通の仕様として、L/R独立の音量調整VRに、音質に優れるという巻線型可変抵抗器を採用。出力端子にはステレオミニジャックと1/4フォーンジャックを装備し、同時出力もできる。
また、ステレオMIX回路を搭載。モノラル音源にすることができるほか、録音状態の調整にも利用できる。さらに両CHモノラル・片CHモノラルを選択できる。
「NIP-04」は、新設計のパーマロイ絶縁トランスを搭載。トランスの取付はカーボンによるサンドイッチ構造とし、天面からのつり下げとすることで外部からの振動を排除している。
L/R独立のRCA端子を装備し、いわゆるピュアオーディオシステムとの接続・構成も可能。そのほかアルミ削り出し筐体と、前面・後面にカーボンパネルを採用。これにより強度と制振性を高めている。
使用最大レベルは800mW/ch 32Ω 1kHz THD1%、適合インピーダンスが12〜64Ω、周波数特性が30Hz〜80kHz(-3dB)。
「NIP-03」は、新設計の特殊コア絶縁トランスを搭載。「NIP-04」との違いとしてはアルミ削り出し筐体でないものの、上面にカーボンパネルをを採用することで強度と制振性を高めている。また、入力端子も本機はステレオミニジャックを採用している。
なお、トランスの取付は、サンドイッチ構造ではないが本機もカーボンによる取り付けの天面つり下げを採用している。
使用最大レベルは400mW/ch 32Ω 1kHz THD1%、適合インピーダンスが12〜64Ω、周波数特性が35Hz〜80kHz(-3dB)。
■ACアダプター用アイテムにも新モデルを投入
ACアダプター用の音質改善アイテムの新モデル「NMMB-02」も発表。
発売中の「Miracle Music Bank NMMB01」(関連ニュース)から、動作電圧のチェックが行えるアナログメーターを省略するなどで簡略化・小型させたモデルで、価格も「1万円程度になる見込み」と低価格化も実現した。「機能としてはNMMB01とほぼ変わらない」という。
今週末に開催される「秋のヘッドフォン祭」に参考出展する製品を、一足早く一部メディアなどに公開した格好。いずれも現時点では詳細な発売時期や価格は未定だが「11月くらいには発売できるのではないか」(同社スタッフ)とのことだった。
■DAPと一緒に携帯できる小型モデル“AClear Porta”「NIP-01」
DAPとヘッドホン/イヤホンとの間に接続して使用する製品。同社ではポータブルプレーヤー用パッシブ型ヘッドホンコンディショナーと呼んでいる。価格はオープンだが9,800円前後での実売が予想されるという。
直径23mm×57Hmm、質量約40gという小型軽量な円筒形ボディに、小型トランスをL/Rそれぞれ用に1個ずつの計2個搭載。このトランスはDAPからの小さな音楽信号だけで動作するよう、「通常の電源トランスなどに比べて、はるかに高精度の部品と高度な製造技術によって製造している」という。
このトランスにより、DAPからの音楽信号に混入した高周波デジタルノイズを除去するというもの。駆動に電源が不要である点も大きな特徴のひとつ。適合インピーダンスは12〜64Ωで、周波数特性が40Hz〜50kHz(-3dB)。
外装ケースは高級化粧品と同等の高純度アルミ(99.9%以上)と浸透インクを使用したダブルアルマイト処理を行っている。また、カラーバリエーションとしてブラック、ピンク、シルバーグレイ、ブルー、クロームの5色を用意している。
■据え置き型のヘッドホン用アイソレーショントランスには新製品2モデル
同社が“Premium Pure Hedaphone Conditioner”と呼ぶ据え置き型タイプには、「NIP-04」と「NIP-03」という2モデルを発表。価格は「NIP-04」が20万円程度、「NIP-03」が5万円程度になる見込みだという。
両機共通の仕様として、L/R独立の音量調整VRに、音質に優れるという巻線型可変抵抗器を採用。出力端子にはステレオミニジャックと1/4フォーンジャックを装備し、同時出力もできる。
また、ステレオMIX回路を搭載。モノラル音源にすることができるほか、録音状態の調整にも利用できる。さらに両CHモノラル・片CHモノラルを選択できる。
「NIP-04」は、新設計のパーマロイ絶縁トランスを搭載。トランスの取付はカーボンによるサンドイッチ構造とし、天面からのつり下げとすることで外部からの振動を排除している。
L/R独立のRCA端子を装備し、いわゆるピュアオーディオシステムとの接続・構成も可能。そのほかアルミ削り出し筐体と、前面・後面にカーボンパネルを採用。これにより強度と制振性を高めている。
使用最大レベルは800mW/ch 32Ω 1kHz THD1%、適合インピーダンスが12〜64Ω、周波数特性が30Hz〜80kHz(-3dB)。
「NIP-03」は、新設計の特殊コア絶縁トランスを搭載。「NIP-04」との違いとしてはアルミ削り出し筐体でないものの、上面にカーボンパネルをを採用することで強度と制振性を高めている。また、入力端子も本機はステレオミニジャックを採用している。
なお、トランスの取付は、サンドイッチ構造ではないが本機もカーボンによる取り付けの天面つり下げを採用している。
使用最大レベルは400mW/ch 32Ω 1kHz THD1%、適合インピーダンスが12〜64Ω、周波数特性が35Hz〜80kHz(-3dB)。
■ACアダプター用アイテムにも新モデルを投入
ACアダプター用の音質改善アイテムの新モデル「NMMB-02」も発表。
発売中の「Miracle Music Bank NMMB01」(関連ニュース)から、動作電圧のチェックが行えるアナログメーターを省略するなどで簡略化・小型させたモデルで、価格も「1万円程度になる見込み」と低価格化も実現した。「機能としてはNMMB01とほぼ変わらない」という。