C.E.C.やAIRTIGHTの製品が多数登場

<TIAS>C.E.C.がベルト駆動CDP「CD3N」参考出品/TRANSPOTERのADプレーヤー「TOURBILLON」

公開日 2012/11/04 12:47 ファイル・ウェブ編集部
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2012東京インターナショナルオーディオショウが本日まで開催されている。本項ではC.E.C.とエイ・アンド・エムとの出展の模様をレポートする。

■C.E.C.はCDプレーヤー「CD3N」を参考出品

C.E.C.ブースでは、自社ブランドの製品を中心に、参考出品のCDプレーヤーも含めたデモンストレーションが行われている。

C.E.C.ブースでは自社ブランドによるCDプレーヤーやD/Aコンバーターなどのデモが行われていた

C.E.C.はダブル・ベルトドライブ仕様のCDプレーヤー「CD3N」を参考出展した。本機はCDトランスポート「TL3N」と、先日発売されたばかりのD/Aコンバーター「DA3N」を一体化させた製品。トランスポート部とDAC部は、同社独自のSUPERLINKで接続され、ワードクロックもそのまま使用できる。価格は未定だが、30万円を切る程度を予定しているとのことで、発売時期は来年早々を目指す。

ダブル・ベルトドライブ仕様のCDプレーヤー「CD3N」を参考出展

さらに、今年の夏に発売されたD/Aコンバーター「DA3N」も積極的にアピールした。

今年の夏に発売されたD/Aコンバーター「DA3N」

本機は同社独自の超低ジッター伝送方式であるSUPERLINK接続に対応。DACチップは変換精度に優れたESS社のES9008を採用。デジタル入力端子はUSB2系統、同軸とAES/EBUを1系統、光デジタルを3系統装備する。アナログ出力はボリューム可変/固定共にそれぞれXLRとRCAを1系統ずつ装備している。なお、USB入力は96kHzまでの対応となっている。

同社はフローティング式スピーカーボード「AWB3545WF」も出展。本機は東日本大震災後に、大きな注目を集めたという。可動するボード部は一般的なバネ式ではなく、つり下げられたブランコ型を採用。スピーカー本体の重量のばらつきに合わせた調整にも対応している。

フローティング式スピーカーボード「AWB3545WF」

同社は他にも多数の自社製品を出展。バランス駆動タイプのヘッドホンアンプの先駆けとなった「HD53N」、純A級プリメインアンプ「AMO5300R」、真空管アンプ「TUBE53 LTD」、フォノイコライザーアンプ内蔵のアナログプレーヤー「DJ-3000 III」などの展示・デモンストレーションを行った。

バランス駆動タイプのヘッドホンアンプの先駆けとなった「HD53N」

真空管アンプ「TUBE53 LTD」


■エイ・アンド・エムはTRANSPOTERのアナログプレーヤー「TOURBILLON」をデモ

エイ・アンド・エムのブースでは、AIRTIGHTブランドに加え、同社が取り扱うTRANSPOTERなどの製品のデモが行われた。

エイ・アンド・エムはAIRTIGHTの製品などをデモ

エイ・アンド・エム・ブースの目玉となったのは、TRANSPOTERのアナログプレーヤー「TOURBILLON」だ。価格は5,250,000円(税込)。ドイツ本国ではすでに発売されていたが、日本国内では今回、新たに導入される。また、My Sonic Labの超低インピーダンス対応MC方式のカートリッジも同時に出展。本機は1.4Ω/0.5mVに対応し、レコードの溝に眠る細部情報まで引き出すことが可能だという。

TRANSPOTERのアナログプレーヤー「TOURBILLON」。価格は5,250,000円(税込)

My Sonic Labの超低インピーダンス対応MC方式のカートリッジ

同社は他にも、AIRTIGHTブランドのモノラル・パワーアンプ「ATM-211」や「ATM-3」、ステレオ・パワーアンプ「ATM-300」、開発中のスピーカーシステムなどのデモを行った。

AIRTIGHTブランドのモノラル・パワーアンプ「ATM-211」や「ATM-3」、ステレオ・パワーアンプ「ATM-300」

フォノコントロール・アンプ「ATC-1」などの内部を公開

また、本ブースでは、AIRTIHGTの製品に真空管を提供するなどしている高槻電器工業も出展。同社が手がける真空管などの展示を行っていた。

AIRTIGHT製品にも一部で採用されている高槻電器工業の真空管アンプも出展

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