THIELの新スピーカーも登場
<TIAS>アクシス、Dan D'Agostinoのプリ/B.M.C.のDAC/AYREのDSD対応「QB-9」/WADIA「121」など
本日11月2日より東京・有楽町の国際フォーラムで開催されている「2012 東京インターナショナルオーディオショウ」。本稿では、多数の新製品が登場したアクシスのブースレポートをお届けする。
■Dan D'Agostinoのプリアンプが参考出品
米Dan D'Agostinoからは、発売中のモノラルパワーアンプ「MOMENTUM」、ステレオパワーアンプ「MOMENTUM STEREO」と対になるプリアンプ「MOMENTUM Preamplifier」が参考出品された。
デモが行われていたのはプロトタイプで、2013年初頭の発売を目指しているとのこと。価格はシルバーモデルが4,095,000円(税込)、ブラックモデルが4,050,000円(税込)を予定している。アルミブロック削り出しシャーシを採用し、6系統の入力と2系統の出力を搭載する。
「MOMENTUM」、「MOMENTUM STEREO」(関連ニュース)の展示およびデモンストレーションも行われた。「MOMENTUM STEREO」はブラックモデルも展示されていた。
■B.M.C.からはモノラルパワーアンプの新製品「AMP M2」が登場。「Pure」シリーズのDACが参考出品。
昨年より取り扱いを開始した独B.M.C.からは、モノラルパワーアンプ「AMP M1」の後継機「AMP M2」が登場。すでに発売を開始しているとのことで、価格は1,365,000円(ペア/税込)。
最大の特徴は、同社の「DAC1」からの電流出力をダイレクトに出力段に送り込めるCI(カレント・インジェクション)入力機能の搭載。「DAC1」との「OPTO CONTROL」リンクにより、本機に搭載されたDIGMゲインマネージメント機能を起動させ、信号ロスのない音調調整を「DAC1」から行うことが可能だ。
出力は200W/8Ω、380W/4Ω、周波数特性は20Hz〜20kHz,1W(DIGMモード:-0.08dB)。外形寸法は435W×138H×405Dmm、質量は40kgとなっている。
また、9月に発売されたばかりのプリメインアンプ「AMP CS2」(関連ニュース)も、最新製品として出展した。
本機は電圧入力と電流入力の双方に対応し、通常のプリメインアンプとしての動作のほか、DIGMゲイン(ボリューム)を通常のパワーアンプと同等レベルにゲインセットすることでパワーアンプとして使用することもできる。
また同社が来年から展開する予定という「Pure」シリーズのD/Aコンバーター、「PURE DAC」も参考出品された。
本機はUSB、同軸/光デジタル、AES/EBUの入力端子を搭載し、アナログ出力についてはXLR端子、RCA端子を搭載。ヘッドホンアンプも内蔵する。価格は12〜3万円程度、発売時期は来年を予定しているとのこと。なおB.M.C.は「PURE」シリーズを手頃な価格を実現するコンポーネントラインと位置づけ、15万円前後のアンプ、プレーヤーなども展開していく予定だという。
■AYREからはDSD対応の「QB-9」、プリメインアンプ「AX-5」が登場
AYREからは従来の192kHz/24bit再生に加え、DSD再生にも対応した「QB-9」のプロトタイプが登場。DSD再生も含めたデモを行っていた。
従来モデルの「QB-9」についても、ソフトウェア・アップデートと簡単な基板交換でDSD対応が可能となるが、ユーザー自身でのアップデートは行えず、輸入代理店であるアクシスに製品を送っての対応となる。費用は数万円程度になるという。また、今後出荷される「QB-9」についてはDSD対応が標準になるとのことだが、価格は未定。またDSD再生の詳細スペックも後日発表される。
プリメインアンプのAX-5も新製品として登場。新開発「ダイヤモンド・バッファー出力ステージ」を採用し、出力は125W×2(8Ω)。独自のパワーフィルター「Ayre Conditioner」、EIトランス、リニアー・アナログ・パワーサプライなどを搭載する。価格は1,312,500円(税込)。
■WADIAからDAC兼ヘッドホンアンプの新製品が登場
WADIAからはコンパクトながら電源部が別筐体のDAC兼ヘッドホンアンプ「121 decording computer」が新製品として出展され、実際にヘッドホンでのデモも行われた。価格は198,450円(税込)。
本機は同社伝統のD/A変換アルゴリズム「ディジ・マスター」を内蔵。アシンクロナス伝送に対応したUSB、同軸/光デジタル/AES/EBUなどのデジタル入力を備え、アナログ出力はXLR、RCAの両端子を搭載。さらに2段階のゲイン設定に対応した高品位ヘッドホン出力(ステレオ標準端子)を搭載。USBを含めたデジタル入力は192kHz/24ビットに対応する。
電源部については、「121」本体への電源供給はもちろん、「171 iTransport」への同時電源供給も可能で、システム全体のさらなる高音質化に寄与することができる。電源部は44,100円(税込)で単体販売も行われる。
■THIELの新スピーカーシステムがデモンストレーション
米THIELからはフロア型スピーカーの新製品「CS2.7」が登場した。本機も2013年初頭に向けて発売が調整されており、価格はダークチェリーとウォールナットが1,302,000円(ペア/税込)、アンバーウッドが1,407,000円(ペア/税込)とカラーによって異なる。
本機はフラグシップ「CS3.7」と「CS2.4」の中間に位置するモデルとなる。「CS3.7」の技術を継承した特徴的なトゥイーター/ミッドレンジは、アノダイズ処理されたアルミニウムによる振動板で構成されている。
■WILSON AUDIOからは新スピーカー「Alexia」が出展
米WILSON AUDIOからは、3ウェイ4ドライバーの弩級スピーカーシステム「Alexia」を新製品として出展。価格は6,090,000円(税込/ペア)。また、主力モデルであるSophia3などのデモが積極的に行われていた。
■TRANSPARENT、FM ACOUSTICSなど、他にも多数の製品が出展/finite elementのサウンドボード
多様なハイエンド・オーディオブランドの新製品が続々と登場したアクシスブース。その他のブランドからも多数の製品が出品された。米国のハイエンド・ケーブルブランドであるTRANSPARENTからは、今年4月に発売されたDINフォノケーブルを始め、多数のケーブルが出品された。スイスのFM ACOUSTICSのプリアンプやフォノイコライザー、独finite elementeのサウンドボード、ARACRAFTのスピーカーシステムなども展示/デモが行われていた。
■Dan D'Agostinoのプリアンプが参考出品
米Dan D'Agostinoからは、発売中のモノラルパワーアンプ「MOMENTUM」、ステレオパワーアンプ「MOMENTUM STEREO」と対になるプリアンプ「MOMENTUM Preamplifier」が参考出品された。
デモが行われていたのはプロトタイプで、2013年初頭の発売を目指しているとのこと。価格はシルバーモデルが4,095,000円(税込)、ブラックモデルが4,050,000円(税込)を予定している。アルミブロック削り出しシャーシを採用し、6系統の入力と2系統の出力を搭載する。
「MOMENTUM」、「MOMENTUM STEREO」(関連ニュース)の展示およびデモンストレーションも行われた。「MOMENTUM STEREO」はブラックモデルも展示されていた。
■B.M.C.からはモノラルパワーアンプの新製品「AMP M2」が登場。「Pure」シリーズのDACが参考出品。
昨年より取り扱いを開始した独B.M.C.からは、モノラルパワーアンプ「AMP M1」の後継機「AMP M2」が登場。すでに発売を開始しているとのことで、価格は1,365,000円(ペア/税込)。
最大の特徴は、同社の「DAC1」からの電流出力をダイレクトに出力段に送り込めるCI(カレント・インジェクション)入力機能の搭載。「DAC1」との「OPTO CONTROL」リンクにより、本機に搭載されたDIGMゲインマネージメント機能を起動させ、信号ロスのない音調調整を「DAC1」から行うことが可能だ。
出力は200W/8Ω、380W/4Ω、周波数特性は20Hz〜20kHz,1W(DIGMモード:-0.08dB)。外形寸法は435W×138H×405Dmm、質量は40kgとなっている。
また、9月に発売されたばかりのプリメインアンプ「AMP CS2」(関連ニュース)も、最新製品として出展した。
本機は電圧入力と電流入力の双方に対応し、通常のプリメインアンプとしての動作のほか、DIGMゲイン(ボリューム)を通常のパワーアンプと同等レベルにゲインセットすることでパワーアンプとして使用することもできる。
また同社が来年から展開する予定という「Pure」シリーズのD/Aコンバーター、「PURE DAC」も参考出品された。
本機はUSB、同軸/光デジタル、AES/EBUの入力端子を搭載し、アナログ出力についてはXLR端子、RCA端子を搭載。ヘッドホンアンプも内蔵する。価格は12〜3万円程度、発売時期は来年を予定しているとのこと。なおB.M.C.は「PURE」シリーズを手頃な価格を実現するコンポーネントラインと位置づけ、15万円前後のアンプ、プレーヤーなども展開していく予定だという。
■AYREからはDSD対応の「QB-9」、プリメインアンプ「AX-5」が登場
AYREからは従来の192kHz/24bit再生に加え、DSD再生にも対応した「QB-9」のプロトタイプが登場。DSD再生も含めたデモを行っていた。
従来モデルの「QB-9」についても、ソフトウェア・アップデートと簡単な基板交換でDSD対応が可能となるが、ユーザー自身でのアップデートは行えず、輸入代理店であるアクシスに製品を送っての対応となる。費用は数万円程度になるという。また、今後出荷される「QB-9」についてはDSD対応が標準になるとのことだが、価格は未定。またDSD再生の詳細スペックも後日発表される。
プリメインアンプのAX-5も新製品として登場。新開発「ダイヤモンド・バッファー出力ステージ」を採用し、出力は125W×2(8Ω)。独自のパワーフィルター「Ayre Conditioner」、EIトランス、リニアー・アナログ・パワーサプライなどを搭載する。価格は1,312,500円(税込)。
■WADIAからDAC兼ヘッドホンアンプの新製品が登場
WADIAからはコンパクトながら電源部が別筐体のDAC兼ヘッドホンアンプ「121 decording computer」が新製品として出展され、実際にヘッドホンでのデモも行われた。価格は198,450円(税込)。
本機は同社伝統のD/A変換アルゴリズム「ディジ・マスター」を内蔵。アシンクロナス伝送に対応したUSB、同軸/光デジタル/AES/EBUなどのデジタル入力を備え、アナログ出力はXLR、RCAの両端子を搭載。さらに2段階のゲイン設定に対応した高品位ヘッドホン出力(ステレオ標準端子)を搭載。USBを含めたデジタル入力は192kHz/24ビットに対応する。
電源部については、「121」本体への電源供給はもちろん、「171 iTransport」への同時電源供給も可能で、システム全体のさらなる高音質化に寄与することができる。電源部は44,100円(税込)で単体販売も行われる。
■THIELの新スピーカーシステムがデモンストレーション
米THIELからはフロア型スピーカーの新製品「CS2.7」が登場した。本機も2013年初頭に向けて発売が調整されており、価格はダークチェリーとウォールナットが1,302,000円(ペア/税込)、アンバーウッドが1,407,000円(ペア/税込)とカラーによって異なる。
本機はフラグシップ「CS3.7」と「CS2.4」の中間に位置するモデルとなる。「CS3.7」の技術を継承した特徴的なトゥイーター/ミッドレンジは、アノダイズ処理されたアルミニウムによる振動板で構成されている。
■WILSON AUDIOからは新スピーカー「Alexia」が出展
米WILSON AUDIOからは、3ウェイ4ドライバーの弩級スピーカーシステム「Alexia」を新製品として出展。価格は6,090,000円(税込/ペア)。また、主力モデルであるSophia3などのデモが積極的に行われていた。
■TRANSPARENT、FM ACOUSTICSなど、他にも多数の製品が出展/finite elementのサウンドボード
多様なハイエンド・オーディオブランドの新製品が続々と登場したアクシスブース。その他のブランドからも多数の製品が出品された。米国のハイエンド・ケーブルブランドであるTRANSPARENTからは、今年4月に発売されたDINフォノケーブルを始め、多数のケーブルが出品された。スイスのFM ACOUSTICSのプリアンプやフォノイコライザー、独finite elementeのサウンドボード、ARACRAFTのスピーカーシステムなども展示/デモが行われていた。