ヘッドホンアンプ機能も搭載

エミライ、exaSound Audio Design社のDSD対応DAC「e20」

公開日 2012/11/21 17:06 ファイル・ウェブ編集部
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(株)エミライは、カナダ GCM Services Inc社のオーディオブランド、exaSound Audio DesignのDAコンバーター「e20」を12月中旬に発売する。価格は299,250円(税込)。


e20
exaSound Audio Designはカナダのハードウェア/ソフトウェアエンジニア、音楽家、起業家によって2010年に設立された新しいオーディオブランド。ドライバーソフトからハードウェア、ソフトウェアまでを完全に内製で開発しており、新OSへのスピーディーな対応や環境の変化への柔軟な対応が可能な点が特徴という。

今回エミライが取り扱うDAコンバーター「e20」は、2.8MHz/5.6MHzのDSDネイティブ再生のほか、最大384kHz/32bitのPCM再生に対応。DXD 352.8kHzのマスターファイル再生もサポートする。また384kHzへのアプコン機能も備えた。

DACチップにはESS Technology社製「ES9018」を採用。OS上からDAC内蔵の32bitデジタルボリュームがコントロールできる。

Windows用ASIO 2.1対応ドライバー、およびMac OS X用のドライバーが用意され、専用ドライバーで動作することでPCM/DSD音源の切替がシームレスに行える。


背面端子
メモリーバッファー内蔵のアシンクロナス伝送対応USBインターフェースを搭載し、USBからの信号にも高いジッター耐性を実現する。

44.1kHz系、48kHz系、DA変換用それぞれに専用の3基の水晶発振器を搭載し、クロックジッター値は0.13ピコ秒を実現したという、超低ジッタークロック回路が内蔵されている。

ノイズを最小化するためには11個のパワーフィルターを搭載。オーディオ帯域でのノイズも2μVrms以下まで抑えて、ジッターやクロストークも最小化している。またオペアンプ、低ノイズレギュレーター、0.1%精度の薄膜抵抗、タンタルポリマーコンデンサーの採用など、内部のパーツにもこだわった。

グラウンドループやPCからのノイズの混入を防ぐため、USB基板とDAC回路との間にはガルバニック絶縁回路を設けている。絶縁回路は背面のトグルスイッチでON/OFFを切替えられる。

ほかにも高精度なヘッドホンアンプも搭載。IRリモコンのプリセットにも対応する。


【問い合わせ先】
(株)エミライ
TEL/03-6365-6330

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