出力は110W×2(4Ω)
フューレン、OCTAVEの真空管プリメインアンプ「V110」
フューレンコーディネートは、独OCTAVEの真空管プリメインアンプ「V110」を8月23日より発売する。価格はラインモデルが976,500円(税込)、フォノモデルが1,050,000円(税込)。
V110は五極管プッシュプル出力段により出力110W×2(4Ω)を実現する真空管方式のプリメインアンプで、従来モデルのV70SEをベースに増幅段や電源を改良したモデルだ。
出力管にはKT120を新採用。ドライバー管にはECC83×1、ECC81×2を搭載する。ドライバー回路にはアルミ電解コンデンサーの代わりに超低リークのタンタル電解コンデンサーが採用されている。
ドライバー管のヒーター電圧は、ヒーターシステムに起因するハム音やノイズを軽減するように安定化。ヒーターと供給電圧はそれぞれ電源管理回路を経由して調整される。また、突入電流から内部パーツを保護する電力管理システムを搭載し、出力管の伝導と入力段電圧を常時モニタリングしている。
バイアスは固定で、前面パネルから操作できるバイアストリムポテンションメーターとLED表示により、手軽に出力管の状況をモニタリングして個別にバイアス調整を行うことができる。
ライン入力はRCA端子を4系統、XLR端子を1系統搭載。ホームシアター向けのパワーアンプ入力も装備する。出力についてはREC出力(RCA)を1系統、プリ出力(RCA)を1系統装備。プリ出力についてはアクティブサブウーファーなどの接続機器からの悪影響を減らすために、集積回路でバッファリングされている。
エコモードも搭載。無信号状態が約10分続くとエコモードが起動し、主要な回路の電源をオフすることで、アイドル電流を20Wまで抑えている。エコモード時に音楽信号が検知されると電源がオンになり、35秒程度の短いウォームアップで再び音楽再生が可能となる。
さらに本機は、通常仕様のラインモデルに加え、MM(47kΩ)またはMC(500Ω)カートリッジに対応したフォノ入力を搭載するフォノモデルもラインナップする。フォノ入力基板には12dB/Octのサブソニックフィルターが搭載されている。その他オプションとして、電流供給を安定化させて負荷の変動に伴うインピーダンスの変動の影響を低減するキャパシタンスモジュール「Black Box」「Super Black Box」を用意している。
パワーアンプ部の周波数特性は20Hz〜70kHz(90W、-1/-3dB)、高調波歪率は0.1%(10W/4Ω)、S/Nは-110dB/90W、最低負荷インピーダンスは2Ωとなる。プリアンプ部の入力感度は220mV(Line Level Input)、入力インピーダンスは50kΩ、クロストークは-105dB。
消費電力は最大500W、最小160W(無信号時)で、エコモード時は20W。外形寸法は451W×170H×415Dmm、質量は23.0kg。
【問い合わせ先】
フューレンコーディネート
TEL/0120-004-884
V110は五極管プッシュプル出力段により出力110W×2(4Ω)を実現する真空管方式のプリメインアンプで、従来モデルのV70SEをベースに増幅段や電源を改良したモデルだ。
出力管にはKT120を新採用。ドライバー管にはECC83×1、ECC81×2を搭載する。ドライバー回路にはアルミ電解コンデンサーの代わりに超低リークのタンタル電解コンデンサーが採用されている。
ドライバー管のヒーター電圧は、ヒーターシステムに起因するハム音やノイズを軽減するように安定化。ヒーターと供給電圧はそれぞれ電源管理回路を経由して調整される。また、突入電流から内部パーツを保護する電力管理システムを搭載し、出力管の伝導と入力段電圧を常時モニタリングしている。
バイアスは固定で、前面パネルから操作できるバイアストリムポテンションメーターとLED表示により、手軽に出力管の状況をモニタリングして個別にバイアス調整を行うことができる。
ライン入力はRCA端子を4系統、XLR端子を1系統搭載。ホームシアター向けのパワーアンプ入力も装備する。出力についてはREC出力(RCA)を1系統、プリ出力(RCA)を1系統装備。プリ出力についてはアクティブサブウーファーなどの接続機器からの悪影響を減らすために、集積回路でバッファリングされている。
エコモードも搭載。無信号状態が約10分続くとエコモードが起動し、主要な回路の電源をオフすることで、アイドル電流を20Wまで抑えている。エコモード時に音楽信号が検知されると電源がオンになり、35秒程度の短いウォームアップで再び音楽再生が可能となる。
さらに本機は、通常仕様のラインモデルに加え、MM(47kΩ)またはMC(500Ω)カートリッジに対応したフォノ入力を搭載するフォノモデルもラインナップする。フォノ入力基板には12dB/Octのサブソニックフィルターが搭載されている。その他オプションとして、電流供給を安定化させて負荷の変動に伴うインピーダンスの変動の影響を低減するキャパシタンスモジュール「Black Box」「Super Black Box」を用意している。
パワーアンプ部の周波数特性は20Hz〜70kHz(90W、-1/-3dB)、高調波歪率は0.1%(10W/4Ω)、S/Nは-110dB/90W、最低負荷インピーダンスは2Ωとなる。プリアンプ部の入力感度は220mV(Line Level Input)、入力インピーダンスは50kΩ、クロストークは-105dB。
消費電力は最大500W、最小160W(無信号時)で、エコモード時は20W。外形寸法は451W×170H×415Dmm、質量は23.0kg。
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