DSD再生にも対応。数多くの音質的こだわりを投入
ソニー、192kHz/32bit対応USB-DAC内蔵アンプ「UDA-1」
ソニーは、192kHz/32bitのリニアPCM、およびWindowsではDSD(DSF/DSDIFF・2.8MHz/5.6MHz)ネイティブ再生にも対応したUSB-DAC内蔵アンプ「UDA-1」を10月12日より発売する。価格はオープンだが5万円前後での販売が予想される。
最高192kHz/32bitのリニアPCM音源に対応。IFAで展示されていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が正式に発表された格好だ。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色を用意している。
対応OSはWindows 8/7/Vista/XPとMac OS X 10.6以降。さらにWindowsではASIOを利用することによってDSDネイティブ再生にも対応する。DSDは2.8MHzと5.6MHz、そしてDSFファイルとDSDIFFファイルに対応している。なお、DSD信号のD/A変換方式として理想的というアナログFIRフィルターを搭載している。
また音声帯域補完技術「DSEE」も搭載。DSD以外の音源に対して、量子化によって失われた消え際の微小な音を再現することで、よりマスター音源に近い自然な音質を実現する。
LR独立型広帯域パワーアンプを採用。LR独立のツインモノ方式とし、LRの音が干渉しないよう配慮している。
パワーアンプデバイスには、ファイナルトランジスタEBT(エミッタバラストトランジスタ)を使用。このEBTは遮断周波数(ft)が約300MHz〜400MHzの小信号トランジスタを1バンクあたり56個使用し、エミッターをバラスト抵抗で並列接続。さらにこれを複数バンク使用する構成になっている。一般的なトランジスタはコレクタ損失(Pc)が大きくなると接合部容量が増え、ftが低くなるが、EBTは小信号トランジスタを並列接続することでPcを増やしても高いftを維持できるという。
本機はこのトランジスタブロックを2ブロック使用したパワーデバイスを採用。これにより超高域まで位相変化がなく過渡応答に優れ、音楽性、倍音成分の表現が豊かな音を楽しめるとしている。
アンプ出力段はNPNとラテラルPNPを組み合わせた疑似AB級動作。微小音量で音楽を再生するときはA級で、大音量時はB級アンプとして動作する。
直径30mm×高さ40mmという大型サイズのブロックコンデンサーを採用。電解液、電極箔のエッチング倍率、ケース形状やスリーブの材質、長さにまでこだわって音質チューニングした特注品をソニー専用パーツとして搭載している。何度も視聴を繰り返し、耐圧、容量等も音質面で最適にチューニングしているという。
また、ワンポイントグランドストラクチャー(1点アース構造)を採用。オーディオ信号の基準点を1点に集中させることで左右チャンネルの基準点の変動を抑えるよう配慮した。
加えて、リーケージフラックスを抑えた低鉄損タイプのEIトランスコアを新規に開発。音質面で優れているというコア材やワニスを選別して使用し、真空含浸方式を採用することで、空間表現能力に優れた音場を再現するという。また、サイズの大きなコアと太い巻き線を採用することで、アナログアンプの性能を最大限に引き出した余裕のある豊かな音色を実現するともしている。
さらに電源、アンプ、D/Aコンバーター部の基板には、通常の銅箔厚の約2倍となる35μmのガラスエポキシ基板を採用。基板の強度を高めることによって振動の影響に強くしたほか、信号ロスやエネルギー伝達ロスが少なくなっているという。なお主要な信号の切替は、半導体スイッチではなく高音質リレーによる切り替えを行っている。
1mm厚の高剛性シャーシを採用。また、フロントパネルから天板は一体型の3mm圧アルミ無垢材を使用している。そのほか Lock to Lock 300度のメカニカルボリュームを採用し、リモートコントロールにも対応している。
さらに、端子類にも音質を優先したパーツを使用。筐体前面には金メッキを施した6.3mmヘッドホン端子を備えるほか、背面のスピーカー端子にも金メッキ処理を施した大型スクリュー端子を採用。ハイグレードなスピーカーケーブルやバナナプラグも接続しやすくしている。
背面端子部には、D/Aダイレクト端子も搭載。192kHz/32bit対応のDACのアナログ出力を、セレクターやコネクターを一切介さず、ダイレクトに出力できる。そのほか端子類では光デジタル入力や同軸デジタル入力も備えている。
また、スピーカー「SS-HA3」との組み合わせ時用のイコライザースイッチなども搭載。壁に近い場所に本機とスピーカーを設置する際などのためのイコライジングを利用できるようにもしている。
最高192kHz/32bitのリニアPCM音源に対応。IFAで展示されていたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が正式に発表された格好だ。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色を用意している。
対応OSはWindows 8/7/Vista/XPとMac OS X 10.6以降。さらにWindowsではASIOを利用することによってDSDネイティブ再生にも対応する。DSDは2.8MHzと5.6MHz、そしてDSFファイルとDSDIFFファイルに対応している。なお、DSD信号のD/A変換方式として理想的というアナログFIRフィルターを搭載している。
また音声帯域補完技術「DSEE」も搭載。DSD以外の音源に対して、量子化によって失われた消え際の微小な音を再現することで、よりマスター音源に近い自然な音質を実現する。
LR独立型広帯域パワーアンプを採用。LR独立のツインモノ方式とし、LRの音が干渉しないよう配慮している。
パワーアンプデバイスには、ファイナルトランジスタEBT(エミッタバラストトランジスタ)を使用。このEBTは遮断周波数(ft)が約300MHz〜400MHzの小信号トランジスタを1バンクあたり56個使用し、エミッターをバラスト抵抗で並列接続。さらにこれを複数バンク使用する構成になっている。一般的なトランジスタはコレクタ損失(Pc)が大きくなると接合部容量が増え、ftが低くなるが、EBTは小信号トランジスタを並列接続することでPcを増やしても高いftを維持できるという。
本機はこのトランジスタブロックを2ブロック使用したパワーデバイスを採用。これにより超高域まで位相変化がなく過渡応答に優れ、音楽性、倍音成分の表現が豊かな音を楽しめるとしている。
アンプ出力段はNPNとラテラルPNPを組み合わせた疑似AB級動作。微小音量で音楽を再生するときはA級で、大音量時はB級アンプとして動作する。
直径30mm×高さ40mmという大型サイズのブロックコンデンサーを採用。電解液、電極箔のエッチング倍率、ケース形状やスリーブの材質、長さにまでこだわって音質チューニングした特注品をソニー専用パーツとして搭載している。何度も視聴を繰り返し、耐圧、容量等も音質面で最適にチューニングしているという。
また、ワンポイントグランドストラクチャー(1点アース構造)を採用。オーディオ信号の基準点を1点に集中させることで左右チャンネルの基準点の変動を抑えるよう配慮した。
加えて、リーケージフラックスを抑えた低鉄損タイプのEIトランスコアを新規に開発。音質面で優れているというコア材やワニスを選別して使用し、真空含浸方式を採用することで、空間表現能力に優れた音場を再現するという。また、サイズの大きなコアと太い巻き線を採用することで、アナログアンプの性能を最大限に引き出した余裕のある豊かな音色を実現するともしている。
さらに電源、アンプ、D/Aコンバーター部の基板には、通常の銅箔厚の約2倍となる35μmのガラスエポキシ基板を採用。基板の強度を高めることによって振動の影響に強くしたほか、信号ロスやエネルギー伝達ロスが少なくなっているという。なお主要な信号の切替は、半導体スイッチではなく高音質リレーによる切り替えを行っている。
1mm厚の高剛性シャーシを採用。また、フロントパネルから天板は一体型の3mm圧アルミ無垢材を使用している。そのほか Lock to Lock 300度のメカニカルボリュームを採用し、リモートコントロールにも対応している。
さらに、端子類にも音質を優先したパーツを使用。筐体前面には金メッキを施した6.3mmヘッドホン端子を備えるほか、背面のスピーカー端子にも金メッキ処理を施した大型スクリュー端子を採用。ハイグレードなスピーカーケーブルやバナナプラグも接続しやすくしている。
背面端子部には、D/Aダイレクト端子も搭載。192kHz/32bit対応のDACのアナログ出力を、セレクターやコネクターを一切介さず、ダイレクトに出力できる。そのほか端子類では光デジタル入力や同軸デジタル入力も備えている。
また、スピーカー「SS-HA3」との組み合わせ時用のイコライザースイッチなども搭載。壁に近い場所に本機とスピーカーを設置する際などのためのイコライジングを利用できるようにもしている。
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