トップエンドモデルの技術要素を踏襲
ラックスマン、ODNF Ver4.0採用の新セパレートアンプ「C-700u」「M-700u」
ラックスマンは、セパレートアンプの新製品としてプリアンプ「C-700u」、パワーアンプ「M-700u」を10月下旬より発売する。価格は「C-700u」が580,000円(税抜)、「M-700u」が580,000円(税抜)となる。
プリアンプC-700uは、2007年に発売されたC-600fの「ラインレベル専用に徹したシンプルで高品質なコントロールアンプ」というコンセプトを踏襲しつつ、2013年に発売されたトップエンドモデルC-900uの技術を引き継いだモデル。歪特性を大幅に改善したODNF回路の最新バージョン4.0の搭載や、スムーズで音質劣化を抑えた音量調節を実現した新LECUA1000の採用など、C-900uで実現した技術要素を採用している。
また、トーンコントロールや音量連動ラウドネス、外部プリ入力、ズーム表示機能など、オーディオシステムの中核を担う「コントロールアンプ」としての利便性を実現する機能もそろえている。
M-700uは、同じく2007年発売のM-600Aの「高いドライバビリティと密度感のある音質を兼ね備えたパワーアンプ」というテーマを継承しながら、歪特性を改善したバージョン4.0のODNF回路の搭載や、高いパワーリニアリティを実現する4パラレル・プッシュプル構成の出力モジュールを採用するなど、最上位モデルM-900uの性能を引き継いだ製品となる。大型の針式アナログメーターや、ハイパワーのモノラルアンプとしても活用可能なBTLモードの装備など、機能面の充実も図っている。
■プリアンプ「C-700u」− 独自の帰還方式ODNF回路の最新バージョン4.0を搭載
C-700uは、トップエンドモデルC-900uと同一のディスクリート方式によるプリアンプ回路をアンバランス構成で搭載。さらには、C-900uと同様に、高域の歪特性を大幅に改善した独自の帰還方式ODNF回路の最新バージョン4.0を搭載している。ボリュームコントロールについては、スムーズな音量調節を実現する88ステップのアンプ回路一体化型・電子制御アッテネーター“新”「LECUA1000」を採用した。
プリアンプ回路のゲインは、C-600fでは10.5dBだったが、本機では12dBにアップ。また、フロントパネルに電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールとLECUAによる音量シフト機能を使用したLRバランス調節機能を装備している。加えて、人の聴感特性に合わせた音量連動式のラウドネス機能(リモコンでのみON/OFF可能)も備える。
出力モードについては、フロントパネル上のスイッチで選択可能。バランス入力1〜2は、プリセットした位相(3番HOT←→2番HOT)を端子ごとに記憶できる。AVアンプのプリ出力などを接続できるアンバランス・外部プリ入力端子も実装。
電源部もさらに強化された。パワーアンプドライバーとしての性能を実現するため、3,300μF×2のブロックコンデンサーを搭載したパワーアンプ級の強力な電源環境を確保。筐体については、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシ構造を採用。脚部には、微小レベルのデリケートな音楽信号を不要な振動から守る、グラデーション鋳鉄製レッグを装着している。
ハイエンドモデルとして各パーツも厳選。抵抗やコンデンサーには、こだわりのカスタムパーツをふんだんに採用している。ディスプレイは、視認性に優れたズームおよびディマー機能付きの表示用FLディスプレイを搭載。端子部は金メッキ処理を施したハイグレードなACインレットを採用する。なお、新レイアウト採用のリモコン「RA-22」、OFC極太線ノンツイスト構造の純正電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。
■パワーアンプ「M-700u」− 瞬時最大960Wの出力を実現
パワーアンプM-700uは、120W(8Ω)〜瞬時最大960W(1Ω)のパワーリニアリティを実現。さらに、ハイパワー志向と密度感のある音質を高度に両立させたバイアス電流設定により、最大6Wまでの純A級動作が可能だ。アンプ部については、高域の歪特性を大幅に改善したODNF Ver4.0対応の3段ダーリントン4パラレルプッシュプルの出力モジュール構成を採用する。
電源部には、高いレギュレーション性能を確保するEI型大容量590VAの電源トランスを搭載。筐体には、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシ構造を用いている。
意匠面では、LEDによる電球色照明付きの大型針式アナログレベルメーターを装備。また、4接点をパラレル接続した大型スピーカーリレーとスピーカー端子までの低インピーダンス化により、高ダンピングファクター350を実現する。脚部にはC-700uと同様にグラデーション鋳鉄製レッグを装着。抵抗やコンデンサーには、やはりカスタムパーツを多数用いている。電源ケーブルは、OFC極太線ノンツイスト構造の純正品「JPA-10000」が付属する。
プリアンプC-700uは、2007年に発売されたC-600fの「ラインレベル専用に徹したシンプルで高品質なコントロールアンプ」というコンセプトを踏襲しつつ、2013年に発売されたトップエンドモデルC-900uの技術を引き継いだモデル。歪特性を大幅に改善したODNF回路の最新バージョン4.0の搭載や、スムーズで音質劣化を抑えた音量調節を実現した新LECUA1000の採用など、C-900uで実現した技術要素を採用している。
また、トーンコントロールや音量連動ラウドネス、外部プリ入力、ズーム表示機能など、オーディオシステムの中核を担う「コントロールアンプ」としての利便性を実現する機能もそろえている。
M-700uは、同じく2007年発売のM-600Aの「高いドライバビリティと密度感のある音質を兼ね備えたパワーアンプ」というテーマを継承しながら、歪特性を改善したバージョン4.0のODNF回路の搭載や、高いパワーリニアリティを実現する4パラレル・プッシュプル構成の出力モジュールを採用するなど、最上位モデルM-900uの性能を引き継いだ製品となる。大型の針式アナログメーターや、ハイパワーのモノラルアンプとしても活用可能なBTLモードの装備など、機能面の充実も図っている。
■プリアンプ「C-700u」− 独自の帰還方式ODNF回路の最新バージョン4.0を搭載
C-700uは、トップエンドモデルC-900uと同一のディスクリート方式によるプリアンプ回路をアンバランス構成で搭載。さらには、C-900uと同様に、高域の歪特性を大幅に改善した独自の帰還方式ODNF回路の最新バージョン4.0を搭載している。ボリュームコントロールについては、スムーズな音量調節を実現する88ステップのアンプ回路一体化型・電子制御アッテネーター“新”「LECUA1000」を採用した。
プリアンプ回路のゲインは、C-600fでは10.5dBだったが、本機では12dBにアップ。また、フロントパネルに電子制御のバス/トレブル式トーンコントロールとLECUAによる音量シフト機能を使用したLRバランス調節機能を装備している。加えて、人の聴感特性に合わせた音量連動式のラウドネス機能(リモコンでのみON/OFF可能)も備える。
出力モードについては、フロントパネル上のスイッチで選択可能。バランス入力1〜2は、プリセットした位相(3番HOT←→2番HOT)を端子ごとに記憶できる。AVアンプのプリ出力などを接続できるアンバランス・外部プリ入力端子も実装。
電源部もさらに強化された。パワーアンプドライバーとしての性能を実現するため、3,300μF×2のブロックコンデンサーを搭載したパワーアンプ級の強力な電源環境を確保。筐体については、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシ構造を採用。脚部には、微小レベルのデリケートな音楽信号を不要な振動から守る、グラデーション鋳鉄製レッグを装着している。
ハイエンドモデルとして各パーツも厳選。抵抗やコンデンサーには、こだわりのカスタムパーツをふんだんに採用している。ディスプレイは、視認性に優れたズームおよびディマー機能付きの表示用FLディスプレイを搭載。端子部は金メッキ処理を施したハイグレードなACインレットを採用する。なお、新レイアウト採用のリモコン「RA-22」、OFC極太線ノンツイスト構造の純正電源ケーブル「JPA-10000」が付属する。
■パワーアンプ「M-700u」− 瞬時最大960Wの出力を実現
パワーアンプM-700uは、120W(8Ω)〜瞬時最大960W(1Ω)のパワーリニアリティを実現。さらに、ハイパワー志向と密度感のある音質を高度に両立させたバイアス電流設定により、最大6Wまでの純A級動作が可能だ。アンプ部については、高域の歪特性を大幅に改善したODNF Ver4.0対応の3段ダーリントン4パラレルプッシュプルの出力モジュール構成を採用する。
電源部には、高いレギュレーション性能を確保するEI型大容量590VAの電源トランスを搭載。筐体には、シャーシ電流によるアースインピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシ構造を用いている。
意匠面では、LEDによる電球色照明付きの大型針式アナログレベルメーターを装備。また、4接点をパラレル接続した大型スピーカーリレーとスピーカー端子までの低インピーダンス化により、高ダンピングファクター350を実現する。脚部にはC-700uと同様にグラデーション鋳鉄製レッグを装着。抵抗やコンデンサーには、やはりカスタムパーツを多数用いている。電源ケーブルは、OFC極太線ノンツイスト構造の純正品「JPA-10000」が付属する。