壁面と天井との交わる部分に使用
日東紡音響、“天井・壁コーナー”用の新ルームチューニング材「ANKH-V」
日東紡音響エンジニアリングは、ルームチューニングアイテム「ANKH(アンク)」の新モデルとして、壁面と天井との交わる部分に使用するための「ANKH-V」を発売した。価格は10万円(税抜)。
すでに展開中の「ANKH-IV」は、部屋コーナーの天井部分に取り付けるのに対し、今回のモデルは壁面と天井との交わる部分(同社では「天井・壁コーナー」と呼んでいる)に取り付けるタイプ。
部屋四隅のコーナーや、その天井との交点である「天井コーナー」は特に低域の音圧が高く、「音溜まり」とも言われ、部屋の音響障害の要因ともなる場所として知られる。そうした場所に対して従来モデル「ANKH-IV」を開発した同社だが、天井・壁コーナーも音響障害を引き起こすことがわかっているという。
従来、こうした音響障害を生じる箇所は吸音するのがセオリーだったが、吸音することによる弊害(高域が吸われ音が乾く・高音域が不足する、奥行感が消失し音場が狭くなる,音が飽和しやすくなり音量を上げると耳が痛くなる、高域の残響時間が短くなるのでかえって低域のブーミーさが目立つようになる等)があるため、同社がこれまでの製品で培ってきた「音響散乱技術」で部屋の短所を長所に変えられないかと開発を進め、ANKH-Vという形で製品化したという。
外形寸法は約600W×270H×120Dmmで、質量が約2.6kg。取付用フックなどが付属する。
すでに展開中の「ANKH-IV」は、部屋コーナーの天井部分に取り付けるのに対し、今回のモデルは壁面と天井との交わる部分(同社では「天井・壁コーナー」と呼んでいる)に取り付けるタイプ。
部屋四隅のコーナーや、その天井との交点である「天井コーナー」は特に低域の音圧が高く、「音溜まり」とも言われ、部屋の音響障害の要因ともなる場所として知られる。そうした場所に対して従来モデル「ANKH-IV」を開発した同社だが、天井・壁コーナーも音響障害を引き起こすことがわかっているという。
従来、こうした音響障害を生じる箇所は吸音するのがセオリーだったが、吸音することによる弊害(高域が吸われ音が乾く・高音域が不足する、奥行感が消失し音場が狭くなる,音が飽和しやすくなり音量を上げると耳が痛くなる、高域の残響時間が短くなるのでかえって低域のブーミーさが目立つようになる等)があるため、同社がこれまでの製品で培ってきた「音響散乱技術」で部屋の短所を長所に変えられないかと開発を進め、ANKH-Vという形で製品化したという。
外形寸法は約600W×270H×120Dmmで、質量が約2.6kg。取付用フックなどが付属する。
関連リンク