「デジタルミュージック・ライブラリー」に進化

バッファロー、「DELA N1Z/N1A」をUSB-DACと接続可能にする新ファームウェア提供開始

公開日 2014/12/03 17:09 ファイル・ウェブ編集部
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“DELA”のHDD搭載モデル「N1A」
(株)バッファローは、ハイレゾ対応オーディオNAS「DELA N1シリーズ」の新ファームウェア(Ver.1.10)を2014年12月2日より公開、無償提供を開始した。

今回のファームウェア(Ver.1.10)では、オーディオNASとしての機能に加え、USB-DAC機能搭載機器と「DELA N1シリーズ」を直接USBケーブルで接続することにより、スマホ/タブレットのアプリで操作し、楽曲再生を行うことが可能となる。

今回の新機能は、10月にすでに告知していたもので、音展などでもデモが行われていた(関連ニュース)。

N1Z/AのUSB端子にUSB-DACを接続することで、N1Z/Aの内蔵ストレージに保存されている音楽をUSB-DACから再生できる。N1Z/Aが、新たに「ストレージ搭載ネットワークトランスポート」として機能するようになる。これにあわせて、バッファローでは「DELA N1シリーズ」を、これまでの「オーディオNAS」という呼び方から「デジタルミュージック・ライブラリー」に変更する。

汎用のコントローラーアプリから、通常のネットワークプレーヤーと同様にN1Z/Aを操作することが可能で、接続したUSB-DACをあたかもネットワークプレーヤーのように用いて再生することができる。

USB-DAC接続時の特徴として、再生フォーマットは最大384kHz/32bit、5.6MHz DSDの再生に対応(USB-DAC側がそれらフォーマットに対応している必要あり)。またUSB-DACがDSDに非対応の場合は、DSDをPCM変換してUSB-DACへ出力することもできる。

操作については、UPnP 仕様に準拠。UPnP/DLNAコントローラとして無料・有料で配布されている様々なアプリを使用し、選曲や再生を行うことができる。

操作性の高さにもこだわり、再生指示から再生開始までのレスポンスや、長い楽曲の頭出し(シーク)のスピードにもこだわった再生制御機能を搭載。ストレスフリーでの再生が可能となる。

また一部アプリがサポートする、プレイリストをN1シリーズ側で保持する方式にも対応。これによってアプリなしでも連続再生が行える。

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