"業界トップクラス”の軽量化、燃費向上に貢献
富士通テン、音質と軽量化を両立した16cm車載用スピーカーを開発
富士通テンは、音質を維持しつつ従来比約30%の軽量化を実現した16cm車載用スピーカーを開発したと発表した。
今回開発されたのは、ネオジウムマグネットを採用したタイプとフェライトマグネットを採用したタイプのふたつ。どちらも口径は16cmで、前者は1個135g、後者は190gと軽量化を実現。同社は「業界トップクラス」とアピールしている。
軽量化実現はスピーカーの質量のうち約80%を占めるフレームと磁気回路を見直したことによる。フレームは、1.0mmという薄肉軽量化と不要振動分散を両立する「振動分散型フレーム」を採用。磁気回路は、磁束密度を確保しつつ体積を最小化できる形状を開発。プレートやヨークを薄肉化するとともに、空気の流れを動きやすくし振動系の動きを良くするよう改善を行ったという。
大気汚染等の問題で、少ない燃料で長距離を走れる車の開発が求められる昨今。スピーカーが軽量化されることにより、燃費向上に貢献することができるとのこと。富士通テンは今後、今回開発した技術を16cm以外のサイズのスピーカーにも応用し、国内外の自動車メーカーへ提案。多くの車両への搭載を狙うとしている。
今回開発されたのは、ネオジウムマグネットを採用したタイプとフェライトマグネットを採用したタイプのふたつ。どちらも口径は16cmで、前者は1個135g、後者は190gと軽量化を実現。同社は「業界トップクラス」とアピールしている。
軽量化実現はスピーカーの質量のうち約80%を占めるフレームと磁気回路を見直したことによる。フレームは、1.0mmという薄肉軽量化と不要振動分散を両立する「振動分散型フレーム」を採用。磁気回路は、磁束密度を確保しつつ体積を最小化できる形状を開発。プレートやヨークを薄肉化するとともに、空気の流れを動きやすくし振動系の動きを良くするよう改善を行ったという。
大気汚染等の問題で、少ない燃料で長距離を走れる車の開発が求められる昨今。スピーカーが軽量化されることにより、燃費向上に貢献することができるとのこと。富士通テンは今後、今回開発した技術を16cm以外のサイズのスピーカーにも応用し、国内外の自動車メーカーへ提案。多くの車両への搭載を狙うとしている。
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