MQAは「HF Playerへの組み込み狙う」

オンキヨーが「e-onkyo」を世界展開 − 新製品などハイレゾ新戦略を説明

公開日 2015/02/09 17:05 ファイル・ウェブ編集部
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他メーカーコラボも含め、ハイレゾを楽しめる様々な方法を提供

「ハイレゾは一部のマニア向けのものではなく、音楽を楽しみたい人向けのもの。スペック追求のみに走らず、音楽の楽しみ方をいかに提案するかがビジネスのコアになる」と語る宮城氏。その言葉どおり、オンキヨーは自社製品はもちろん、他メーカーともコラボし、ハイレゾを楽しめる体制を整えていっている。

たとえばパナソニックのBDレコーダー“DIGA”の2014年秋モデルでは、e-onkyoのハイレゾ音源をPCレスでダウンロード・再生可能に(関連ニュース)。QNAPとも、ハイレゾ音源を自動ダウンロードできるNASを開発した(関連ニュース)。こういった製品を使ったPCレスのハイレゾDL無料体験イベントも定期的に開催している(イベントの詳細はこちら)。またNTTドコモがハイレゾ対応スマホ/タブレットを発売した際は、ユーザーがすぐに楽しめるよう音源提供も実施した。

DIGAをNASのように使い、ハイレゾ音源のDL→再生に活用できるようになった

説明を行ったパナソニック 神高知子氏


会場ではDIGA(写真左)やQNAP(写真右)を使ったデモも行われた
こういった製品に加え、前述のハイレゾ対応オーディオコンポやポータブルプレーヤー、ヘッドホン、ワイヤレススピーカー(Bluetooth、Wi-Fi含む)、好評を博すハイレゾ対応プレーヤーアプリ「HF Player」(20万DLを達成)などを合わせ、音源の配信から再生までトータルでソリューションを提供。外出先/ホームユースなど様々な試聴スタイルに対応するエコシステムを描く。

配信から再生までトータルで提供するエコシステムを提案した

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