ヒビノインタが話題のブランド・製品を紹介
【ヘッドホン祭】新DAPに注目!LUXURY & PRECISION「L5」/HIFIMANからイヤホン
フジヤエービック主催のヘッドホン/イヤホン関連イベント「春のヘッドフォン祭 2015」が、5月16・17日の両日、東京・中野サンプラザにて開催されている。本項では11Fのロビーにブースを構えた各社の出展内容をご紹介する。
■ヒビノインターサウンド、サイラス
ヒビノインターサウンド、サイラスのブースでは、中国ですでに発売しているというポータブルハイレゾプレーヤー、LUXURY & PRECISION「L5」を出展していた。すでにファームウェアが日本語対応されており、「ファームの完成度は8割程度」とのこと。現地での販売価格は600ドル程度。
日本での発売は未定とのことだが、今後ブランド名を「L & P」などにすることを含め、現在調整中とのことだ。
DACにはAKMの最新バージョン「AK4490」を採用。DSD 128の再生にも対応している。OSはLinux系の独自OSとのこと。本体上部には2つのカスタムボタンを装備。筐体の質感も高く、今後の展開が楽しみだ。
また同社ブースでは、香港のケーブルブランドであるPW AUDIOのリケーブルも出展。さらに、最近サイラスが発表して注目を集めた、新ブランド“Oriolus(オリオラス)”のハイブリッドイヤホン「ORIOLUS」も置かれ、音質を確かめることができた。
ORIOLUSは、iBasso Audio製品の検聴用イヤホンとして開発されたモデルを、製品版にブラッシュアップしたもの。中高域用に3基のバランスドアーマチュアドライバー、低域用に1基のダイナミックドライバーを搭載するハイブリッド構成を採用している。
■HIFIMAN
最近、トップウィングがディストリビューションを終了することを発表したHIFIMAN。同社ブースで話を聞くと、「1ヶ月以内に、今後の展開などをくわしくお話しできるだろう」という。どうやらHIFIMANの日本法人を設立し、さらに日本市場に注力する計画のようだ。
同ブランドのブースでは、CESでも注目を集めた平面駆動型の高級ヘッドホン「HE1000」を出展。HE1000の振動板は世界で初めてナノメーターグレードの薄さのものを用いており、そこに導体をコーティングしている。さらにハイスピードで非対称の磁気回路も搭載。これによって音質を高めたという。再生周波数帯域は8Hz〜65kHz、インピーダンスは35±5Ω。感度は90dB。
またHIFIMANブランドの最上位となるポータブルハイレゾプレーヤー「HM-901s」も展示した。デザインをHM901からマイナーチェンジし、使い勝手を高めた。筐体はアルミを採用している。アナログ回路も最適化し、音質向上を図った。電源のオン/オフも高速化し、3秒で行えるという。さらにボリュームについては、さらに進んだステップのポテンショメーターを採用。正確なボリュームコントロールと、チャンネルバランスの正確性を得たと説明している。
さらにHIFIMANブランドでUnique Melodyと共同開発したというイヤホンも出展。注目機種が勢揃いしていた。
■Pioneer DJ
Pioneer DJは、今年発売したDJ用ヘッドホン新モデル「HDJ-2000MK2」や、スタジオモニターヘッドホン「HRM-7」などを出展。
HRM-7は2万円前後で、新開発の40mm HDドライバーを搭載し、高域40kHzまでカバーする。
装着性を高めたことも特徴で、イヤーパッドはベロア製で、着脱が可能。低反発の高反発のクッションを組み合わせたハイブリッドクッションとしており、快適なフィット性を追求した。耳周りの形状に最適となるよう人間工学に基づくイヤーパッドの角度調整も行っている。
■Roland
意外にも、ローランドは今回がヘッドホン祭初出展とのこと。当サイトでもくわしいレビューをお伝えした小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ「Mobile UA」(レビュー記事)、さらに独自DSPエンジンを搭載したUSBオーディオインターフェース「Super UA」(レビュー記事)などを展示。
同社説明員は「一般のお客様からいただいたご意見やご指摘をプロ用製品に活かしていきたい」とコメント。同社のモノづくりがさらに進化することになりそうだ。
■そのほか
■ヒビノインターサウンド、サイラス
ヒビノインターサウンド、サイラスのブースでは、中国ですでに発売しているというポータブルハイレゾプレーヤー、LUXURY & PRECISION「L5」を出展していた。すでにファームウェアが日本語対応されており、「ファームの完成度は8割程度」とのこと。現地での販売価格は600ドル程度。
日本での発売は未定とのことだが、今後ブランド名を「L & P」などにすることを含め、現在調整中とのことだ。
DACにはAKMの最新バージョン「AK4490」を採用。DSD 128の再生にも対応している。OSはLinux系の独自OSとのこと。本体上部には2つのカスタムボタンを装備。筐体の質感も高く、今後の展開が楽しみだ。
また同社ブースでは、香港のケーブルブランドであるPW AUDIOのリケーブルも出展。さらに、最近サイラスが発表して注目を集めた、新ブランド“Oriolus(オリオラス)”のハイブリッドイヤホン「ORIOLUS」も置かれ、音質を確かめることができた。
ORIOLUSは、iBasso Audio製品の検聴用イヤホンとして開発されたモデルを、製品版にブラッシュアップしたもの。中高域用に3基のバランスドアーマチュアドライバー、低域用に1基のダイナミックドライバーを搭載するハイブリッド構成を採用している。
■HIFIMAN
最近、トップウィングがディストリビューションを終了することを発表したHIFIMAN。同社ブースで話を聞くと、「1ヶ月以内に、今後の展開などをくわしくお話しできるだろう」という。どうやらHIFIMANの日本法人を設立し、さらに日本市場に注力する計画のようだ。
同ブランドのブースでは、CESでも注目を集めた平面駆動型の高級ヘッドホン「HE1000」を出展。HE1000の振動板は世界で初めてナノメーターグレードの薄さのものを用いており、そこに導体をコーティングしている。さらにハイスピードで非対称の磁気回路も搭載。これによって音質を高めたという。再生周波数帯域は8Hz〜65kHz、インピーダンスは35±5Ω。感度は90dB。
またHIFIMANブランドの最上位となるポータブルハイレゾプレーヤー「HM-901s」も展示した。デザインをHM901からマイナーチェンジし、使い勝手を高めた。筐体はアルミを採用している。アナログ回路も最適化し、音質向上を図った。電源のオン/オフも高速化し、3秒で行えるという。さらにボリュームについては、さらに進んだステップのポテンショメーターを採用。正確なボリュームコントロールと、チャンネルバランスの正確性を得たと説明している。
さらにHIFIMANブランドでUnique Melodyと共同開発したというイヤホンも出展。注目機種が勢揃いしていた。
■Pioneer DJ
Pioneer DJは、今年発売したDJ用ヘッドホン新モデル「HDJ-2000MK2」や、スタジオモニターヘッドホン「HRM-7」などを出展。
HRM-7は2万円前後で、新開発の40mm HDドライバーを搭載し、高域40kHzまでカバーする。
装着性を高めたことも特徴で、イヤーパッドはベロア製で、着脱が可能。低反発の高反発のクッションを組み合わせたハイブリッドクッションとしており、快適なフィット性を追求した。耳周りの形状に最適となるよう人間工学に基づくイヤーパッドの角度調整も行っている。
■Roland
意外にも、ローランドは今回がヘッドホン祭初出展とのこと。当サイトでもくわしいレビューをお伝えした小型USB-DAC/ヘッドホンアンプ「Mobile UA」(レビュー記事)、さらに独自DSPエンジンを搭載したUSBオーディオインターフェース「Super UA」(レビュー記事)などを展示。
同社説明員は「一般のお客様からいただいたご意見やご指摘をプロ用製品に活かしていきたい」とコメント。同社のモノづくりがさらに進化することになりそうだ。
■そのほか