ブラームスやベートーヴェンなど

イザベル・ファウストが弾くVn協奏曲集が単層SACDで登場 − 角田郁雄氏が技術監修

公開日 2015/06/19 14:39 編集部:小澤 麻実
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キングレコードは、ヴァイオリニスト イザベル・ファウストが弾くヴァイオリン協奏曲集“GREAT CONCERTOS”シリーズ3タイトルをSACDシングルレイヤー盤で7月中旬に発売する。

こちらはオーディオ評論家・角田郁雄氏の技術監修のもと、キング関口台スタジオでDSDマスタリングされたもの。機材には下記を使用。マスターはベルリンのテルデックス・スタジオから提供されたものを使用している。

 D/A コンバーター:dCS954
 A/D コンバーター:dCS904
 DAW:SADiE DSD8
 クロック・ジェネレーター:Antelope Audio Trinity
 高精度 10MHz クロック : スフォルツァート、PMC-01BVA
 インターコネクトケーブル:NORDOST Valhalla 2

2013年秋に発売された「J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」と「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」は、ハルモニア・ムンディ・フランスによる録音の質の高さと角田氏の技術監修により高い評価を獲得したとのこと。今回の3タイトルは、要望の高かったという協奏曲の録音となる。ラインナップは以下のとおり。


GREAT CONCERTOS Vol.1
GREAT CONCERTOS Vol.1 ¥4,167(税抜)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
 マーラー・チェンバー・オーケストラ/ダニエル・ハーディング(指揮)
 録音:2010 年 2 月 / ソシエダ・フィラルモニカ(ビルバオ)

・ブラームス:弦楽六重奏曲第 2 番ト長調 op.36
 ユリア=マリア・クレッツ(ヴァイオリン)
 ステファン・フェーラント、ポーリーヌ・ザクセ(ヴィオラ)
 クリストフ・リヒター、シェニア・ヤンコヴィチ(チェロ)
 録音:2010 年 9 月 / テルデックス・スタジオ(ベルリン)


GREAT CONCERTOS Vol.2
GREAT CONCERTOS Vol.2 ¥4,167(税抜)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61
 プラハ・フィルハーモニア/イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮)
 録音:2006 年 4 月 / ルドルフィヌム(プラハ)

・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第 9 番イ長調 0p.47「クロイツェル」
 アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
 録音:2006 年 5 月 / テルデックス・スタジオ(ベルリン)


GREAT CONCERTOS Vol.3
GREAT CONCERTOS Vol.3 ¥4,167(税抜)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
・ジョリヴェ:ヴァイオリン協奏曲
・ショーソン:詩曲 op.25
 ベルリン・ドイツ交響楽団/マルコ・レトーニャ(指揮)
 録音:2005 年 12 月 / テルデックス・スタジオ(ベルリン)




なお第2弾も9月中旬頃発売予定。ラインナップはバルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番&2番」「マルチヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番」「ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲」の3枚となるとのことだ。

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