Bispaのモジュール交換ポタアンも
【ポタ研】ALO audio、DAC搭載デュアルモノ真空管ポタアン「Continental Dual Mono」/ELEKITの“仮想三極管アンプ”
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会 2015夏(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本記事では、ミックスウェーブ/イーケイジャパン/くみたてLab/茶音楽人/バイオスケール/j-phonicのブース出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブのブースでは、ALO audioから今月中に国内発表予定のUSB-DAC搭載ポタアン「Continental Dual Mono」に注目が集まっていた。今年5月の「春のヘッドフォン祭2015」でも展示されていたが、当時のものは試作機で、今回の出展モデルが完成版とのこと。
本機は左右chを独立させたデュアルモノラル構成のポータブルアンプ。アンプ回路にサブミニチュア管「6111」を1本ずつ、合計2基搭載している構成が特徴となる。なお、2基の真空管は交換可能なつくりとしている。
DAC部にはWolfsonのフラッグシップ「WM8741」を採用しており、USB入力経由で最大384kHz/32bit PCM、2.8MHz DSDまで対応。さらにアナログ音声入力として、通常の3.5mmのほかに2.5mmバランスも装備している。もちろん音声出力にも、3.5mmステレオミニのほかに2.5mmバランス出力端子を備えている。
ミックスウェーブのブースでは、本機をAstell&Kernの「AK」シリーズと組み合わせてバランス接続するためのALO audio製ケーブルも用意していた。このケーブルもContinental Dual Monoと同時リリース予定とのことで、AKシリーズの2.5mmバランス出力と本機の2.5mmバランス入力を接続できるようになる。
また、ブース内では本日発売を開始した1964EARSのユニバーサルイヤホン「1964-V6 Universal Fit(関連ニュース)」の試聴デモも実施していた。
本機は今月8日に発表され、e☆イヤホン、フジヤエービック、Amazon.co.jpのみでの取扱いをアナウンスしていたが、発表から数時間でほとんどオンライン予約が埋まってしまい、在庫わずかの状態だという。今回のイベントでは、実機の試聴が行える貴重な機会となった。来場者の中には、既に製品を予約済みの状態で、改めて試聴に訪れたという方の姿もあった。
そのほかにブース内では、ソニーのイヤホン「MDR-EX1000」向けのケーブルなどBeatAudioのイヤホンケーブル試作品も出展していた。
■イーケイジャパン
イーケイジャパンは、同社の真空管アンプキット製品などをずらりと展示。また、開発中のディスクリート構成“仮想三極管アンプ”「TU-HP02」も参考展示していた。
信号経路にオペアンプを使用せず、個別の部品を使用したハイブリッド構成のポタアンで、半導体を採用したアンプながら入力部のFETに三極管特性を持たせている。これによって真空管を使用したアンプのように二次高調波を付加させ、音に真空管のようなテイストを加えて“聴き疲れしない音作り”を行っていることが特徴となる。
「春のヘッドフォン祭2015」でも試作機を展示していたが、今回のイベントでは製品版により近い実機が公開された。型番も「TU-HP02」にほぼ決定し、今秋の発売を予定している。価格は未定。
■くみたてLab
くみたてLabのブースでは、3基のBAドライバーと2基のダイナミックドライバーを搭載する、3ウェイ5ドライバーのカスタムIEM「KL-REF」をメインにアピール。先着5台までの限定で、イベント会場での受注も行っていた。
会場で本機を注文した方に対しては、特別デザインのフェイスプレートオプションの受注も実施。カーボンやサンバースト仕様など3種類のデザインをラインナップしている。ちなみにこのフェイスプレートオプションは、時期は未定ながら、今後一般向けにも展開していく予定とのことだ。
■茶音楽人
茶音楽人のブースでは、7月17日発売予定のイヤホン新モデル「Donguri-鐘(SYOU) HAGANE ver.」の試聴デモをメインに展開していた。
既存機種「Donguri-鐘(SYOU)」をベースにチューニングを変えたモデル。特徴としては、従来モデルの音の傾向を維持しながら、高音域をわずかに抑えることで、相対的に低音域が力強く響くように調節している。価格はオープンで、予想実売価格は25,380円前後。
■バイオスケール
バイオスケールは、同社のBispaブランド製品を一挙に出展。開発中のポタアン「BSP-PHPA-02BC」を参考出展していた。
本機は、イヤホン接続に特化する形で設計されているポタアン“02シリーズ”の最新機種。大きな特徴としては、4種類のドライブモジュール「Basic」「Standard」「Hi-Current」「D-Drive」を用意しており、接続するイヤホンの特性にあわせて各モジュールを交換できるようにしている。駆動時には乾電池4本で動作する。
■j-phonic
j-phonicのブースでは、米SensaphonicsブランドのカスタムIEM製品や、j-phonicブランドによる日本人の耳にあわせたイヤモニシリーズの試聴デモを実施していた。
特にSensaphonicsのカスタムIEMは、耳に挿入するノズルの先端部分だけが透明なデザインとしていることが特徴で、これによってユーザーがノズル内の汚れを確認しやすいように配慮している。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブのブースでは、ALO audioから今月中に国内発表予定のUSB-DAC搭載ポタアン「Continental Dual Mono」に注目が集まっていた。今年5月の「春のヘッドフォン祭2015」でも展示されていたが、当時のものは試作機で、今回の出展モデルが完成版とのこと。
本機は左右chを独立させたデュアルモノラル構成のポータブルアンプ。アンプ回路にサブミニチュア管「6111」を1本ずつ、合計2基搭載している構成が特徴となる。なお、2基の真空管は交換可能なつくりとしている。
DAC部にはWolfsonのフラッグシップ「WM8741」を採用しており、USB入力経由で最大384kHz/32bit PCM、2.8MHz DSDまで対応。さらにアナログ音声入力として、通常の3.5mmのほかに2.5mmバランスも装備している。もちろん音声出力にも、3.5mmステレオミニのほかに2.5mmバランス出力端子を備えている。
ミックスウェーブのブースでは、本機をAstell&Kernの「AK」シリーズと組み合わせてバランス接続するためのALO audio製ケーブルも用意していた。このケーブルもContinental Dual Monoと同時リリース予定とのことで、AKシリーズの2.5mmバランス出力と本機の2.5mmバランス入力を接続できるようになる。
また、ブース内では本日発売を開始した1964EARSのユニバーサルイヤホン「1964-V6 Universal Fit(関連ニュース)」の試聴デモも実施していた。
本機は今月8日に発表され、e☆イヤホン、フジヤエービック、Amazon.co.jpのみでの取扱いをアナウンスしていたが、発表から数時間でほとんどオンライン予約が埋まってしまい、在庫わずかの状態だという。今回のイベントでは、実機の試聴が行える貴重な機会となった。来場者の中には、既に製品を予約済みの状態で、改めて試聴に訪れたという方の姿もあった。
そのほかにブース内では、ソニーのイヤホン「MDR-EX1000」向けのケーブルなどBeatAudioのイヤホンケーブル試作品も出展していた。
■イーケイジャパン
イーケイジャパンは、同社の真空管アンプキット製品などをずらりと展示。また、開発中のディスクリート構成“仮想三極管アンプ”「TU-HP02」も参考展示していた。
信号経路にオペアンプを使用せず、個別の部品を使用したハイブリッド構成のポタアンで、半導体を採用したアンプながら入力部のFETに三極管特性を持たせている。これによって真空管を使用したアンプのように二次高調波を付加させ、音に真空管のようなテイストを加えて“聴き疲れしない音作り”を行っていることが特徴となる。
「春のヘッドフォン祭2015」でも試作機を展示していたが、今回のイベントでは製品版により近い実機が公開された。型番も「TU-HP02」にほぼ決定し、今秋の発売を予定している。価格は未定。
■くみたてLab
くみたてLabのブースでは、3基のBAドライバーと2基のダイナミックドライバーを搭載する、3ウェイ5ドライバーのカスタムIEM「KL-REF」をメインにアピール。先着5台までの限定で、イベント会場での受注も行っていた。
会場で本機を注文した方に対しては、特別デザインのフェイスプレートオプションの受注も実施。カーボンやサンバースト仕様など3種類のデザインをラインナップしている。ちなみにこのフェイスプレートオプションは、時期は未定ながら、今後一般向けにも展開していく予定とのことだ。
■茶音楽人
茶音楽人のブースでは、7月17日発売予定のイヤホン新モデル「Donguri-鐘(SYOU) HAGANE ver.」の試聴デモをメインに展開していた。
既存機種「Donguri-鐘(SYOU)」をベースにチューニングを変えたモデル。特徴としては、従来モデルの音の傾向を維持しながら、高音域をわずかに抑えることで、相対的に低音域が力強く響くように調節している。価格はオープンで、予想実売価格は25,380円前後。
■バイオスケール
バイオスケールは、同社のBispaブランド製品を一挙に出展。開発中のポタアン「BSP-PHPA-02BC」を参考出展していた。
本機は、イヤホン接続に特化する形で設計されているポタアン“02シリーズ”の最新機種。大きな特徴としては、4種類のドライブモジュール「Basic」「Standard」「Hi-Current」「D-Drive」を用意しており、接続するイヤホンの特性にあわせて各モジュールを交換できるようにしている。駆動時には乾電池4本で動作する。
■j-phonic
j-phonicのブースでは、米SensaphonicsブランドのカスタムIEM製品や、j-phonicブランドによる日本人の耳にあわせたイヤモニシリーズの試聴デモを実施していた。
特にSensaphonicsのカスタムIEMは、耳に挿入するノズルの先端部分だけが透明なデザインとしていることが特徴で、これによってユーザーがノズル内の汚れを確認しやすいように配慮している。
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