オルトフォン初のリケーブルも
【ポタ研】Aurisonics「BRAVO」アピール/国内最小・最安の11.2MHz DSD対応機
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポタ研2015夏」が7月11日、中野サンプラザにの6Fと11Fで開催。本項では11Fにブースを構えた完実電気の出展内容を紹介しよう。
■将来はカスタムIEMも? Aurisonicsをアピール
完実電気が大きなスペースを割いて出展しているのは、米Aurisonics(オーリソニックス)の製品群。中でも、近日中の発売を控えるカナル型イヤホン“BRAVO”シリーズ4機種のアピールに力を注いでいる。
BRAVOシリーズは、独自の9.25mmダイナミックドライバーを搭載しており、販売価格も最上位の「HARMONY-GOLD」が55,500円前後と、比較的購入しやすい価格帯となっている。なお、シリーズにはほかに「FORTE-RED」(43,500円前後)、「KICKER-GUNMETAL」(27,500円前後)、「EVA-BLUE」(18,500円前後)がラインナップされている。
いずれも筐体は3Dプリンターで製造しており、ユニバーサルモデルながらカスタムIEMのような高いフィット感を目指したとしている。またMMCXコネクターを採用しているためリケーブルも可能だ。
なおBRAVOシリーズの横には、AurisonicsのカスタムIEMを愛用しているスティービー・ワンダーのイヤモニも展示。ASG-2.5-REDをベースにしたモデルで、ダイナミック+BA×2というドライバー構成を採用している。
国内で一般ユーザー向けにカスタムIEMを販売しないのか、という記者の質問に対して同社担当者は「検討している」とコメント。AurisonicsブランドのカスタムIEMを日本で購入できる日は意外と早くやってくるかもしれない。
続いて、完実電気が取り扱う国内ブランドや代理店の製品群も紹介していこう。
■ADLブランドのリケーブル/変換ケーブル
まずフルテックは、ADL(Alpha Design Labs)ブランドのヘッドホン用リケーブルと変換ケーブルを中心に展示した。
リケーブルは両端ステレオミニ(片側L型)の「iHP-35L」、片側が3.5mmステレオミニ、片側がゼンハイザーHD 25-1シリーズ対応の「iHP-35S HD25」、6.3mm→3.5mmの変換ケーブル「iHP-6335-0.19M」などが新製品。そのほかにも様々な製品を展示していた。
■「現時点で国内最小/最安」の11.2MHz DSD対応USB-DAC/アンプ
フューレンコーディネートは、ここ最近立て続けに発表した新製品群を展示していた。
まず注目なのは、NuPrimeブランドの11.2MHz DSD対応USB-DAC「uDSD」。フューレン担当者は、「現時点で、国内最小/最安値のDSD対応USB-DACです」としながら、「でも、すぐに抜かれると思いますけど。あくまで現時点ということで」と続ける。
小型の製品だが、バッテリーは搭載しておらず、電源はUSBバスパワーで駆動する。
ヘッドホン用3.5mmステレオミニのほかに、同軸S/PDIFとRCAラインレベルアナログ出力を装備していることも特徴。USB-DDCとしても活用できる。ただしUSBから入力したDSDを同軸S/PDIFから出力する際はPCMに変換される。
■ラトックはREX-KEB02iPのバージョンアップサービスを展開予定
ラトックシステムは、バランス駆動対応ポータブルヘッドホンアンプ「REX-KEB02iP」を、iOS機器とLightning直結できるようにするバージョンアップサービスを2ヶ月以内に開始する。
バージョンアップは、本体を同社に送り、同社でファームウェアを書き換えたあと、専用のLightningケーブルとともに返送する。バージョンアップ価格は5,000円程度になる予定。
また同社は今後、Androidスマートフォンとの接続を強化していくことも表明。ブースにはGALAXYやXperiaが置かれ、Androidでハイレゾ再生するソリューションを提案していた。
■オルトフォンのリケーブルの詳細が明らかに
前回のヘッドホン祭で、同社初のリケーブルを発売することを表明したオルトフォン。今回、担当者への取材でその詳細が明らかにされた。
発売するのは、同社のイヤホンe-Q8のケーブル部をそのまま利用した製品と、同じくe-Q7のケーブル部を使った製品の2機種。ケーブル長は1.2mで、価格は14,000円前後と11,000前後になるという。
■おなじみの製品が集ったスタックス
STAXは、ロングセラー製品やベストセラー製品を並べ、人気商品を自由に試聴できた。目新しい製品はなかったが、担当者によると「秋頃にはなにか新製品が出てくるかも」とのことなので、期待して待ちたい。
■将来はカスタムIEMも? Aurisonicsをアピール
完実電気が大きなスペースを割いて出展しているのは、米Aurisonics(オーリソニックス)の製品群。中でも、近日中の発売を控えるカナル型イヤホン“BRAVO”シリーズ4機種のアピールに力を注いでいる。
BRAVOシリーズは、独自の9.25mmダイナミックドライバーを搭載しており、販売価格も最上位の「HARMONY-GOLD」が55,500円前後と、比較的購入しやすい価格帯となっている。なお、シリーズにはほかに「FORTE-RED」(43,500円前後)、「KICKER-GUNMETAL」(27,500円前後)、「EVA-BLUE」(18,500円前後)がラインナップされている。
いずれも筐体は3Dプリンターで製造しており、ユニバーサルモデルながらカスタムIEMのような高いフィット感を目指したとしている。またMMCXコネクターを採用しているためリケーブルも可能だ。
なおBRAVOシリーズの横には、AurisonicsのカスタムIEMを愛用しているスティービー・ワンダーのイヤモニも展示。ASG-2.5-REDをベースにしたモデルで、ダイナミック+BA×2というドライバー構成を採用している。
国内で一般ユーザー向けにカスタムIEMを販売しないのか、という記者の質問に対して同社担当者は「検討している」とコメント。AurisonicsブランドのカスタムIEMを日本で購入できる日は意外と早くやってくるかもしれない。
続いて、完実電気が取り扱う国内ブランドや代理店の製品群も紹介していこう。
■ADLブランドのリケーブル/変換ケーブル
まずフルテックは、ADL(Alpha Design Labs)ブランドのヘッドホン用リケーブルと変換ケーブルを中心に展示した。
リケーブルは両端ステレオミニ(片側L型)の「iHP-35L」、片側が3.5mmステレオミニ、片側がゼンハイザーHD 25-1シリーズ対応の「iHP-35S HD25」、6.3mm→3.5mmの変換ケーブル「iHP-6335-0.19M」などが新製品。そのほかにも様々な製品を展示していた。
■「現時点で国内最小/最安」の11.2MHz DSD対応USB-DAC/アンプ
フューレンコーディネートは、ここ最近立て続けに発表した新製品群を展示していた。
まず注目なのは、NuPrimeブランドの11.2MHz DSD対応USB-DAC「uDSD」。フューレン担当者は、「現時点で、国内最小/最安値のDSD対応USB-DACです」としながら、「でも、すぐに抜かれると思いますけど。あくまで現時点ということで」と続ける。
小型の製品だが、バッテリーは搭載しておらず、電源はUSBバスパワーで駆動する。
ヘッドホン用3.5mmステレオミニのほかに、同軸S/PDIFとRCAラインレベルアナログ出力を装備していることも特徴。USB-DDCとしても活用できる。ただしUSBから入力したDSDを同軸S/PDIFから出力する際はPCMに変換される。
■ラトックはREX-KEB02iPのバージョンアップサービスを展開予定
ラトックシステムは、バランス駆動対応ポータブルヘッドホンアンプ「REX-KEB02iP」を、iOS機器とLightning直結できるようにするバージョンアップサービスを2ヶ月以内に開始する。
バージョンアップは、本体を同社に送り、同社でファームウェアを書き換えたあと、専用のLightningケーブルとともに返送する。バージョンアップ価格は5,000円程度になる予定。
また同社は今後、Androidスマートフォンとの接続を強化していくことも表明。ブースにはGALAXYやXperiaが置かれ、Androidでハイレゾ再生するソリューションを提案していた。
■オルトフォンのリケーブルの詳細が明らかに
前回のヘッドホン祭で、同社初のリケーブルを発売することを表明したオルトフォン。今回、担当者への取材でその詳細が明らかにされた。
発売するのは、同社のイヤホンe-Q8のケーブル部をそのまま利用した製品と、同じくe-Q7のケーブル部を使った製品の2機種。ケーブル長は1.2mで、価格は14,000円前後と11,000前後になるという。
■おなじみの製品が集ったスタックス
STAXは、ロングセラー製品やベストセラー製品を並べ、人気商品を自由に試聴できた。目新しい製品はなかったが、担当者によると「秋頃にはなにか新製品が出てくるかも」とのことなので、期待して待ちたい。
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