カスタムIEM向けフェイスプレートも

【ポタ研】FitEarとフジヤエービックのコラボ第2弾イヤホン/Jabenより小型DAP「Hippo Mμ」

公開日 2015/07/12 09:43 編集部:近藤 貴彦
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フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポタ研2015夏」が中野サンプラザで開催された。本記事では、FitEar、須山ジャンク堂、Jaben Network/Analog Squared Paperのブース出展内容をレポートする。

FitEar

須山歯研によるカスタムIEMブランド「FitEar」のブースでは、フジヤエービックとコラボしたイヤホン「FitEar FUJIYA AVIC 212(関連ニュース)」を展示し、会場では30台限定で販売を行った。

FitEar FUJIYA AVIC 212

FitEar FUJIYA AVIC 212を試聴する来場者

同製品は、「Fitear FUJIYA AVIC 111」に続くコラボ第2弾モデル。シングルBAドライバー構成にあわせて設計された純チタン削り出しのテーパードポートシステムを採用しており、第1弾モデル同様、空気感と繊細な再生のさらなる追究を目指したという。本日より発売となる新製品のため、来場者の注目を集めていた。

その他、アニソン再生に特化したカスタムIEM「萌音17歳(Monet17)」やシェル成形に3Dプリンターを使ったカスタムIEM「FitEar Aya」の試聴を目的に訪れる来場者が目立った。

萌音17歳(Monet17)

FitEar Aya

須山ジャンク堂

FitEarの隣の須山ジャンク堂ブースでは、会場限定販売を行うケーブルやプラグ、ケース類を展示。数に限りがあり、開場とともに列ができた。

会場限定販売のケーブルやプラグ、ケース類を展示

また、貴金属宝飾品製造メーカーの(株)和(なごみ)のカスタムIEM向けサービスとして誕生した「きせかえ工房」による、きせかえフェイスプレートが参考出展されていた。オーダーメードのフェイスプレートが製作でき、納期はデザイン決定後から約1ヶ月程度とのこと。価格は36,180円(税込)から。

開場とともに列ができた須山ジャンク堂ブース

きせかえフェイスプレート

Jaben Network/Analog Squared Paper

Jaben Networkは、48kHz/16bitまでサポートする小型のDAP「Hippo Mμ」とポータブル真空管アンプ/DSD対応DAC「Porta Tube+DSD」を出展。両製品ともに9月末の発売を予定しているとのこと。

小型のDAP「Hippo Mμ」。展示されていたのはゴールドとシルバー

手のひらに余裕でおさまるサイズ

Hippo Mμは、FLAC/WAV/MP3に対応。メモリーは内蔵しておらず、最大64GBのmicroSDカードに対応する。カラーはゴールド、シルバー、ブラックを用意。価格は12,000円(税込)。

最大64GBのmicroSDカードに対応

microSDカードを入れておくポケットを備える。本体が認識はしない

Porta Tube+DSDは、PCなどと組み合わせればDSD対応DACとして、DSD対応DAPにつなげばポータブル真空管アンプの機能を果たす。出力端子には標準プラグ、ステレオミニプラグを備える。背面にはマイクロUSB端子を備え、光入力にも対応。価格は100,000円(税込)。

Porta Tube+DSD

背面

Analog Squared Paperは、真空管を搭載したヘッドホンアンプ「TU-05」「TUR-06」「TR-07hp」を出展。また、試作段階というバランス出力のヘッドホンアンプ「TR-08」も参考出展していた。

「TU-05」「TUR-06」「TR-07hp」を展示

試作段階のヘッドホンアンプ「TR-08」

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