154万円
OCTAVE、真空管KT150搭載の最上位プリメイン「V80SE」
フューレンコーディネートは、同社が取り扱うOCTAVEから、プリメインアンプのトップエンドに位置づけられる真空管搭載モデル「V80SE」を10月15日に発売する。価格は1,540,000円(税抜)。
東京インターナショナルオーディオショウで展示されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された形。ドライバー段を刷新しつつ、出力トランスをアップグレードするなど、最上位としてのブラッシュアップを図っているモデル。プリ部とパワー部をそれぞれ独立して使用することが可能で、さらにディスクリートヘッドホンアンプを内蔵することも特徴となる。
出力管には標準でKT150を4基搭載しており、KT120、6550、KT88、EL34、KT66等に差し替えが行える。ドライバー/入力管はECC82、ECC81。
本体入力端子は、ラインレベルがRCA×7(ホームシアターバイパス含む)/XLR×1を装備。出力端子は、プリアウト(RCA)/テープアウト(RCA)/6.3mm標準ヘッドホンジャックを1系統ずつ備える。
なお、オプションでMM(47kΩ)またはMC(500Ω)カートリッジ対応のフォノステージ基板を内蔵できる。フォノモデルの価格は1,630,000円(税抜)。フォノ基板には12dB/Octのサブソニックフィルターを装備し、フォノステージはパッシブイコライゼーションに基づいた仕様としている。
プリアンプ部は入力感度が300mV(RCA/XLR)で、入力インピーダンスがRCA:40kΩ/XLR:25kΩ、チャンネルバランスが0.5dB〜70dBとなる。左右間クロストークは60dBで、入力端子間クロストークは-105dB。プリアウトのゲインは12dB。
パワーアンプ部はプッシュプル五極管システムで、最大出力150W×2/連続出力120W×2(4Ω)。周波数特性は10Hz〜80kHzで、高調波歪率は0.1%(10W/4Ω)、SN比は103dBとなる。最低負荷インピーダンスは2Ω。増幅度は38dB。
ヘッドホンアンプ部は出力が10V RMS(300Ω負荷)で、周波数特性が10Hz〜150kHz、高調波歪率が0.0075%となる。
本機は、ホームシアターバイパス回路を搭載しており、マルチチャンネルシステムのフロントチャンネルに統合するといったこともできる。また、内部には節電回路「Ecomode回路」が搭載されており、アンプがONであっても音楽信号が流れていない場合に、発熱と不要な電力消費を軽減できるようにしている。加えて、電源起動時の突入電流に対して本体を保護する構造としており、真空管の動作電圧への上昇をゆっくりと行うなどして、内部パーツの長寿命化に配慮している。バイアスはアンプのフロントパネル上で小型ドライバーを使って3段階に調整可能。
本体サイズは451W×176H×415Dmm(ノブ・端子・グリル含む)で、質量は23kg。
また、別売の強化電源もラインナップしており、スタンダードなBLACK BOXが163,000円(税抜)、SUPER BLACK BOXが430,000円(税抜)で販売する。
なお、本機の発売に伴い、従来モデル「V80」は販売を終了する。
東京インターナショナルオーディオショウで展示されていたモデル(関連ニュース)が正式発表された形。ドライバー段を刷新しつつ、出力トランスをアップグレードするなど、最上位としてのブラッシュアップを図っているモデル。プリ部とパワー部をそれぞれ独立して使用することが可能で、さらにディスクリートヘッドホンアンプを内蔵することも特徴となる。
出力管には標準でKT150を4基搭載しており、KT120、6550、KT88、EL34、KT66等に差し替えが行える。ドライバー/入力管はECC82、ECC81。
本体入力端子は、ラインレベルがRCA×7(ホームシアターバイパス含む)/XLR×1を装備。出力端子は、プリアウト(RCA)/テープアウト(RCA)/6.3mm標準ヘッドホンジャックを1系統ずつ備える。
なお、オプションでMM(47kΩ)またはMC(500Ω)カートリッジ対応のフォノステージ基板を内蔵できる。フォノモデルの価格は1,630,000円(税抜)。フォノ基板には12dB/Octのサブソニックフィルターを装備し、フォノステージはパッシブイコライゼーションに基づいた仕様としている。
プリアンプ部は入力感度が300mV(RCA/XLR)で、入力インピーダンスがRCA:40kΩ/XLR:25kΩ、チャンネルバランスが0.5dB〜70dBとなる。左右間クロストークは60dBで、入力端子間クロストークは-105dB。プリアウトのゲインは12dB。
パワーアンプ部はプッシュプル五極管システムで、最大出力150W×2/連続出力120W×2(4Ω)。周波数特性は10Hz〜80kHzで、高調波歪率は0.1%(10W/4Ω)、SN比は103dBとなる。最低負荷インピーダンスは2Ω。増幅度は38dB。
ヘッドホンアンプ部は出力が10V RMS(300Ω負荷)で、周波数特性が10Hz〜150kHz、高調波歪率が0.0075%となる。
本機は、ホームシアターバイパス回路を搭載しており、マルチチャンネルシステムのフロントチャンネルに統合するといったこともできる。また、内部には節電回路「Ecomode回路」が搭載されており、アンプがONであっても音楽信号が流れていない場合に、発熱と不要な電力消費を軽減できるようにしている。加えて、電源起動時の突入電流に対して本体を保護する構造としており、真空管の動作電圧への上昇をゆっくりと行うなどして、内部パーツの長寿命化に配慮している。バイアスはアンプのフロントパネル上で小型ドライバーを使って3段階に調整可能。
本体サイズは451W×176H×415Dmm(ノブ・端子・グリル含む)で、質量は23kg。
また、別売の強化電源もラインナップしており、スタンダードなBLACK BOXが163,000円(税抜)、SUPER BLACK BOXが430,000円(税抜)で販売する。
なお、本機の発売に伴い、従来モデル「V80」は販売を終了する。
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