第1弾は「ジルデコ」のニューアルバム!

ビクタースタジオ、“ライブ”をフィーチャーした新ハイレゾシリーズ「Do・Live」を11月1日配信開始

公開日 2015/10/26 13:51 季刊Net Audio編集部
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長い歴史の中で数多の名曲を生み出してきた名門「ビクタースタジオ」は、音へのこだわりを持ちながら、録音からマスタリングまで幅広く対応できる、伝統と最先端技術を融合したスタジオである。


1987年に開発された「K2テクノロジー」以来、音楽ソースとメディアの音質向上にも常にチャレンジしてきた。いち早く高品位音源レーベル『VICTOR STUDIO HD-Sound.』をスタートさせて話題を呼んだのも記憶に新しい。

さらに、2014年からはハイレゾ配信サイト『VICTOR STUDIO HD -Music.』の開始し、その使いやすいシステムと楽曲の充実で、多くのファンがすでに登録し人気を博している。なお「Net Audio」誌の付録のハイレゾ音源も、現在『VICTOR STUDIO HD -Music.』からダウンロードするシステムを取っている。

このように多くの音楽ファンに常に高品位な音源を届け続けているビクタースタジオが、また新しい試みをスタートさせる。

これは『VICTOR STUDIO HD-Sound.』レーベル内に、過去のカタログ音源にこだわらずスタジオ自らが作品の企画・制作に主体的に関わり、プロデュースとして参画するという新シリーズ。名称は「Do・Live(ド・ライブ)」という。

「Do・Live」シリーズのロゴ

「Do・Live」では、音楽の根源的な魅力が詰まった「Live」を最大限にフィーチャーした作品作りに注力。アーティストの熱気や活気、プレイの勢いやグルーヴが込められた音楽こそが「Live」であり、スタジオのみならずホールやライブハウス、野外などレコーディング現場の「Live」をハイレゾで余すところなく収録して、鮮度の高い音源としてファンに届けることを目的としている。

さらに同シリーズでは、アルバム購入すると作品の「レコーディングデータ」をPDFでダウンロードすることができる。レコーディングされた場所やマスタリングルームで使用したレコーダーとそのスペック・フォーマット、メインのマイクや機材・エフェクター等の詳細な情報が記載されたもの。まさにスタジオならでは取り組みといえるだろう。

「Do・Live」シリーズから登場する第1弾タイトルは、音質にもこだわりのある「JiLL-Decoy association」の新作アルバム『クロス・ザ・ストーリーズ』で、メンバーの好きな曲を選んだというカヴァー集。ジャズの定番中の定番「ワルツ・フォー・デビイ」などをジルデコらしいアレンジで楽しむことができる。

ビクタースタジオ内での「JiLL-Decoy association」

レコーディングはナチュラルな響きでファンの多いビクタースタジオ302でほぼ一発録音にて収録。レコーディングエンジニアは、「SEKAI NO OWARI」をはじめ数々の人気のアーディストの作品を手掛ける高桑秋朝氏。ジルデコならではのセンスある演奏が、高桑氏の巧みなサウンドデザインで収録されている。

この待望のハイレゾ音源の配信は11月1日。良質な音楽ソースを手に入れたい方は、お薦めの音源であることは間違いない。ぜひ、聴いていただきたい。

なお、今回のレコーディングの様子や「JiLL-Decoy association」のインタビューなどの詳細な収録レポートは、現在発売中の「Net Audio vol.20」にて掲載されている。こちらもご覧いただきたい。


JiLL-Decoy association「CROSS THE STORIES」
<収録曲>
1.ステイ/STAY (Lisa Loeb)
2.ワルツ・フォー・デビイ/WALTZ FOR DEBBY (Bill Evans - Gene Lees)
3.ネヴァー・エンディング・ストーリー/NEVER ENDING STORY (Giorgio Moroder - Keith Forsey)
4.ユー・ガッタ・ビー/YOU GOTTA BE (Ashley Ingram - Desree Weeks)
5.トリステーザ/TRISTEZA (Haroldo Lobo - Niltinho)

WAV/FLAC 192kHz/24bit
アルバム¥2,160(税込)/単曲¥540(税込)
*11月1日から『VICTOR STUDIO HD -Music.』にて配信スタート

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