AKG、新世代ドライバー搭載ヘッドホン「K550MK II」。人気モデルの後継機

ハーマンインターナショナルは、AKGのヘッドホン「K550MK II」を12月10日に発売する。価格はオープンだが、直販サイト価格は26,800円（税抜）。

K550の音質やデザイン等の基本設計は踏襲しつつ、新世代のφ50mmドライバーを搭載したのが特徴だ。

ドライバーには、低域から超高域まで余すところなく再生できるよう、厚みや質量をエリアによって最適化したマイラー素材の振動板と、スピードとレスポンスに優れた軽量アルミボイスコイルを採用した。

ドライバーのポテンシャルを引き出せるよう、ドライバー本体や内部ハウジングの空気の流れを調整するポートを備え、振動板の振幅時に発生する背圧を最適化するベンチレーションシステムを搭載。さらに、バスレフポートをヘッドホンハウジング内部に用意。ベンチレーションシステムとあわせて、振動板のスムーズな振幅を実現するという。

再生周波数帯域は12～28,000Hz、インピーダンスは32Ω。感度は94dB/mW。

ヘッドバンド内側とイヤーパッドにはレザー調素材を採用し、装着感を向上。ヘッドバンドはラチェット式調整システムを装備しているほか、ハウジングハンガーに金属素材を用いることで、高い耐久性と高級感あるデザインとしたとのこと。

ケーブルはOFC導体採用で、ケーブル長は3.0m。プラグ部は金メッキを施した3.5mmステレオミニ端子で、φ6.3mm標準変換プラグも付属する。


独自の2D-Axis機構により平らに折りたたみが可能。質量は305g（ケーブル含まず）。