【広州AVフェア2015レポート】“量から質の時代”へと進化する中国のオーディオブランド (2/2) - PHILE WEB

【広州AVフェア2015レポート】“量から質の時代”へと進化する中国のオーディオブランド

公開日 2015/12/28 10:00 オーディオ編集部:伊佐山
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AUDIOSPACEを主宰する劉 振華氏。卓越した技術と音作りのセンスは世界中のオーディオファンに認められている

AUDIOSPACEの新製品は珍しいロシアの真空管6P1を使用したウッドキャビネットのプリメインアンプ「CW-1」(写真左)と、新たにUSB DACを搭載した25周年記念モデル「Galaxy1SE」(写真右)


Ho'sブランドを主宰する何玉庭氏はウエスタン755の復刻を手掛ける


カインブランドの代表である梁斌氏。最近では日本でもお馴染みのデジタルオーディオプレーヤーをはじめ、ヘッドホンアンプやUSB DACにも力を入れ、若いユーザーの開拓に乗り出している


瑞鳴(スイメイ)音楽を主宰する葉雲川氏。日本でも知名度が高まってきているレーベルで最近では、日本のアーティストが参加したジャズの新譜も発売


会場ではアナログ再生をヘッドホンで楽しむための提案も多く見られた

真空管アンプを手掛ける台湾のオーディオブランドArte Forma Audioのブースに展示されたTIEN Audioのアナログプレーヤ―。台湾で若者を中心に人気のブランド


オーディオテクニカのブースでもアナログプレーヤー「AT-LP1240USB」が展示されていた

オーディオテクニカでは本格ヘッドフォンアンプ「AT-HA5050H」も展示。USB入力装備でDSD128まで対応可能


Junolabブランドではヴァイオリン・スピーカーが多数展示。ヴァイオリン自体はスーパートゥイーター的な役割をするという。取り外せば楽器として演奏できるという


ドイツやイスラエルを中心に世界的に展開するオーディオブランド、PUREAUDIO PROJECTのブースでは、同社のオープンバッフル型スピーカー「Trio5」を珠海市のオーディオブランドLine Magneticの845球A級プリメインアンプ「LM-219A」でドライブしていた


オープンバッフル型スピーカー「Trio5」の背面。台湾のスピーカーユニットメーカー、Tang Band社の8インチフルレンジユニットと、PureAudioProjectオリジナルの15インチウーファー「 OB-A15se」と「 OB-A15neo」を搭載


広東省の佛山に拠点を置くamari acousticsからは超音波式の自動レコードクリーナーが登場

amari acousticsの巨大なモーターユニットを搭載したベルトドライブ式アナログプレーヤー「LP-82」


ショウの会場ではLPを販売するコーナーも出展され、盛況を博していた


珠海市のオーディオブランドLine Magneticの新型プリメインアンプ「LM-508IA」。300Bと805のパラプッシュプル構成を採用している


天津市に拠点を置くトランス専業メーカーが手掛けるRaphaeliteブランドの、スマートな仕上げの真空管アンプ「CS2A」。2A3を使用したシングルエンドのプリメイン


湖南省にある真空管の製造ブランド、PSVANEの300B


天津市の真空管ブランドFull musicの代表である周心建氏。同氏の長年にわたる経験をもとに1998年に創業。以来、各メーカーより高い信頼性を得てきている


台湾のオーディオブランド、KINGFROM AUDIO(谷津音響)の新製品はDAC内蔵型パワーアンプ「Q-23」


日本ではカインラボラトリージャパンが取り扱うQuinupブランドを手掛ける陳佛氏。コンパクトを超えたミニチュアサイズで質が高いオーディオ製品を手掛ける


Quinupの新製品はミニュチュアサイズのプリメインアンプとスピーカーシステム


日本のスピーカーブランドFalconもブースを構えてデモンストレーションを行う。日本への本格導入は今年からで、それ以前から中国のオーディオファンにも絶大な人気を得ているブランドだ


ドイツのMC Geeブランドも出展。プリ部に真空管を、パワー部にトランジスタを採用したプリメインアンプ「LEGEND」と同社のスピーカーによるコンパクトな組み合わせでデモンストレーションを行う。コンパクトなCDプレーヤーやアナログプレーヤーもセットで提案している


オーストラリアのスピーカーブランド、Rhyme Acousticsより登場したスピーカーシステム「DM330」。12インチのウーファーと5.25インチのミッド、リボントゥイーターを搭載した3ウェイ構成で、ブース内では同社最新のプリアンプ「DQ1」とパワーアンプ「Altitude 3600」で駆動していた


深川市に拠点を置くJasmine Audioから登場したアナログプレーヤー「TT-D200」。ベルトドライブ式でプラッターは磁気浮遊型。トーンアームはJelco製を搭載。作りも精度もかなりしっかりとした仕上がりだった


ドイツ、BLUEMENHOFER ACOUSTICS社のスピーカー「GenuinFS3MK2」。ユニークなホーン型のミッドハイを搭載しているのが特徴


台湾のMonitor Avoustic社が開発したグラウンディングプレート「MA-460Super」。アース対策の決定版として人気アイテムとなっているそうだ

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