将来への布石か?
<CES>TAD、限界ギリギリの小型化に挑んだコンセプトモデル「White Carat」
現地時間の2016年1月6日より、一般ブースの開放がスタートした2016 International CES。日本のハイエンドブランドとして世界各国で高い人気を誇るTADは毎年ブースを構え、開催地アメリカのオーディオファン達の注目を集めている。今年のCESでは、アメリカの人気オーディオブランドであるオーディオアルケミーと共同でブースを構えている。
そんな同社のブースでは、昨年のMunich HIGH ENDでも展示され話題を呼んでいたTAD-CE1の限定モデル(関連ニュース)を展示し、そのサウンドだけでなくプレミアムな仕様にも高い注目が集まっているが、もうひとつ、実に興味深いスピーカーが展示されていた。コンセプトモデル「White Carat」である。
White Caratは、同社のスピーカーエンジニア達が「TADのクオリティを維持したまま、どこまで小型化することができるか」というテーマのもとに研究開発の一環として誕生したモデルで、一から設計したという9cmのCSTドライバーと16cmのウーファーを搭載する。
エンクロージャーはTAD-CE1と似た形状だが、White Caratの「Bi-Directional ADSポート」には鏡面仕上げのステンレスを採用。パールホワイトのエンクロージャーの仕上げや、鏡面仕上のステンレスとアクリルからなるスピーカースタンドとあいまって、まるで室内にスピーカーユニットが浮かんでいるようなイメージを見事に作り出している。
このWhite Caratのデモは、ブース内の扉で仕切られた12畳ほどの部屋で実施。そのサウンドを聴いた来場者や取材陣からは驚愕の声も挙がっている、そのサイズからは考えられないほどのパフォーマンスで高い注目を集めている。
TADといえば、どちらかといえば大型のスピーカーやアンプというイメージが強かったが、このコンセプトモデルはTADの全く新しい方向性を示唆しているのかもしれない。
なお、White Caratとはあくまでもコンセプトモデルのため、製品化の予定はない。しかしながら車のコンセプトモデルと同様に、その開発で培われた技術がその後の何らかの製品に反映されていく可能性は存分にある。
White Caratは次なるTADのニューモデルの布石なのか。2016年もTADの展開から目が離せないだろう。
そんな同社のブースでは、昨年のMunich HIGH ENDでも展示され話題を呼んでいたTAD-CE1の限定モデル(関連ニュース)を展示し、そのサウンドだけでなくプレミアムな仕様にも高い注目が集まっているが、もうひとつ、実に興味深いスピーカーが展示されていた。コンセプトモデル「White Carat」である。
White Caratは、同社のスピーカーエンジニア達が「TADのクオリティを維持したまま、どこまで小型化することができるか」というテーマのもとに研究開発の一環として誕生したモデルで、一から設計したという9cmのCSTドライバーと16cmのウーファーを搭載する。
エンクロージャーはTAD-CE1と似た形状だが、White Caratの「Bi-Directional ADSポート」には鏡面仕上げのステンレスを採用。パールホワイトのエンクロージャーの仕上げや、鏡面仕上のステンレスとアクリルからなるスピーカースタンドとあいまって、まるで室内にスピーカーユニットが浮かんでいるようなイメージを見事に作り出している。
このWhite Caratのデモは、ブース内の扉で仕切られた12畳ほどの部屋で実施。そのサウンドを聴いた来場者や取材陣からは驚愕の声も挙がっている、そのサイズからは考えられないほどのパフォーマンスで高い注目を集めている。
TADといえば、どちらかといえば大型のスピーカーやアンプというイメージが強かったが、このコンセプトモデルはTADの全く新しい方向性を示唆しているのかもしれない。
なお、White Caratとはあくまでもコンセプトモデルのため、製品化の予定はない。しかしながら車のコンセプトモデルと同様に、その開発で培われた技術がその後の何らかの製品に反映されていく可能性は存分にある。
White Caratは次なるTADのニューモデルの布石なのか。2016年もTADの展開から目が離せないだろう。