Windowsへのサインイン不要などで外部影響を低減
Windows用のDSD 11.2MHz対応音楽再生ソフト「HYSOLID」の操作アプリにAndroid版
コンポーネントデザインは、Windows向けの音楽再生ソフト「HYSOLID(ハイソリッド)」について、コントロールアプリのAndroid版を2月12日より無料提供する。
HYSOLIDは、Windows用の再生エンジンソフトと、スマートフォン用のコントロールアプリで動作する製品で、Windowsパソコン内の音源を、スマートフォンから選択、再生ができる。Windowsのサインアウト環境で実行できるようにするなど、外部からの影響を最小限に抑える配慮によって高音質化を図っている。
再生エンジン(Windowsソフト)とiPhone版のコントロールアプリはすでに提供中で、今回新たにAndroid版の提供が開始された格好。再生エンジンソフトは公式サイトから、コントロールアプリはGoogle PlayおよびApp Storeからダウンロードできる。
再生エンジンソフトはPCM(WAV/FLAC)の44.1kHz〜384kHzとDSD(DSF)の2.8MHz〜11.2MHzに対応。DSDIFF(.dff)ファイルは対応準備中。ASIOとWASAPI(排他モード)の両方に対応しているほか、再生中の音源の仕様とDACの動作モード(サンプリングレートとビット深度)を確認することなどもできる。
同社では音楽再生ソフトに要求されるのは「PCに対する負荷を可能な限り低くし、低ノイズ再生を目指す」ことであると考え、これをHYSOLIDの開発コンセプトにしたと説明。全体のソフトウェア構造の設計から細かなデータ操作に至るまで、この単純なコンセプトをストイックに追求して開発したという。
一般的なソフトのようにWindowsにサインインすることを必要とせずに使用可能。他のソフトウェアの影響をできる限り回避するために、PCの電源ONで使えるように設計した。
スマホアプリで操作を完結できるよう設計。これにより、他のソフトウェアのようにPC上のユーザーインターフェイス(画面表示や画面操作)から発生するPC負荷を低減している。
スマホアプリとWindowsソフト間の連携は、DLNAやHTTP等の一般的な方式やプロトコルを避け、PCの負荷低減を最優先に設計したオリジナルの双方向プロトコルを採用したとのこと。さらに通信データそのものもコンパクトに設計しているという。
なお通信データ上のデータ形式は、Windows上のソフトウェアが最も低負荷で扱えるように、文字はUTF-16、数値はリトルエンディアンを採用している。
音源データをファイルから読み出し、DACのドライバに引き渡すまでのロジック部分を同社では「再生コア」と呼び、これを精密に実装することで音質に配慮。一般的なソフトウェア開発で重視される可読性の確保や、実装規模の低減などの要素をあえて後回しにし、再生コアがPCに与える負荷を最小にすることを優先した。
また、音源データの読み込みにおいて、OSによる読み込みバッファを使わずに、再生ソフトのメモリに直接読み込む方式を採用。これにより音源データ読み込み時のPC負荷の低減を図っている(対象はローカルストレージを使ったWAV・DSD再生)。
HYSOLIDは、Windows用の再生エンジンソフトと、スマートフォン用のコントロールアプリで動作する製品で、Windowsパソコン内の音源を、スマートフォンから選択、再生ができる。Windowsのサインアウト環境で実行できるようにするなど、外部からの影響を最小限に抑える配慮によって高音質化を図っている。
再生エンジン(Windowsソフト)とiPhone版のコントロールアプリはすでに提供中で、今回新たにAndroid版の提供が開始された格好。再生エンジンソフトは公式サイトから、コントロールアプリはGoogle PlayおよびApp Storeからダウンロードできる。
再生エンジンソフトはPCM(WAV/FLAC)の44.1kHz〜384kHzとDSD(DSF)の2.8MHz〜11.2MHzに対応。DSDIFF(.dff)ファイルは対応準備中。ASIOとWASAPI(排他モード)の両方に対応しているほか、再生中の音源の仕様とDACの動作モード(サンプリングレートとビット深度)を確認することなどもできる。
同社では音楽再生ソフトに要求されるのは「PCに対する負荷を可能な限り低くし、低ノイズ再生を目指す」ことであると考え、これをHYSOLIDの開発コンセプトにしたと説明。全体のソフトウェア構造の設計から細かなデータ操作に至るまで、この単純なコンセプトをストイックに追求して開発したという。
一般的なソフトのようにWindowsにサインインすることを必要とせずに使用可能。他のソフトウェアの影響をできる限り回避するために、PCの電源ONで使えるように設計した。
スマホアプリで操作を完結できるよう設計。これにより、他のソフトウェアのようにPC上のユーザーインターフェイス(画面表示や画面操作)から発生するPC負荷を低減している。
スマホアプリとWindowsソフト間の連携は、DLNAやHTTP等の一般的な方式やプロトコルを避け、PCの負荷低減を最優先に設計したオリジナルの双方向プロトコルを採用したとのこと。さらに通信データそのものもコンパクトに設計しているという。
なお通信データ上のデータ形式は、Windows上のソフトウェアが最も低負荷で扱えるように、文字はUTF-16、数値はリトルエンディアンを採用している。
音源データをファイルから読み出し、DACのドライバに引き渡すまでのロジック部分を同社では「再生コア」と呼び、これを精密に実装することで音質に配慮。一般的なソフトウェア開発で重視される可読性の確保や、実装規模の低減などの要素をあえて後回しにし、再生コアがPCに与える負荷を最小にすることを優先した。
また、音源データの読み込みにおいて、OSによる読み込みバッファを使わずに、再生ソフトのメモリに直接読み込む方式を採用。これにより音源データ読み込み時のPC負荷の低減を図っている(対象はローカルストレージを使ったWAV・DSD再生)。
関連リンク