A10は同社初のアナログ出力搭載モデル
<HIGH END>Aurenderのネットワークプレーヤー「A10」/AURALiCから新たにRoonReady機
今回の「HIGH END 2016」ではアナログ関連の出展が昨年以上に増えていたが、一方で最先端のデジタルオーディオ領域においても様々な新製品が披露されていた。本項では、AurenderおよびAURALiCの新製品についてお伝えしていきたい。
■Aurender初のネットワークプレーヤー「A10」
Aurenderは同社初となるアナログ出力搭載の“ネットワークプレーヤー”「A10」を出展した。HDD内蔵ネットワークトランスポートの先駆けである同社は、これまで「W10」や「N10」などデジタル出力のみを備えたモデルをラインナップしてきたが、アナログ出力を備えた「ネットワークプレーヤー」を手がけるのは今回が初めてとなる。
本体には再生時の読み出し用に容量120GBのSSDを、音源の保存用に容量2TBのHDDを内蔵。そしてデジタル部はN100Hの構成を踏襲しているとのこと。DAC部はディスクリート構成リニアレギュレーターを備えたデュアル・モノラル構成で、AKM製「AK4490」を2基搭載する。384kHz/32bit PCMや5.6MHz DSDの再生をサポートしている。アナログ出力はXLRバランス端子とRCAアンバランス端子を備えている。
デジタル出力も可能で、USB-DACと接続が可能なUSB-A端子を背面に備える。低ノイズ化を図った専用設計のUSB端子で、バスパワー駆動のUSB-DACとの組み合わせでもノイズを抑えた伝送が可能だとしている。FPGAベースのデータ・リクロッキング・システムも備えており、再生時のジッターを大幅に低減することができるという。
電源には、フル・リニア電源を採用している。また、ストレージ/デジタル回路用/デュアルDAC用に、合計4基の独立したトロイダルトランスを備えている。
TIDALやQobuzなどのロスレス音楽ストリーミングの再生にも対応。これらを統合した独自のコントロールアプリ「Aurender Conductor App」から操作を行うことができる。
本機は北米などでは2016年の8月から9月頃に登場予定。日本への導入も2016年秋頃を見込んでいるとのことだった。
■AURALiCからはWi-Fi内蔵/RoonReadyの「ALTAIR」が登場
AURALiCは、Wi-FiやBluetoothなどのワイヤレスオーディオをフィーチャーしつつ、ハイレゾやストリーミングをはじめ最新のデジタルソースを網羅したネットワークプレーヤー「ALTAIR」を出展した。
ネットワーク再生は、DLNA/UPnP対応に加えてRoonReadyでもある。TIDALやQobuzのロスレスストリーミング、インターネットラジオ、AirPlay、Bluetoothもサポートしている。それぞれ有線/無線LANでの再生が可能だ。
その他、デジタル入力としてUSB-B(PC)、USB-A(ストレージ)、AES/EBU、同軸、光を搭載。本体内にストレージを内蔵しての再生にも対応しているとのこと。
アナログ出力はバランスXLRとアンバランスRCAを搭載。USB-DACへのデジタル出力も備えている。本体前面にはヘッドホン端子も搭載する。
対応ファイルはWAV、AIFF、FLAC、ALAC、DSF、DIFFなどで、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDの再生も可能。コントロールは同社製アプリ「Lightning DS」をはじめ、UPnPやOpenHome対応のアプリからも操作が可能となっている。
■Aurender初のネットワークプレーヤー「A10」
Aurenderは同社初となるアナログ出力搭載の“ネットワークプレーヤー”「A10」を出展した。HDD内蔵ネットワークトランスポートの先駆けである同社は、これまで「W10」や「N10」などデジタル出力のみを備えたモデルをラインナップしてきたが、アナログ出力を備えた「ネットワークプレーヤー」を手がけるのは今回が初めてとなる。
本体には再生時の読み出し用に容量120GBのSSDを、音源の保存用に容量2TBのHDDを内蔵。そしてデジタル部はN100Hの構成を踏襲しているとのこと。DAC部はディスクリート構成リニアレギュレーターを備えたデュアル・モノラル構成で、AKM製「AK4490」を2基搭載する。384kHz/32bit PCMや5.6MHz DSDの再生をサポートしている。アナログ出力はXLRバランス端子とRCAアンバランス端子を備えている。
デジタル出力も可能で、USB-DACと接続が可能なUSB-A端子を背面に備える。低ノイズ化を図った専用設計のUSB端子で、バスパワー駆動のUSB-DACとの組み合わせでもノイズを抑えた伝送が可能だとしている。FPGAベースのデータ・リクロッキング・システムも備えており、再生時のジッターを大幅に低減することができるという。
電源には、フル・リニア電源を採用している。また、ストレージ/デジタル回路用/デュアルDAC用に、合計4基の独立したトロイダルトランスを備えている。
TIDALやQobuzなどのロスレス音楽ストリーミングの再生にも対応。これらを統合した独自のコントロールアプリ「Aurender Conductor App」から操作を行うことができる。
本機は北米などでは2016年の8月から9月頃に登場予定。日本への導入も2016年秋頃を見込んでいるとのことだった。
■AURALiCからはWi-Fi内蔵/RoonReadyの「ALTAIR」が登場
AURALiCは、Wi-FiやBluetoothなどのワイヤレスオーディオをフィーチャーしつつ、ハイレゾやストリーミングをはじめ最新のデジタルソースを網羅したネットワークプレーヤー「ALTAIR」を出展した。
ネットワーク再生は、DLNA/UPnP対応に加えてRoonReadyでもある。TIDALやQobuzのロスレスストリーミング、インターネットラジオ、AirPlay、Bluetoothもサポートしている。それぞれ有線/無線LANでの再生が可能だ。
その他、デジタル入力としてUSB-B(PC)、USB-A(ストレージ)、AES/EBU、同軸、光を搭載。本体内にストレージを内蔵しての再生にも対応しているとのこと。
アナログ出力はバランスXLRとアンバランスRCAを搭載。USB-DACへのデジタル出力も備えている。本体前面にはヘッドホン端子も搭載する。
対応ファイルはWAV、AIFF、FLAC、ALAC、DSF、DIFFなどで、384kHz/32bit PCMや11.2MHz DSDの再生も可能。コントロールは同社製アプリ「Lightning DS」をはじめ、UPnPやOpenHome対応のアプリからも操作が可能となっている。
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