LPレコードもクライオ処理。SQIのサービスが6月28日(火)に実施

公開日 2016/06/20 12:25 季刊・オーディオアクセサリー編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)サウンドクォリティーアイは、オーディオに適した独自のクライオ処理であるEXC(エクセレント・クライオ処理)のサービスを行っている。そんな同社が、2カ月に1回の割合で行っているクライオ処理サービス、テクニカルクーパーレーション(Technical Cooperation)「EXC-BASIC-T」が、6月28日(火)に実施されることになった。

クライオ処理したい製品を専用のクライオコンテナ(S、M、Lの3種類)に入れて返送するのみ

LPレコードのクライオ処理サービスも実施中

EXC-BASIC-Tとは、簡便な液体法ではなく高度なガス法を採用。処理の工程は冷却工程(部材の熱を取り除く工程)、沈静工程(原子の移動を行わせる工程)、除冷工程(極低温状態から常温に戻す工程)からなり、この3工程を1日(24時間)かけて行う。

このクライオ処理サービスは販売店や商社、企業がオリジナル製品を製作するために協力するもの。発注の流れとしては、(株)サウンドクォリティーアイより専用クライオコンテナ(S/M/Lの3種類)とマニュアルを用意が送付されるので、このコンテナにクライオ処理したい製品を入れて送付するのみ。

現在はオーディオ機器の輸入商社をはじめ、ギター関連のパーツ卸、製造商社、ギター・ベースの製造メーカー、ホームオーディオ販売店、カーオーディオ販売店、ベンツ、BMW等の高級欧州車販売店等が利用しているという同サービス。最近ではLPレコードの処理も実績があるという。

コンピューターによる厳密な温度管理のもとで行うEXC処理はクラスターがきちっと揃い、信号の流れが一気に向上するという。申し込み等は下記の(株)サウンドクォリティーアイのホームページからアクセスしていただきたい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE