同社のパワーアンプと組み合わせて更なる音質向上
スペック、ラインプリ「RPA-P5」とプリメイン「RSA-G1」
スペック(株)は、ラインプリアンプ「RPA-P5」を7月下旬に、プリメインアンプ「RSA-G1」を8月下旬に発売する。価格はRPA-P5が450,000円(税抜)、RSA-G1が380,000円(税抜)となる。
RPA-P5は、RCA入力3系統、XLR入力2系統の音楽信号をセレクトする、小型でシンプルなラインプリアンプ。出力はRCAを3系統、XLRを1系統装備し、「モノラルパワーアンプを複数使う場合に威力を発揮する」としている。
本機は4つのアンプブロックで構成され、アナログ電子ボリュームを各チャンネルに1個ずつ採用することによりセパレーションの向上を図ったとのこと。高精度の固定抵抗を電子スイッチで切り替えるもので、音量の大小によっての音質変化は生じないとしている。
セレクターには信頼性が高いという通信機用のロータリースイッチを採用。入力信号をリレーを使わず強固な機械接点で選択することにより、元信号に忠実で純度の高い信号出力を可能にするとのこと。
加えて、「ウルトラファースト・リカバリー・ダイオード」を採用。これによって高周波ノイズが極めて小さくクリーンな電源とすることで、滑らかな音質を作り出すという。電源のコンデンサーには、ニチコン製「響一」を搭載している。
また、同社が以前発売したパワーアンプ「RPA-W5ST」と組み合わせて使用する「MAXモード」も装備。音楽信号のレベルを絞らずパワーアンプまで伝送するシステムを構成し、RPA-W5STの音質をより一層高められるとしている。
同モードでの音量調整は、RPA-W5STに埋め込まれたアナログ電子ボリュームを調整。そのためのコントロール出力端子は3系統を装備しており、3台のRPA-W5STを同時にコントロールできる。付属のリモコンで調整可能。出力端子は、その他XLR1系統を装備。
筐体にはスプルース材と楓材のハイブリッドでサイドウッドパネルを構成、シャーシの振動を減衰させるとしている。
外形寸法は350W×95H×375Dmm、質量は8.0kg。
RSA-G1は、同社のパワーアンプ「RPA-W5ST」の設計を元に、サイドパネル・インシュレーターにスプルース材アンダーベースを追加採用した新構造を採用。
通常の半導体アンプの3倍もの電源利用効率(最大出力時96%)のPWMスイッチングデバイスと、高品質スイッチング電源システムを搭載。スピード感あふれるサウンドの実現を目指したとのこと。
底面にオーストリア産スプルース材を採用。楽器の倍音などを再現し楽器そのもののような自然な響きと余韻を表現するという。また、熱も殆ど発生しないため、シャーシ密閉度も高いとしている。
最大出力は100W×2(4Ω)、再生周波数帯域は10Hz〜30kHz±1dB(6Ω、1W)、高調波歪率は0.02%(1kHz、80%出力時)。
ライン入力端子はXLR2系統とRCA3系統、スピーカー端子は1系統を装備する。外形寸法は4800W×110H×375Dmm、質量は9.0kg。
RPA-P5は、RCA入力3系統、XLR入力2系統の音楽信号をセレクトする、小型でシンプルなラインプリアンプ。出力はRCAを3系統、XLRを1系統装備し、「モノラルパワーアンプを複数使う場合に威力を発揮する」としている。
本機は4つのアンプブロックで構成され、アナログ電子ボリュームを各チャンネルに1個ずつ採用することによりセパレーションの向上を図ったとのこと。高精度の固定抵抗を電子スイッチで切り替えるもので、音量の大小によっての音質変化は生じないとしている。
セレクターには信頼性が高いという通信機用のロータリースイッチを採用。入力信号をリレーを使わず強固な機械接点で選択することにより、元信号に忠実で純度の高い信号出力を可能にするとのこと。
加えて、「ウルトラファースト・リカバリー・ダイオード」を採用。これによって高周波ノイズが極めて小さくクリーンな電源とすることで、滑らかな音質を作り出すという。電源のコンデンサーには、ニチコン製「響一」を搭載している。
また、同社が以前発売したパワーアンプ「RPA-W5ST」と組み合わせて使用する「MAXモード」も装備。音楽信号のレベルを絞らずパワーアンプまで伝送するシステムを構成し、RPA-W5STの音質をより一層高められるとしている。
同モードでの音量調整は、RPA-W5STに埋め込まれたアナログ電子ボリュームを調整。そのためのコントロール出力端子は3系統を装備しており、3台のRPA-W5STを同時にコントロールできる。付属のリモコンで調整可能。出力端子は、その他XLR1系統を装備。
筐体にはスプルース材と楓材のハイブリッドでサイドウッドパネルを構成、シャーシの振動を減衰させるとしている。
外形寸法は350W×95H×375Dmm、質量は8.0kg。
RSA-G1は、同社のパワーアンプ「RPA-W5ST」の設計を元に、サイドパネル・インシュレーターにスプルース材アンダーベースを追加採用した新構造を採用。
通常の半導体アンプの3倍もの電源利用効率(最大出力時96%)のPWMスイッチングデバイスと、高品質スイッチング電源システムを搭載。スピード感あふれるサウンドの実現を目指したとのこと。
底面にオーストリア産スプルース材を採用。楽器の倍音などを再現し楽器そのもののような自然な響きと余韻を表現するという。また、熱も殆ど発生しないため、シャーシ密閉度も高いとしている。
最大出力は100W×2(4Ω)、再生周波数帯域は10Hz〜30kHz±1dB(6Ω、1W)、高調波歪率は0.02%(1kHz、80%出力時)。
ライン入力端子はXLR2系統とRCA3系統、スピーカー端子は1系統を装備する。外形寸法は4800W×110H×375Dmm、質量は9.0kg。
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