最上位モデルOPUSの技術を搭載

TRANSPARENT、“Generation 5”シリーズの電源ケーブル「RPC/XLPC」

公開日 2016/07/06 11:12 編集部:川田菜月
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アクシス(株)は、TRANSPARENTのオーディオケーブル“Generation 5”シリーズの電源ケーブル「RPC(Reference Power Cord)」「XLPC(XL Power Cord)」を2016年7月に発売する。ラインナップは以下のとおり。

XLPC(上)/RPC(下)

・「RPC 2(Reference Power Cord)」¥132,000(税抜/2.2m)
 ※1m延長ごとに15,000円(税抜)
・「XLPC 2(XL Power Cord)」    ¥280,000(税抜/2.2m)
 ※1m延長ごとに40,000円(税抜)

本製品は、同社の最上位モデル「OPUS」の開発で得られた技術を用いて、従来モデル「RPLMM2X」「PLMM2X」のアップグレードモデルとして開発された電源ケーブル。

いずれのモデルも導体は、純度99.999%のOFHC銅線を複数撚り束ね、一本当たり10AWGの極太導体に成形。各線の隙間には絶縁マテリアルを充填するなどして、物理的安定性を強化した。また、電磁ノイズを低減するフィルター・ネットワーク・モジュールを搭載。高密度な導体によるノイズキャンセリング効果と相まって、電磁ノイズをより低減するとのこと。

なお、XLPC 2とRPC 2で導体構成は同様だが、XLPC 2は絶縁マテリアルの構成がより複雑になっているため、ケーブル径もこちらが一回り太くなっている。フィルター・ネットワーク・モジュールについても上位機XLPC 2の方がより性能が高く、サイズも大きくなっている。

独自のネットワークをコードの途中に搭載

また、フィルター・ネットワーク・モジュールの性能を最大限発揮させるため、これを納めるハウジング内部にはエポキシ系制振材を充填。これにより回路のメカニカル・レゾナンスを抑えるという。アウターシェルにはCFRP(Carbon Fiber Reinforced Polymer)を採用し、非共振性をリーズナブルなコストで実現したとしている。

プラグ/コネクター部

プラグ/コネクターの各ターミナルの接点は、特殊な銅フェルールによって高圧クランプすることで導体と一体化され、電気的な整合性と安定化を図っている。ターミナル自体にも新素材を採用。銅の含有率が通常よりも数段高いブラスに厚い金メッキを施すことで、耐久性と強靱さを実現した。

ハウジングには一般的なガラスの250倍以上の衝撃強度を持つと言われるポリカーボネート素材を採用。上皮には特別なソフト・ダンピング加工を施し、耐振能力を高めたとのこと。ターミナル構造、プラグ/コネクターについては、両モデル共通となっている。

【問い合わせ先】
アクシス(株)
TEL/03-5410-0071

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  • ジャンル電源ケーブル
  • ブランドTRANSPARENT
  • 型番RPC(Reference Power Cord)
  • 発売日2016年7月予定
  • 価格132,000円(税抜/2.2m)
【SPEC】●長さ:2.2m ※1m延長ごとに15,000円(税抜)
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  • 型番XLPC(XL Power Cord)
  • 発売日2016年7月予定
  • 価格280,000円(税抜/2.2m)
【SPEC】●長さ:2.2m ※1m延長ごとに40,000円(税抜)