“10年間で最も大きなアップデート”の効果は?

【TIAS】リン、新DAC採用のKLIMAX DS/3登場。旧モデルとの比較試聴も実施

公開日 2016/09/30 19:17 編集部:小澤 麻実
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本日から10月2日まで東京国際フォーラムで開催中の「2016東京インターナショナルオーディオショウ」。6階 G603/604のリンジャパンのブースには、先日発表されたLINNのネットワークプレーヤー「DS」の新フラグシップモデル「KLIMAX DS/3」「KLIMAX DSM/2」が早速登場。比較試聴なども行うことができた。

上が新モデル、下が旧モデル。外観は共通

発表されたばかりの新モデルということで、多くの来場者が足を運んだ

「KLIMAX DS/3」は単体ネットワークプレーヤー、「KLIMAX DSM/2」は加えてプリアンプ機能やHDMI入力も搭載したモデル。発売10年目を迎えるDSシリーズにおいて、これまでで最も大きいアップグレードを行ったという。最大の特徴は、第4世代となる新DACアーキテクチャー「KATALYST」の採用だ。D/A変換におけるアナログ信号において非常に重要になるという、基準電圧の安定化を徹底。これにより、一振幅偏差を排除した音声信号の生成が可能になったとのこと。

新「KLIMAX DS/3」「KLIMAX DSM/2」の基板。AKM製DAC搭載「KATALYST」を採用している。基板の強度を上げるため凹凸の加工が施されている

KATALYSTには、AKMのフラグシップDAC「AK4497」(関連ニュース)が採用されている。採用にあたっては各社のDACを持ち寄って検討・試聴を行ったが、基準電圧を設定可能であることなど最も優れていたのがAK4497だったとのことだ。

比較用に旧モデルの基板も展示されていた

比較試聴は毎時0分ごとに行われており、多くの来場者が詰めかけた。新旧モデルの違いは一聴して分かるほど圧倒的。ぜひご自身の耳で確かめてみていただきたい。

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