レコード洗浄機の小型版も参考出展

【TIAS】ソナス新スピーカーや監修ヘッドホン登場/KLAUDIOからリニアトラッキング・トーンアーム

公開日 2016/09/30 20:33 編集部:小澤 麻実
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本日から10月2日まで東京国際フォーラムで開催中の「2016東京インターナショナルオーディオショウ」。G402のノアブースでは、ソナス・ファベールの新スピーカー「Venere Signature」などを出典。G403のアーク・ジョイアブースでは、ソナス関係者が手掛ける新ブランド「PRYMA」のヘッドホンが登場していた。

ノア

「Venere Signature」はVenereシリーズの最上位機種となる3ウェイ・フロア型スピーカー。ライラ(竪琴)にインスピレーションを受けたというキャビネットは、平行面を廃することで共振や固有振動を抑制する。既存モデルの「Venere 3.0」と比較し、キャビネット容積は約40%増した。製品の詳細はこちら

Venere Signature

大口径のホーン型バスレフレックス・ポートをキャビネット底面に用意

また、ノアブースではKLAUDIOの全自動レコードクリーナー「CLN-LP200」の小型モデル「CLN-LP200S」も参考出展。こちらは洗浄剤のタンクを外付けにすることで、本体の小型・軽量化を実現したもの。価格は未定だが、早ければ年内には発売できるのでは、とのことだった。

全自動レコードクリーナーの小型モデル「CLN-LP200S」

リニアなトラッキングを実現するという「Phono Tonearm」も参考出展

KLAUDIOからはそのほかにも「Phono Tonearm」も参考出展されていた。カートリッジを接続する部分と土台の部分にサスペンションを設けており、リニアなトラッキングを実現するという。実際の動きは以下の動画をご覧いただきたい。



そのほか、Pear audioのアナログプレーヤー2モデルも参考出展されていた。

Pear audioのアナログプレーヤー



アーク・ジョイア

アーク・ジョイアのブースでは、先日取扱を開始したPRYMAのヘッドホン「PRYMA 01」(関連ニュース)などを出展していた。

アーク・ジョイアのブース

「PRYMA 01」

PRYMAはソナス・ファベールと同グループ。「PRYMA 01」はソナスが製造・監修を行っており、本体にも「Sonus Faber」と刻まれている。

ソナス・ファベールが製造・監修。ロゴも刻まれている

ハウジングは軽量で剛性に優れたアルミニウム素材がベース。カーボンプレートのタイプ2種類と、樹脂プレートタイプの5種類、合計7種類のバリエーションが用意されている。

カーボンとグロスというふたつのバリエーションが用意されている

ドライバーユニットにはSonus faberがチューニングを施したダイナミック型・φ40mmのもの。ヘッドバンドは高級ブランド ボッテガ・ヴェネタの鞄に使われているのと同じ皮革で、位置調整はバックルで留めるユニークなスタイル。カラーが6色用意されており、ヘッドバンドのみ購入することもできるので、自由なコーディネートが可能だ。

イヤーパッドはマグネット着脱式

今回は実際に音を聴けるモデルの用意はないが、9月20日以降、オーディオ専門店などで販売を行うとのことなので、ぜひショップでそのサウンドを確かめてみてほしい。

そのほか、VOXATIV初のプリメインアンプ「T-211 OT」も登場

ダニエル・ヘルツのプリアンプ「M9」なども試聴することができた

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