独自のアプローチで完成

光城精工、Force barシリーズの最終章「仮想現実アース」を発売

公開日 2016/12/14 11:59 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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(株)光城精工は、同社のKOJO TECHNOLOGYブランドから、Force barシリーズの最終章として、仮想現実アース機能を搭載した「Force barEP」の発売を開始した。価格は28,000円(税抜)。

KOJO TECHNOLOGYより新登場のバーチャル・リアリティ・アース「Force barEP」 28,000円(税別)

「Force barEP」 の構造図

オーディオシステムにおいて、いま最も注目すべきノイズ対策のひとつである仮想アース。同社は連結式電源ボックスであるForce barシリーズの最終章として、独自のアプローチでの仮想アース・システムを完成させた。

同社が提唱するジャンル名はバーチャル・リアリティ・アース(仮想現実アース)。「遠くのアースより近くのアース」をテーマとして、オーディオ機材の直近にアースを持ち込んで接地することで、より確実で高い効果を狙っている。


本機にはアースケーブルとして「RCAプラグ−丸端子ケーブル」と「丸端子−丸端子ケーブル」が各2mずつ付属する
「Force barEP」の構成素材は下記の通りで、内部抵抗を0オームに近づけるため、さまざまな素材をプレート状に組み合わさっている。

●トップカバー:ステンレス
●サブシャーシ/ボトムシャーシ:アルミ
●アースプレート:銅+真鍮(黄銅)+スチールの積層構造(6層)
●アースケーブル:RCAプラグ−丸端子ケーブル/丸端子−丸端子ケーブル

また、構造的にも従来のForce barシリーズは、供給される電源ラインのアース線と外筐が物理的にショーティングされているが、今回の「Force barEP」では、不要なアースループを避けるため、電源ラインのアース線と外筐を構造的に分離させている。これにより仮想現実アースに単独で接続することが可能になる。

なお、インレットと連結コンセントのアース端子部は、内部配線により接続されており、アースケーブルとして「RCAプラグ−丸端子ケーブル」と「丸端子−丸端子ケーブル」が各2mずつ付属。機器のボディや、RACの空き端子に接続して使用することができる。

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  • ジャンル電源機器
  • ブランドKOJO TECHNOLOGY
  • 型番Force barEP
  • 発売日2016年12月
  • 価格¥28,000(税抜)
【SPEC】<交流出力>●出力接続方法:連結コンセント1口●出力相数:単相2線アース付●出力周波数:50/60Hz●出力容量:1500VA●出力電圧:AC100V(定格AC125V)
<交流入力>●入力接続方法:インレット1口●入力相数:単相2線アース付き●入力周波数:50/60Hz●入力容量:1500VA●入力電圧:AC100V(定格AC125V)
<その他>●サイズ:56W×35H×233Dmm(連結コンセント含む)●質量:約950g●冷却方法:自然空冷●周囲温度:0〜40℃●相対湿度:10〜95%(結露なきこと)